熱月 雉鵠

基本情報

  • キャラクター名:熱月 雉鵠(テルミドール・じかん)
  • 性別:女性

特殊能力①『時計の中のワイルド・グース』

転校生以前の問題として狂った自分自身の時間感覚を自動補正する魔人能力。

客観的な経過時間を体内時計の調速機で変換し、外界で何千億年が経過していようが、実感としては「結構待たされるなー」程度で済ませる。
転校生特有の特徴も合わせて環境の変化に巻き込まれることもほぼなくなる。
雉鵠本来の固有能力であり、最も信頼する魔人能力。名付け直すまではこちらが「時を翔ける少女(Time×Girl=∞)」だった。

特殊能力②『雉時もぶたれちゃ居られまい』

時そのものをぶつのではなく、彼女の認識する登場人物をぶっ飛ばすだけのメフィスト流バリツの技。
ぶっ飛ばすといっても物理ではなく、時間を吹き飛ばすという非常に単純な認識から成っているため、普通の時間感覚の範疇でしか未来に飛ばせない。
片道のタイムトラベルというには物足りないが、雉鵠は解決に邪魔な登場人物を排除するのによく使っている。

特殊能力③『鴇の娘』

バリツ(※推理戦闘術)の到達点のひとつ。
この世の理を覆すのではなく、推すことで時間という事象を操ることに成功した。
意識して歩み、エネルギーを与える/得ることで時間≒衝撃力を空間に転嫁して過度の負荷を与えることで破壊する。
雉鵠の認識では破壊された空間は今までいた宇宙の一部から切り離され、破壊されることで想像(創造)の余地を生み、新たにな宇宙を生む。
しかし、宇宙はループしているので新宇宙は元になった宇宙と全く同じ歴史を歩む。
――という認識の下、タイムパラドックスを生まない配慮のため旧宇宙と新宇宙が交わる一瞬(傍から見ると空間が破壊された後すぐ戻ってきたように見える)まで待って自分一人だけで世界間移動を行うことで邪魔な登場人物を排除す。


キャラクター設定

「「「針は落ちた!(Hurry down!)」」」
「「「何があっても三・千・点!絶対貯めるぞ三・千・点!!」」」
†13歳。時空を越える探偵魔人一族、山禅寺家の一人にして2014年現在、妃芽薗学園最強と目される女。
†中学デビューしたので髪を脱色し、長い後ろ髪を雉の尾か時計の針みたいにまとめてみた。
†が、髪が伸びる速度が思ったより早く地毛の赤色が頭頂部に。結果、上から見ると日の丸みたいになって落ち着いた。

†希望崎学園の秘密結社『暦』の妹組織として暗躍する謎の部活『カランドリエ』に属する一人。
†戦闘力においては「雨月星座(プリュヴィオーズ・せいざ)」と並ぶ二枚看板の一人であり、留年を続けている基幹メンバー「芽月リュドミラ」らに次ぐ重要メンバーである。
†妃芽薗には常駐しているわけではなく、『カランドリエ』との間に中二力と引き換えに召喚に応じる形で専属契約を結んでいる。
†今回は呼ばれてもいないのにやって来たため、用意していた中二力(≒応援ポイント)が足りず、活躍が危ぶまれている。

プロローグ




最終更新:2016年08月15日 09:58