生ける屍(Living Death)

生ける屍/Living Death (3)(黒)(黒)
ソーサリー
各プレイヤーは、自分の墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを追放する。その後自分がコントロールするすべてのクリーチャーを生け贄に捧げる。その後自分がこれにより追放したすべてのカードを戦場に出す。

評価

 戦場と墓地のクリーチャーを丸ごと入れ替えてしまうド派手な呪文。
 ある面ではリアニメイト呪文、ある面では全体リセット呪文とも言える。

 その派手さから熱烈なファンも多いカード。
 リアニメイト呪文として見た場合、複数のクリーチャーを一気にリアニメイトできるのが強み。単に自分の墓地を肥やすデッキで使っても強力だし、生き埋め(Buried Alive)などでコンボになるクリーチャーの組み合わせを用意してやるのも効果的。
 対戦相手のクリーチャーもリアニメイトされてしまうのが問題となる場合もあるが、上手く自分の方が有利になるタイミングで唱えたい。萎縮した卑劣漢(Withered Wretch)対戦相手の墓地を掃除する手段があれば上手くタイミングを作ることも出来るかもしれない。

 他のリアニメイト呪文にない特徴として、墓地から直接戦場に出るのではなく、一度追放領域を経由してから戦場に出ている。そのため墓掘りの檻(Grafdigger's Cage)が戦場に有っても問題なくクリーチャーをリアニメイトすることができる。見逃しがちな点だが生きる屍を使うならば覚えておきたい。

 隻眼の将軍 夏侯惇(Xiahou Dun, the One-Eyed)とは相性が良い。マナさえあるならば何度も生ける屍を使いまわすことができる。
 他にも墓地とクリーチャーを利用する黒い統率者ならば採用の余地があるだろう。

類似カード

黄昏の呼び声(Twilight's Call) - 全体リアニメイト。除去の能力は無い。
死せる生(Living End) - 待機呪文版リメイク。
屑鉄の熟達(Scrap Mastery) - 赤。クリーチャーではなくアーティファクトを入れ替える。

相性の良いカード


相性の良い統率者

最終更新:2018年11月14日 08:40