闇の腹心(Dark Confidant)

闇の腹心/Dark Confidant (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。
2/1

評価

 黒の優秀なシステムクリーチャー。毎ターンライフを犠牲にアドバンテージを稼いでくれる。
 モダンからヴィンテージまで、多くの環境で使われているので統率者戦をあまりやらないプレイヤーにとってもなじみ深い存在。デザインしたBob Maher氏の名前からボブと呼ばれて親しまれている。

 2マナで置けてアドバンテージを稼げるのはかなり優秀。初期ライフの多い統率者戦ではライフの損失をある程度許容しやすいのも大きい。
 ただし、あくまでも1ターンに1枚のアドバンテージ。ある程度のターン数を生き残らなければ、アドバンテージを十分に生み出せない。
 一緒にプレイするプレイヤーがあまりにも早いデッキばかりだった場合は、闇の腹心の誘発回数を稼ぐ前にゲームが終わってしまうことも。なんとかして対戦相手の足を止めてもらい、闇の腹心に真価を発揮してもらいたいところ。

 ライブラリーの一番上を参照するカードの常として、師範の占い独楽(Sensei's Divining Top)との相性は良い。上を土地にすればライフロスを回避しつつアドバンテージを得ることができる。

 同じように毎ターンアドバンテージを稼ぐカードとして、ファイレクシアの闘技場(Phyrexian Arena)がある。そちらは3マナだがエンチャントであるため、やや破壊されづらく安定したアドバンテージ源となってくれる。

 闇の腹心の誘発型能力を繰り返すような動きをするむかつき(Ad Nauseam)というカードもある。
 そちらは5マナと重いものの、特定の条件下では凶悪な働きをするため統率者戦では非常に悪名高い。

 実はウィザードなので様々なウィザードシナジーが期待できる。

類似カード


相性の良いカード

最終更新:2018年05月23日 18:42