瞬唱の魔道士(Snapcaster Mage)

瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
瞬唱の魔道士が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。それはターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストは、それのマナ・コストに等しい。(あなたはあなたの墓地にあるそのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
2/1

評価

 墓地にあるインスタント、ソーサリーにフラッシュバックを与えるクリーチャー。
 モダンやレガシーでも使われるため、なじみ深いプレイヤーも多いだろう。

 墓地の呪文を唱えるためには瞬唱の魔道士の2マナと唱えたい呪文のマナ・コストの両方が必要なので、意外と取り回しの重たいカードである。そのため、基本的にはあまり重たい呪文を唱え直すよりも軽めの呪文を唱え直すのに向いていると言えるだろう。
 統率者で活躍している軽い呪文としては、神秘の教示者(Mystical Tutor)蒸気の連鎖(Chain of Vapor)猿術(Pongify)白鳥の歌(Swan Song)などがある。これらの軽量呪文を多く採用しているデッキならば、瞬唱の魔道士も十全な活躍ができることだろう。
 上に挙げたカードの中でも、特に蒸気の連鎖(Chain of Vapor)との相性はかなり良い。瞬唱の魔道士によってフラッシュバックを得た蒸気の連鎖で瞬唱の魔道士をバウンスし、土地を生け贄にしてコピーして対戦相手のパーマネントをバウンス、というプレイングをすることで瞬唱の魔道士を使いまわすことができる。

 注意点として、フラッシュバックは代替コストなので、他の代替コストで墓地から唱えることは出来ない。
 具体例としてはサイクロンの裂け目(Cyclonic Rift)を超過コストで唱えることは出来ないし、意志の力(Force of Will)を手札を捨てることで唱えることは出来ない。
 ただし、宝船の巡航(Treasure Cruise)時を越えた探索(Dig Through Time)の持つ探査は利用できる。探査は代替コストではなく特殊なコストの支払い方を許可するのもなので、フラッシュバックで唱えた場合も墓地のカードを追放してコストを払うことが可能。

類似カード


相性の良いカード

最終更新:2018年07月14日 23:07