深き闇のエルフ(Elves of Deep Shadow)

深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow (緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
(T):(黒)を加える。深き闇のエルフはあなたに1点のダメージを与える。 1/1

評価

 黒いマナを出せるようになったラノワールのエルフ(Llanowar Elves)
 ただし、マナ能力を起動するたびに自身にダメージを与えてしまうデメリットが付いている。

 自身のマナ・コストと違う色のマナを出せるようになったことで、ラノワールのエルフよりもやや色事故に強いと言える。マナ加速としての性能も優秀で、黒緑を含むデッキでは積極的に採用されている。
 同じように黒緑のデッキで採用できて、色事故を回避しやすいクリーチャーには極楽鳥(Bird of Paradise)死儀礼のシャーマン(Deathrite Shaman)もある。これらの3枚はどれも優秀なので、全部採用しているデッキも多い。

 自身にダメージを与えるデメリットについてはあまり重要視されない。特に統率者戦では初期のライフが40点もあるので、こういったライフの損失は軽視されがち。
 ただし、パラドックス装置(Paradox Engine)などで何度も起動することになる場合はさすがに痛い。その場合は出来るだけ他のパーマネントからマナを生み出したいところ。

 英語名がかっこいい。Elves of Deep Shadow

 ザ・ダーク版のイラストは人気が高いが、その分取引価格もやや高い。
 ラヴニカ:ギルドの都版の方はテキスト欄にゴルガリ団の透かしが入っているので、もしゴルガリ団出身の統率者を使用しているならばそちらを使うというこだわりを持つのもいいかもしれない。

類似カード

ラノワールのエルフ(Llanowar Elves) - 本家本元。
アヴァシンの巡礼者(Avacyn's Pilgrim) - 白マナを生みだすことができる亜種。
極楽鳥(Bird of Paradise) - 好きな色を生み出す。
死儀礼のシャーマン(Deathrite Shaman) - 黒緑の固有色を持つ仲間。
最終更新:2018年05月01日 20:16