外科的摘出(Surgical Extraction)

外科的摘出/Surgical Extraction (黒/Φ)
インスタント
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
いずれかの墓地にある基本土地カードでないカード1枚を対象として選ぶ。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。

評価

 根絶(Extirpate)を思わせる墓地追放。墓地、手札、ライブラリーにある同名のカードも全て追放することができるが……。

 通常のフォーマットでは、対戦相手のコンボパーツを総ざらいにしてしまう点が買われて採用される。
 しかし、ハイランダーである統率者戦では一部の例外(影生まれの使徒(Shadowborn Apostle)など)を除き、同名のカードを複数採用することはできないので、その点は期待できない。
 それでもなお採用するならば、マナを支払うことなく奇襲的な墓地対策が可能なことと、ライブラリーのシャッフルを強要できる(=教示者への対策になる)点を買って、ということになるだろう。

 同じようにマナを支払うことなく奇襲的に墓地を対策できる黒いカードとして、フェアリーの忌み者(Faerie Macabre)がある。そちらはライフの支払いが必要なく、2枚まで追放でき、呪文ではなく能力なので打ち消されにくいという利点がある。ただしそちらは、外科的摘出と違いシャッフルの強要が出来ないので、教示者などの対策にはならないので良し悪しと言ったところ。

類似カード

タグ:

妨害
最終更新:2018年05月21日 08:49