土地税/Land Tax
(白)
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人があなたより多くの土地をコントロールしている場合、あなたはあなたのライブラリーから基本土地カードを最大3枚まで探し、それらを公開し、あなたの手札に加えてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。
評価
いずれかの対戦相手が自分よりも多くの土地をコントロールしている場合、基本土地を3枚も持ってこられるエンチャント。
多人数戦である統率者戦では、自分が先行でない(=自分が2番目以降の巡目である)場合が多いので、その分誘発する機会も多くなる。
マナ加速にこそならないものの、うまくすれば毎ターン3枚も手札に土地を持って来られるのは破格の性能。たった1マナのエンチャントではあるが、これさえあれば土地事故とは無縁といっていいほど。
ただし、持ってこられるのは基本土地だけなので基本土地の枚数が少ないデッキだとあっという間にライブラリーの中の基本土地が無くなってしまう。使用するならある程度の枚数の基本土地を採用しておきたい。
手札に土地カードを多く抱えることになるので、
ハルマゲドン(Armageddon)などで土地を流しても土地の再展開が容易。
上手くすれば対戦相手が再展開にまごついている間に自分だけ土地を展開していくことができる。マジックの黎明期にも使われた由緒正しいシナジーである。
また、手札に溢れた土地カードを別のカードと入れ替えることが出来れば直接的なアドバンテージにつながる。白自身は手札を入れ替える手段が乏しいので、青や赤、もしくは
Bazaar of Baghdadなどの力を借りると良いだろう。
統率者戦ではデッキが100枚もあるためライブラリー圧縮は効果が薄いのだが、さすがに土地税が複数回誘発すればそこそこの圧縮効果が望める。
持ってこられる対象が平地カードになった使いきりのリメイク呪文として、
税収(Tithe)がある。
「平地カードのみ持ってこられる」というと範囲が狭く聞こえるかもしれないが、実際は
デュアルランドや
ショックランドなども持ってこられるので、土地税に比べて多色のデッキで使いやすい。
類似カード
相性の良いカード
最終更新:2018年06月12日 13:18