永遠溢れの杯(Everflowing Chalice)

永遠溢れの杯(Everflowing Chalice) (0)
アーティファクト
多重キッカー(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を望む回数支払ってもよい。)
永遠溢れの杯は、それがキッカーされている1回につき蓄積(charge)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
(T):永遠溢れの杯の上に置かれている蓄積カウンター1個につき(◇)を加える。

評価

 無色のマナを生み出すことのできるマナ・アーティファクト。
 多重キッカーによりXマナ呪文のように場面に合わせたマナを支払うことができるのが強み。
 単純に2マナで置けるマナ・アーティファクトとしても及第点の性能がある。

 色マナが出ないという点が弱点といえば弱点。
 その為発展のタリスマン(Talisman of Progress)などのタリスマン・サイクルや、アゾリウスの印鑑(Azorius Signet)などの印鑑サイクルの方が優先されがち。
 ただしタリスマンも印鑑も2色の固有色を持つため、色の少ないデッキでは貴重な2マナ帯のマナ・アーティファクトとして併せて採用される場合も多い。(永遠溢れの杯は正確に言えば2マナのマナ・アーティファクトではないが)

 点数で見たマナ・コストが0マナのアーティファクトであり、かつカウンターを用いるカードなのでシナジーも多い。
 育殻組のヴォレル(Vorel of the Hull Clade)法務官の声、アトラクサ(Atraxa, Praetors' Voice)のようなカウンターを増やすことのできるクリーチャーを統率者にしている場合は、類似カードの霊体のヤギ角(Astral Cornucopia)ともども是非採用したい。
 上手くカウンターを増やすことができれば凄まじい性能のマナ・アーティファクトになるだろう。

類似カード


相性の良いカード


相性の良い統率者

最終更新:2018年11月12日 22:08