粗石の魔道士(Trinket Mage)

粗石の魔道士/Trinket Mage (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
粗石の魔道士が戦場に出たとき、あなたは自分のライブラリーから点数で見たマナ・コストが1以下であるアーティファクト・カードを1枚探し、そのカードを公開し、あなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
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評価

 点数で見たマナ・コストが1以下のアーティファクト(通称:ほぞ)をサーチすることのできるクリーチャー。
 青いデッキではかなり高い採用率を誇っている。

 統率者戦では非常に強力なほぞが山ほどあるので、粗石の魔道士も比例して強力になっている。
 マナ・アーティファクトならば魔力の墓所(Mana Crypt)太陽の指輪(Sol Ring)魔力の櫃(Mana Vault)など。デッキの潤滑剤なら師範の占い独楽(Sensei's Divining Top)、様々なシナジーが期待できる通電式キー(Voltaic Key)、土地が手札に無いならば教議会の座席(Seat of the Synod)のようなアーティファクト・土地を持ってくるのもいいだろう。
 他にもデッキによってはキーパーツとなる頭蓋骨絞め(Skullclamp)ライオンの瞳のダイアモンド(Lion's Eye Diamond)、 対戦相手の妨害の為に大祖始の遺産(Relic of Progenitus)墓掘りの檻(Grafdigger's Cage)など、サーチできる有力カードは書ききれないほど存在する。
 これらのほぞを状況によって使い分けられることが粗石の魔道士のなによりの強みだと言えるだろう。

 同じようにほぞをサーチできるカードとして、工匠の直感(Artificer's Intuition)というカードがある。そちらは手札のアーティファクトを捨ててほぞをさがすことができる、いわばほぞ版適者生存(Survival of the Fittest)のようなカード。

 サーチできるアーティファクトのマナ・コストだけが変更されたリメイクが存在する。
 どちらも粗石の魔道士ほど小回りが利くカードではないが、それぞれに異なった利点がある。

類似カード


相性の良いカード

ほぞ全般。
最終更新:2018年04月25日 19:45