<名称不定・後ろの怪異>
■キャラクター名:名称不定・後ろの怪異(ウシロノカイイ)
■性別:不明
キャラクター設定
右代秀鳴は、怪異ハンターである。
たまに大学院生もやっている。25歳(一留)。
金と才能を持て余した道楽者で、全国を飛び回っては様々な怪異の噂を蒐集している。
それが自然科学や悪意の産物であればその実態を明らかにし、
それがオカルトや魔人の産物であればそのルールや能力を明らかにし、そして時には打倒する。
その筋では有名な趣味人。最近活動をまとめた本を出版した。
彼はくせっ毛をいじり、丸眼鏡を光らせて、今日も怪異を追っている。
怪異とは、怪しくて異なるものである。
幽霊だったり妖怪だったり、宇宙人や魔人やその能力や、それ以外のなにかだったりもする。
自然法則に反するそれらは、しかし独自のルールに則って動いている。
怪異ハンターは、それを解き明かすのである。
特殊能力『(それに名前をつければ怪異は終わる)』
名称不定・後ろの怪異は、怪異と呼ばれる存在である。少なくとも、そう目されている。
これは人を殺す怪異だが、その詳細は未だ判然としない。
ルールその1 それは後ろから迫ってくる怪異である。
ルールその2 追いつかれてはならない。それは追いつかれたものを殺す怪異である。
ルールその3 てはならない。それを れば なる。
ルールその4 ず特定の 。その
ルそ 5
最後のルール それに名前をつければ怪異は終わる。
――――怪異は、ルールを詳らかにし、その定義を明確にし、そして名前を与えればそれで終わる。
明らかにされた怪異は、ただ消費される娯楽に過ぎないのだ。
口裂け女を退ける呪文のように、こっくりさんを送り返す手順のように。
プロローグSS
最終更新:2018年06月30日 22:11