九暗影


■キャラクター名:九暗影(くーあんいん)
■性別:女

キャラクター設定

魔人大学に通う留学生を名乗っているが、その正体は大陸出身の暗殺者であり、
賞金で国に残した幼い弟妹を養うためにトーナメントに身を投じた……
ここまでが表のカヴァー。

本名、飯田秋音。日本人。
経済産業省、資源エネルギー庁所属の国家刺客魔人。
端的に言えば、宮仕えの魔人エージェントである。
願いを叶える力、という甚大なエネルギー資源が国内で動く事態を受け、国のエネルギー政策として派遣が決定した。

役目は二つ。
エネルギーの運用に不適格と思われる候補者を、予選で排除すること。
もう一つは、マッチングが恣意的に組まれる第一回戦を利用し、本戦出場者の中の危険な願いを持ちうる者を脱落させること。

19歳。眼光鋭く、大人びた印象の顔立ちだが、サイドポニーだけが幼さを感じさせる。
身体能力は一般魔人を上回り、格闘魔人に譲る程度だが、
先天性でもあり、同時に後天性でもある、能力判断に追い付くだけの理外の反応速度が特筆すべきスペック。

武装は政府の支援により、携行火器であればある程度自由に入手可能。
ただし政府筋の人間であると露呈しないよう、裏社会での入手性の高い粗悪な武器が主。
切り札は対魔人マグナム弾である".357逆鱗弾"。
貫通力に優れ、再生型魔人でなければ致命傷を負わせることができるという。

趣味は料理。毎日余った能力使用回数をつぎ込み、最良の調理タイミングを模索してはラーニングしている。

特殊能力『フラガラッハの嚮導』

「Q1――○○○(知りたい内容)」のように心の中で念じると、即時に正確な解答が得られる能力。
解答は秋音自身の口から自動的に発せられ、必ず「はい」「多分そう」「分からない」「多分違う」「いいえ」の五択。
曖昧な質問だと中三つで返ってくる可能性が高まる。
傍から見ると急に「はい」とか「いいえ」とかだけ言い出す人に見える。

解答可能回数は一日十解で、日付が変わると回復する。

プロローグSS


予選結果



最終更新:2018年03月02日 01:58