<ヨンマル氏>

■キャラクター名:ヨンマル氏(よんまるし)
■性別:不明

キャラクター設定

「存在感代理」と書かれた棒付きの人型板を引っ担いだ透明人間。経歴、正体は一切不明。『魔人闘宴劇』の開催を宣言した亜門洸太郎のもとにひっそりと現れて参加の打診を行った結果、敗北条件を設定した上での参加と相成った。氏の願いは「ヨンマル氏」名義で安全な生活拠点を得ること。是即ち、『一生遊んで暮らすための場所』である。
なぜ自身に不利になる条件を協議の上とはいえ同意したのか?その理由に関して、ヨンマル氏と亜門洸太郎の意見は一致している。
「面白くないから」だ。
試合にも可能な限りフェアな姿勢で臨みたいというささやかな矜持か。それとも氏が被る不利な条件なぞどうでもよいほどに賞金五十億円に目がくらんだか。
分かっている事は、ヨンマル氏の大会参加が「面白い」と認められた事だけだ。


  • 「存在感代理」
ヨンマル氏お手製の持ち歩く当たり判定。後述する敗北条件の為、頭の部分と左胸の部分が赤く塗られている。氏は闘宴劇開催中この板を常に持ち歩いていて良いものとする。ヨンマル氏は試合ごとに新しい板をDIYしているかもしれないし、面倒なので修復作業を運営に丸投げしているかもしれない。全ては氏の気分次第だ。

特殊能力『Not found』

能力内容を端的に述べれば、「都合のいい透明人間化」だ。ヨンマル氏からは生物や物体に干渉できて、逆に世界からヨンマル氏に危害を加える事は出来ない。無に攻撃をしても、それこそ無意味。「当たり判定の無い者に攻撃を当てる事は出来ない」からだ。ヨンマル氏に直接攻撃を行えるものはこの前提条件を覆す存在になるだろう。
とはいえ、着ている服や手にした道具は透明にならないので透明人間の真価を発揮するには少しの勇気と継続する度胸が必要になるらしい。


氏は大会参加の際、魔人闘宴劇運営本部との協議の上で自身の敗北条件を以下のように設定している。

  • 「存在感代理」の赤く塗られた部位二ヶ所のどちらかを破壊された時点でヨンマル氏の戦闘不能とみなす。
  • 「存在感代理」が戦闘領域から離脱した場合、ヨンマル氏の位置を問わず敗北とみなす。
  • 三時間の制限時間で決着がつかなかった場合、ヨンマル氏の敗北とみなす。
  • 試合開始時に「存在感代理」が試合場に現れなかった場合、ヨンマル氏の不戦敗とみなす。
  • この敗北条件は他の対戦者に開示されるものとする。(※)

(※この敗北条件をいつ知るか、そもそも知らないまま試合に臨むかの裁量は各選手に一任するものとする。)

プロローグSS




最終更新:2018年06月30日 22:22