鋭き月の連理


■キャラクター名:鋭き月の連理(するどきつきのれんり)
■性別:両性

キャラクター設定

エプシロン王国王宮から脱走したサンプル花子の一体。七年前、秘密武装結社「SNS団」に滅ぼされた月面国家「月鏡国華」の王子の精神体が憑依している。彼の名が分け与えられ「連理」と名付けられた。非常に我が強く、一度決めたことは頑として譲らない性格の持ち主だが根っこの部分では素直。王宮から逃げ出していながら、ふたりして王女を慕う気持ちは非常に強い。 デフォルトのサンプル花子と比るとやや長身、月色と称される美しく波打つ髪と、胸元にぽっかり空いた空洞も明確な差異として挙げられる。サンプル花子に共通する雰囲気も抜け落ちており明確な違和感を感じさせる。戦闘の際はエプシロン王国近衛連隊謹製の軍服風ワンピースドレスに身を包む。これは見かけによらず、防弾・耐熱・抗酸化・対甲殻類処置が施された逸品である。 得物は、王子の心をすべて用いて作りだした心剣(下記参照)。フェム王女と謁見を果たし、この剣をどのような手段を用いてでも献上することがふたりの目的である。当然、王子とは永劫に別れることになるが双方が納得の上で今大会の優勝を目指している。

*心剣感情、情動、感動、衝動、など魂に類する心の一部を抜き取り実体化させることで物理に影響を及ぼす心理の剣。技術的には実に容易いもので、初心者でも三時間程度の講習を受ければ習得可能。強度は各人の心の強さに依存し、常人であるなら容易くへし折れる程度のものしか精製することは出来ない。心剣の損壊は心的外傷に直結し、最悪廃人と化す。 本人の肉体が滅びようとも残された心が折れない限りは不朽の刀剣としてそこに存在し続けるため、心剣を専門として蒐集するコレクターも数多い。 連理が胸元に納刀、抜刀する心剣は比較的オーソドックスな形態である日本刀状で銘は「麝香」。固有特性はこの世にあるすべての物理法則、そして魔人能力を用いたところでけして折れず、けして曲がらず、そしてよく切れる論理の剣でもあること。


特殊能力『空の鏡(エンプティ・ハート)』

「連理」に憑依している魔人の特殊能力。
便宜上、“彼”と呼称する魔人の死に伴い、精神を自身と最も似通った他者の元に複写する。
元々空っぽだった名もなき花子の心はこれによって埋められたことを機に、確固たる我を得ることになる。
この際『サンプル・シューター』は失われているが、他のサンプル花子に比べて身体能力は格段に跳ね上がっている。

プロローグSS


予選結果




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最終更新:2018年03月02日 02:06