統率者戦とは?

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統率者戦とは

 統率者戦(Commander)とは、マジック:ザ・ギャザリングのカジュアル・フォーマットの一つ。最も人気の高い多人数フォーマットである。
 以前はエルダー・ドラゴン・ハイランダー(Elder Dragon Highlander,EDH,司令官戦)と呼ばれていた。

 通常のマジックと異なり、多くの場合4人前後の多人数戦で遊ぶことが多い。
 当サイトでも、特記しないかぎり4人で遊ぶ前提でカードの評価を行っている。

構築ルール

 まず「統率者」と呼ばれる、デッキのリーダーとなる伝説のクリーチャーを1枚選ぶ。この選んだカードこそ、あなたの相棒であり、デッキの中核となる。
 この統率者が持つ「固有色」と異なる固有色を持つカードをデッキに入れることはできない。そのため、統率者の選択はデッキの方向性に大きな影響を与えることになる。
+固有色とは
 固有色とは、そのカードの持つ色と、そのカードのマナ・コストに含まれる色と、そこカードのルール・テキストに含まれるマナ・シンボルの色を合わせたものである。
 また、基本土地タイプを持つ土地はその土地タイプに対応した固有色を持っている。
 両面カードである場合、第1面に加え第2面の色指標、マナ・コスト、ルールテキスト内のマナ・シンボルも合わせたものが固有色となる。
 ルールテキストに「白のトークン」や「プロテクション(白)」と書かれていても、それは固有色に関係ない。
+固有色の例
ジェラード・キャパシェン(Gerrard Capashen)の固有色は白である。
鉄のゴーレム、ボッシュ/Bosh, Iron Golemの固有色は赤である。
黄金牙、タシグル(Tasigur, the Golden Fang)の固有色は緑青黒である。
平地(Plains)の固有色は白である。
Kobolds of Kher Keepの固有色は赤である。
大天使アヴァシン/Archangel Avacynの固有色は赤白である。
猿術(Pongify)の固有色は青である。
 統率者戦のデッキは、統率者を含む100枚のカードで構築される。多くても少なくてもいけない。
 基本土地を除き、同名のカードは1枚までしか投入できない。

 使用可能なカードはヴィンテージで使用可能なものに、独自の禁止推奨カードを除いたもの。詳しくは次項。

禁止推奨カード

 統率者戦ではヴィンテージで使用可能な殆どのカードが使用できるが、以下のカードを禁止にすることが推奨されている。
+禁止推奨カード一覧
Ancestral Recall
天秤(Balance)
生命の律動(Biorhythm)
Black Lotus
陰謀団の先手ブレイズ(Braids, Cabal Minion)
チャネル(Channel)
合同勝利(Coalition Victory)
引き裂かれし永劫、エムラクール(Emrakul, the Aeons Torn)
上位の空民、エラヨウ(Erayo, Soratami Ascendant)
Fastbond
けちな贈り物(Gifts Ungiven)
グリセルブランド(Griselbrand)
カラカス(Karakas)
トレストの使者、レオヴォルド(Leovold, Emissary of Trest)
Library of Alexandria
限りある資源(Limited Resources)
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
一望の鏡(Panoptic Mirror)
絵描きの召使い(Painter's Servant)
原始のタイタン(Primeval Titan)
クルフィックスの預言者(Prophet of Kruphix)
繰り返す悪夢(Recurring Nightmare)
ラノワールの使者ロフェロス(Rofellos, Llanowar Emissary)
隔離するタイタン(Sundering Titan)
星の揺らぎ(Sway of the Stars)
森林の始源体(Sylvan Primordial)
Time Vault
Time Walk
修繕(Tinker)
トレイリアのアカデミー(Tolarian Academy)
企業秘密(Trade Secrets)
激動(Upheaval)
世界火(Worldfire)
ヨーグモスの取り引き(Yawgmoth's Bargain)
 これらのカードはあくまでも「禁止が推奨されている」というだけではあるが、殆どのプレイヤーはこれに基づいてデッキを組んでいるので、身内以外と遊ぶ場合以外はこの禁止推奨を順守した形でデッキを組んだ方が対戦相手を見つけやすいだろう。

プレイルール

  • 初期ライフは40点。
  • 統率者戦では、統率者に指定したカードを「統率領域」という特殊な領域に置いてゲームを始める。
  • 統率者が統率領域にある限り、オーナーはその統率者を唱えても良い。ただし、それまでに統率領域からそのカードを唱えた回数1回につき、(2)を追加コストとして支払わなくてはならない。
+統率領域から唱える際の例
トレストの密偵長、エドリックを統率領域から唱える場合
1回目:(1)(緑)(青)
2回目:(3)(緑)(青)
3回目:(5)(緑)(青)
4回目:(7)(緑)(青)
……
101回目:(201)(緑)(青)
 というように唱えるためのコストが増えていく。
  • 統率者に指定したカードがいずれかの領域から墓地、追放領域、手札、ライブラリーに移動する場合、かわりに統率領域に移動させてもよい。これは置換効果であり、そうしたならば特定の領域への移動によって誘発する能力(死亡誘発など)は誘発しない。
  • 統率者であることはコピーされず、失われず、上書きされない。
  • 統率者1体から21点以上の戦闘ダメージを与えられたプレイヤーは敗北する。これは状況起因処理である。
  • ゲームの外部のカードを参照する能力はプレイヤー間の事前の合意がないかぎり機能しない。

マリガンについて

 統率者戦ではやや特殊なマリガンが推奨されている。
 通常のマリガンと違う点は以下の通り。
1.マリガンした手札をデッキに混ぜず、脇に置いておいてそのまま新しい手札をドローする。キープすることが決まってから脇に置いたカードを全てライブラリーに入れてシャッフルする。
2.最初の1回だけ手札を減らさずにマリガンしても良い。
3.マリガン後の占術は最初の手札が6枚以下になっていたら行っても良い。
 ただし、これはあくまでも推奨であり、コミュニティによっては違う方法でマリガンを行っている場合も多い。初対面の相手と遊ぶ場合は確認しておいた方が良いだろう。