<雨夜 鞘子>

■キャラクター名:雨夜 鞘子(あまや さやこ)
■性別:女性

キャラクター設定

殺し屋組織『空』の構成員。

『空』の存在を亜門 洸太郎自身は認識すらしていないが、
亜門グループの一幹部である松中 雄之助の実質的な配下であり、
実質的に亜門グループの末端に組み込まれていた。
鞘子は亜門グループの"敵"を影で始末してきた。

元々泡沫的な組織だった上に、内部での亀裂も走っている中、
今回の魔人闘宴劇(そして、それに伴う亜門グループの解散)が決定打となり、
『空』は存在を維持できない状態へと追い込まれている。

鞘は『空』のトップの指示により魔人闘宴劇に参戦する。


学校には通っていないが、本来であれば高校に通っているはずの年齢である。
街に溶け込むため、仕事の際も制服姿のことが多い。
少し癖のある黒髪ボブ。
生来無表情であるが、顔に出ないだけでそれなりに感情は持っている。

特殊能力『仕込み幻刀(ソード・ノット)』

手に触れたものを仕込み刀に変える能力。
例えば何の変哲もない傘が仕込み傘になる。
「実は刀身が仕込まれていそう」と鞘子が思えれば、その通りに仕込み刀に変えることができる。
刀身の長さや形状は、"刀身が埋まっていた"空間内の大きさに限るが、その制限内なら自由。

刀身は薄く青い透明色で、鋼鉄をも容易に切り裂く強度を持つ。強い!
能力の使用で特に体力を消費したりはせず、切れ味が低下したりもしない。

能力の対象となったものは、刀側と鞘側で分離することになるが、
刀を鞘に収めると元通りになる。

また、この分離では元の機能が損なわれることがない。
例えば電子製品に能力を使っても、分離していようとちゃんと電気は通ったまま。
バラバラの実みたいなイメージなんだけど、言いたいこと伝わってます…?

鞘子は、自身の能力の本質を、
刀を生み出す以上に分離であると考えている。

プロローグSS




最終更新:2018年06月30日 22:46