浄化の印章(Seal of Cleansing)

浄化の印章/Seal of Cleansing (1)(白)
エンチャント
浄化の印章を生け贄に捧げる:アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。

評価

 エンチャントになった解呪(Disenchant)
 インスタントで手札から飛び出してくる解呪と比べて奇襲性はないが、あらかじめ戦場に出しておくことで対戦相手への牽制になる。

 エンチャントになったため、解呪にはなかったシナジーが期待できる。
 まず、白の優秀なサーチカードである悟りの教示者(Enlightened Tutor)でのサーチが可能な点。積極的にサーチしたいカードではないが、いざという時の選択肢としてデッキの中に浄化の印章を入れておくことは有効な戦法。
 また、メサの女魔術師(Mesa Enchantress)のようなエンチャントレスとの相性もいい。白を含む統率者でエンチャント中心のデッキを作りたいならば浄化の印章は十分に採用を検討できるだろう。
 そのほかにも補充(Replenish)ニクスの星原(Starfield of Nyx)など、白にはエンチャントをサポートするカードが多くあるため、様々なカードとのシナジーが期待できるだろう。

 結界師ズアー(Zur the Enchanter)からサーチできる置物破壊としても採用できる。ただし、同じ役割を持つカードとして沈黙のオーラ(Aura of Silence)がある。そちらは浄化の印章よりも1マナ重い代わりにもう1つ能力を持っているので、すぐに起動しないのであればそちらを持ってくることが多くなるだろう。
 地味ながら悟った達人、ナーセット(Narset, Enlightened Master)を統率者に据えている場合は解呪よりも使い易い。ナーセットの能力で捲れたときに、解呪であればその時点で戦場に出ているパーマネントを対象に唱えるしかないが、浄化の印章であればとりあえず置いておいて、嫌なカードが出た時に起動する、という使い方が出来る。

 同じ性能を持つ色違いの亜種として、原基の印章(Seal of Primordium)がある。そちらは緑なので、エンチャント版帰化(Naturalize)と言った方がしっくりくるかもしれない。

類似カード


相性の良いカード

エンチャントシナジー全般

相性の良い統率者

タグ:

妨害 ☆☆
最終更新:2018年06月08日 14:18