古太刀 六郎 (こだち ろくろう)


【 キャラクター名 】: 古太刀 六郎 (こだち ろくろう)
【 性別 】: 男性

特殊能力 『 パニック・ステーション 』

口頭で実況した物事を、その言葉のとおりに『誇張』する。
恐怖や驚愕を表現することで、現象をより強力に・大規模にすることもできる。

「強~烈な当たり!!」と言えば打球は常よりも伸び、
「まさしく人間戦車!!」と言えばその者の体はより重く強靭になり、
「なんということでしょう!」と言っておけば、だいたいの出来事は大ごとになる。

「これは立てそうにありません!」などと言えば、相手のダメージを誇張することもできるが、
現況にそぐわない、ただの「こうなってほしい」という願望を口にしても効力はない。

対象が自分の声、または生身の視線の届く範囲にあるときのみ有効。
一回一回の変化は、たとえば打球の伸びの例でいえば2割程度が限界。
一度誇張した現象を、重ねて実況していけば、加速度的に効果を高めることはできる。

キャラクター設定

丸いサングラスに縦ストライプのスーツ、蝶ネクタイを付けた小柄な男。
ヘッド部分が鮮やかな赤色をしたマイクを持っているが、
会場内外につながっているわけではなく、拡声器としての意味はない。

実家は代々、武田家お付きの実況者をしている古太刀家。
少年時に魔人覚醒してしまったため、家業を継ぐことはできなかった。
一流の実況者一族に伝わる秘拳、「南斗実況拳」の使い手である。

【南斗実況拳】
実況者が、いかなる激戦下でも実況を続けるため編み出された武術。
開祖は魔人ならぬ身で、20年にわたり御前試合の実況をつとめ
会場のほとんどが吹き飛ぶ惨事の中でも、斃れることなく舌技をふるったという。

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最終更新:2016年06月27日 21:23