汚れた契約(Tainted Pact)

汚れた契約(Tainted Pact) (1)(黒)
インスタント
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。このカードが、これにより追放された他のカードと同じ名前を持たないかぎり、あなたはこのカードを自分の手札に加えてもよい。あなたがカードを手札に加えるか、同じ名前のカードを2枚追放するかするまで、この手順を繰り返す。

評価

 ライブラリーの上からカードを追放していき、欲しいカードがあれば手札に入れられるという変則的なサーチカード。
 ただし同じ名前のカードを追放してしまうとその時点で強制終了。なにも得られずに終わってしまう。

 安定した運用を目指すならば、同じ名前のカードはできるだけ採用しないようにしたい。
 幸い統率者戦は基本土地以外は1枚までしか採用できないハイランダー構築なので、あまりデッキを歪めずに汚れた契約を運用することができるだろう。
 特に3色以上のデッキであれば自然と基本土地の枚数は少なくなるので使い易い。

 通常の基本土地だけでなく、基本氷雪土地を混ぜて使うことで採用する基本土地を水増しすることもできる。

 基本土地を採用しない隠遁ドルイド(Hermit Druid)コンボとの相性が良さそうに見えるかもしれない。
 しかし実際は隠遁ドルイドコンボの場合サーチの途中に追放してしまうとまずいカードがいくつかあるので、思ったほどの効果は上げづらい。

 基本土地も含め、同じ名前のカードを1枚までしか採用しない構築の場合、やろうと思えば自分のライブラリー全てを追放してしまうことができる。
 Demonic Consultationのように研究室の偏執狂(Laboratory Maniac)と組み合わせて勝利を狙うのもポピュラーな使用法である。

 何気にインスタントなのでかなり取り回しが良い。構築上の縛りとライブラリーが追放されることを許容できるならばDemonic Tutorに勝るとも劣らない強力なサーチカードになるだろう。

類似カード


相性の良いカード

最終更新:2018年04月25日 19:50