弔崎ヒツギ


【 キャラクター名 】:弔崎ヒツギ(とむらいざきひつぎ)
【 性別 】:女


特殊能力 『火葬剣の女』

能力効果:刃(とヒツギが認識できる部分)を持つ武器に炎を纏わせる能力。この炎は通常の状態では熱を持たず、何ら物理的な影響を与えることはない。炎を纏った武器による攻撃で致命傷を与えたときに限り、炎は燃え移り、瞬時に相手を骨へと変える。致命傷であるか否かは、その時点の肉体の状態のみを参照して判定される。

能力原理:処刑人であるヒツギが見極めた死の境界を認識として押し付ける。纏う炎は能力名前の通り、火葬をイメージしたもの。


キャラクター設定

設定:生徒会の風紀委員会に所属する魔人。生徒会への背信行為を行った魔人を処理する処刑人として活動している。自分より技量の高い敵に対しては能力があまり有効でないため、ハルマゲドンでは雑兵の殲滅が主な役割である。ただし、回復・蘇生系能力を持つ魔人へのカウンター存在として働くこともある。

外見情報:あまり手入れをしていない紺色の長髪(夏場には短くすることもある)。厚めの唇にピンクのルージュ、服装はパンツスタイルを好む。武器は状況に応じて使い分けるが、剣先が鎌のような形をした独特な大剣を使うことが多い。


プロローグ

弔崎ヒツギには死の境界が見える。

長きにわたる生徒会と番長グループの抗争の中、弔崎ヒツギは数多くの裏切り者を処刑してきた。

処刑の回数を重ねるごとに、身体に染み込んでいく生命の失われる刹那の間隔。

だが、弔崎ヒツギは決して快楽殺人者ではない。

裏切り者が相手とは言え、死の苦痛への慈悲はある。

そんな想いの積み重ねは、息絶えるまでの刻を燃やし尽くす能力として結実した。

人呼んで”火葬剣の女”。

己の信じる秩序のために、弔崎ヒツギは今日も冥王に供物を捧げる。
最終更新:2017年01月08日 13:47