ラノワールのエルフ(Llanowar Elves)

ラノワールのエルフ/Llanowar Elves (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):(緑)を加える。
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評価

 マナ・クリーチャーの中のマナ・クリーチャー。古くはアルファの頃より存在するマナ・クリーチャーの最古参。
 緑の最も基本的なマナ・クリーチャーであり、統率者戦でもよく見られるマナ加速。

 このラノワールのエルフをはじめ、緑には多くの優秀なマナ・クリーチャーが存在する。マナ・フラッドを許容しやすい統率者戦の環境において、これは大きな強み。太陽の指輪(Sol Ring)のようなマナ・アーティファクトと併用することで、かなりのスピードでマナを伸ばせるだろう。

 マナ・アーティファクトとマナ・クリーチャーを併用するのではなく、あえてクリーチャー中心に採用すると、無垢への回帰(Seeds of Innocence)のような全体アーティファクト破壊をデッキに採用しやすくなる。
 緑以外のデッキではマナ加速の殆どをアーティファクトが担っているので、アーティファクト破壊は多くの場合有効に働くだろう。

 クリーチャー・タイプがエルフ・ドルイドであることも強力。ティタニアの僧侶(Priest of Titania)のようなカードでエルフを数えることは多い。
 統率者にもドルイドを参照するクローサの庇護者シートン(Seton, Krosan Protector)、エルフを参照する背教の主導者、エズーリ(Ezuri, Renegade Leader)などがあるので、その場合は是非採用したいカード。

 同じくアルファの頃から存在する1マナ・クリーチャーの同僚として、極楽鳥(Bird of Paradise)が居る。そちらは飛行を持ち、パワーが0ではあるが、好きな色のマナを生みだすことができる。

類似カード

全て1マナのマナ・クリーチャー。
Fyndhorn Elves - 同型再版
エルフの神秘家(Elvish Mystic) - 同型再版
東屋のエルフ(Arbor Elf) - 森をアンタップできる。
ボリアルのドルイド(Boreal Druid) - 無色の氷雪マナを生みだす。
アヴァシンの巡礼者(Avacyn's Pilgrim) - 白マナを生みだす。
深き闇のエルフ(Elves of Deep Shadow) - 黒マナを生みだす。
貴族の教主(Noble Hierarch) - 緑,白,青のいずれかを生み出す。
極楽鳥(Bird of Paradise) - 好きな色を生み出す。
死儀礼のシャーマン(Deathrite Shaman) - 墓地の土地カードを追放して好きな色を生み出す。

相性の良いカード


相性の良い統率者

最終更新:2018年05月01日 01:41