内にいる獣(Beast Within) - 統率者戦（EDH）カード評価

内にいる獣/Beast Within (２)(緑)
インスタント
パーマネント１つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークン１体を生成する。

引用元:Wisdom Guild

評価

　タイプを問わずパーマネントを除去できる万能インスタント。
　ただし、そのパーマネントのコントローラーに3/3のトークンを与えてしまうデメリット付き。

　緑としては珍しいことにクリーチャーを破壊できるインスタント。緑単色のデッキでは貴重なクリーチャー除去手段として使用できる。
　3/3のトークンを与えてしまうデメリットがあるが、統率者戦ではあまり問題にならない。統率者戦では初期ライフが40もあり、多少クリーチャーに殴られる程度ならば許容できることに加え、他にもプレイヤーが居るので自分以外のプレイヤーを攻撃してくれることだってある。

　自分のパーマネントを対象にすると、自分が3/3のトークンを得られる。残りライフが厳しい時のチャンプブロッカーなどに使えなくもないが、基本的にはこちらに攻撃クリーチャー自体を除去してしまった方が手っ取り早い。

　対象のパーマネントが破壊出来なくてもトークンは生成される。自分がコントロールしているダークスティールの鋳塊(Darksteel Ingot)などの破壊不能持ちに唱えると単なる3/3瞬速として扱える。
　ただし、対象不適正の場合はルールによって内にいる獣自体が打ち消され、トークンも生成されないので注意。

　緑の万能除去としては砂漠の竜巻(Desert Twister)という先輩が存在する。しかしそちらは６マナのソーサリーなのでうちにいる獣と比較すると使い勝手が悪い。

類似カード

いずれも３マナ、インスタントの万能除去。
苦渋の破棄(Anguished Unmaking) - 白黒
混沌のねじれ(Chaos Warp) - 赤