研究室の偏執狂(Laboratory Maniac)

研究室の偏執狂(Laboratory Maniac) (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのライブラリーにカードが無いときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはこのゲームに勝利する。
2/2

評価

 ライブラリーアウトによる敗北をそのまま勝利に置き換えてしまう勝利条件クリーチャー。
 統率者戦でも使い易い勝ち手段として青系デッキによく採用されている。

 統率者戦のデッキは100枚もあるので真っ当な手段で自分のライブラリーを削りきるのは至難。
 他のカードの力を借りるのが無難だろう。相方はいくつか候補がある。

隠遁ドルイド(Hermit Druid)
 悪名高いEDH最凶クリーチャー。デッキの中に基本土地が無ければライブラリーが全て墓地に落ちる。
 戦慄の復活(Dread Return)などと組み合わせると、研究室の偏執狂が手札になくても勝ててしまう。

Demonic Consultation
 よく使われる相方。1マナと軽く、インスタントであるため隙が生じにくい。

汚れた契約(Tainted Pact)
 2マナのインスタントであり、こちらもよく使われる。
 注意点として、デッキの中に同じ名前のカード(要するに基本土地)を複数入れないよう構築の段階で気を配っておこう。

最後の審判(Doomsday)
 上2種と比べるとやや重いが、手札に研究室の偏執狂が無くてもこれとドロー手段さえあればそのまま勝ちまで持っていけるカード。
 持ってくるカードの具体的な選択は最後の審判の記事を参照。

地ならし屋(Leveler)
 上3種と違い黒でなくても利用できる相方。
 アーティファクト・クリーチャーなのでサーチしやすいのが利点。
 しかし、やや重たく取り回しが悪いのでわざわざこれを使うことは少ない。

 他にも預言する妖術使い(Divining Witch)真実を覆すもの(Inverter of Truth)など相方候補はあるが、あまり使用率は高くない。

 どの手段にも言えることだが、ライブラリーを全て削ってしまうので偏執狂に対処されるとライブラリーアウトで自滅してしまう。

相性の良いカード

最終更新:2018年05月23日 07:47