古巣多舌


【 キャラクター名 】:古巣多舌
【 性別 】:女性


特殊能力 『無慈悲な恩の徴税吏』

「多舌に対して恩を感じた」或いは
「多舌の行動によって利益を得た」事がある人物に対して【貸し】を作り
多舌がその【貸し】のある人物に対してなんらかの願いを申し上げる際に発動可能で
発動すると相手に対して強烈な「借りがあるから断りにくい」という感情を発生させる能力。

【貸し】は多舌に「恩を感じさせる」或いは「利益を得る」行動をする事によって返済できる。

相手に強制的に願いを聞き入れさせる力はないが、感情を発生させる効果は相手の精神に直接作用するものであり
例えどんな恩知らずな人間や「借りがあるから断りにくい」という概念を持たない者であっても
能力に曝されている間は「借りがあるから断りにくい」という後ろめたい気持ちを感じ続ける。

能力は多舌の願いを叶えるか、多舌が能力を解除するか、
別の手段で多舌の【貸し】を返済し帳消しにするまで効果は永続する。

また、願いを叶えて能力を解除した場合でも、その行動による返済で【貸し】が
帳消しになってなければ同じ対象に再び能力を使う事もできる。

【貸し】の増加は対象者の「恩を感じる」或いは「利益を得る」価値観に依存し
【貸し】の返済は多舌の「恩を感じる」或いは「利益を得る」価値観に依存する。


キャラクター設定

京都の魔人学園である聖洛(せいらく)女学院高等学校に通う女子高生

とても親切で困っている人を見つけるとすぐに人助けしようとする。
が、それは主に魔人能力の条件を満たすためであり割と
利己的な目的の為の行いだったりする。

外見は身長144cmと小柄、活発そうなショートカット
眉毛はやや細めでありながら濃くて、くっきりとしたぬばたまの眉である。

如何にも嘘つきっぽい名前だが、基本的に直接嘘で人を騙す事は嫌う。

鮎阪千夜という大阪から来たルームメイトの友人が居る。
千夜は入学してすぐに不慣れな新生活に困っているところを
多舌に色々と親切に接してもらい仲良くなったが、その頃は多舌の能力を知らなった為
多舌から膨大な【貸し】を作られてしまい、あらゆる願いを聞き入れなければいけない生活を送っている。

―――と、千夜は思っているし、最初の頃は実際にそうだったが
多舌は千夜との生活を繰り返し親交を深めるうちに千夜のちょっとした親切や
千夜自信が喜ぶような事を嬉しく感じるようになってしまい日常的に【貸し】を返済され
今は【貸し】はほぼ帳消しになっている。

京都出身京都在住であり京都弁を話す

ダンゲロスSSC2に登場した鮎阪千夜の友人であり
幕間SS「鮎阪千夜プロローグ改訂版」や鮎阪千夜のSS等に登場したが
プロローグに登場させようとしたが間に合わなくて幕間になったり
鮎阪千夜が全敗したという作者の不甲斐なさ故にそのどれもが正史でない為
ダンゲロスSSC2に登場したキャラと言っていいのか怪しい
最終更新:2017年01月08日 14:48