”富嶽”のフジさん

■キャラクター名：”富嶽”のフジさん＜”とくめいきぼう”のふじさん＞
■性別：男性

キャラクター設定

中肉中背。見た目は４０代前半の冴えない風貌のおっさん
通称”フジさん”
暗部の仕事現場にふらりあらわれ、突貫工事で「事件」を「凪倒して」ふらり去っていく謎の人。
常にトレンチコートを身にまとっているのが特徴といえば特徴。
そのため、あのコロンボ見たいなひと―といえば関係者全員にああアイツかと通じる。

戦闘スタイルに関して―――

（業界内同業者の声）
「『神出鬼没』マジ『神出鬼没』。」
「投げ技主体って―――そっち系かよ！」
「いや、あんなのギャグ漫画でしか見たことねーよ。」
「ＧＯＤ＆ＤＥＡＴＨ（「ごっちゃんです」という意味の英語）」

その正体は―――？

古来より日本の国体維持のため暗躍する秘密結社『八咫烏』の実働メンバーであり、
国家の不始末から「世界の危機」まであらゆる暴威に対する最高戦力の一つ。
圧倒的膂力をもってあらゆる事件を薙ぎ払う国家暗部の切り札。

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「しかし、裏方のうちらが、そんな表の大会に堂々姿さらしちゃったりしていいんでしょうかねー？
前みたいにマスクして『マスク・ド・なんとかー』とかもなしでしょう。
え？上からのお達し？一体どちらさんかｒ…（プープープー、）あちゃー切れちゃったよ。
これどうすればいいんだっけ」

なお極度の機械音痴にして流行音痴で携帯電話の前でよくフリーズしている、もし難儀をしているのをみかけたら、助けてあげよう。飯とか奢ってくれるかもしれない。

「ふー、助かった、助かった。
いやね、うちのかみさんからもよく言われてたんですよ。貴方ほんとに不器用ね、いつも時代の流行にこう相当、乗り遅れてるわよ。ってね」

なお、そのかみさんとは死別している。―――結構前に。

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（関連組織及び人物）

◎秘密結社『八咫烏』
日本のＣＩＡともいわれる日本の暗部を支える謎の組織（通称：名前をいってはいけないあの組織）
その歴史は古く、創生は安陪の某ともいわれる。
設立目的は日本という国、国体の維持その一点のみにあり、そのためにはあらゆる非合法活動を厭わない。そして、それは現在も続いている。実働部隊には古来より戸籍を持たぬ者が存在し、本名年齢その他を一切なきままに闇の仕事に従事する。”富嶽”もまたその一例に当てはまる。

◎織瑠多・マリー
『八咫烏』暗部の長の一人。陰陽の系譜、織瑠多家の後継ぎとして祖父よりその任を受け継ぐ。表向きの立場として「織瑠多興信所」の所長を勤める。優秀だが、職務の重圧に耐えかねているのか常にヒステリー気味。１８歳。式神使い。魔人

◎月見ソウ
『八咫烏』暗部のサポート役。機械音痴のおっさんのナビから敵の能力分析まで一手に引き付ける才女。 ”富嶽”同様、戸籍なしタイプ。ただしこちらは普通の人間。見た目２０歳前後の美人。

特殊能力『富嶽百景・シキ繚乱』

「体感」を現実に置き換える能力。
身も凍る思いを感じれば、実際にその身は凍てつき、温かい気持ちになるとぽかぽかし、
怒天髪をつくと、髪がまさかのゴンさん化する。実に四季めぐる日本らしい能力。

ヒトの錯覚を利用し、それを現実化する能力ともいえ、物理法則を曲げてしまうほど
思い込みの激しい魔人に対しては、一般人より効果がより顕著となる。
現象化するが、あくまで「通常の物理現象ではない」ので氷漬け＝凍死とは即ならない、
心身が落ち着けば自然解凍する。ただし死んだと感じるとそのまま死んだままになって
しまうことがあるので注意が必要。

フジさんか対象者のいずれかがどちらかの姿を認識することで能力の効果が発動する。
発動条件は割とファジー。制約としてフジさんは日本を離れることができない。
効果範囲は日本国内。戦闘地形は国内扱いとする。