安らかなる眠り(Rest in Peace)

安らかなる眠り/Rest in Peace (1)(白)
エンチャント
安らかなる眠りが戦場に出たとき、すべての墓地にあるすべてのカードを追放する。
カードかトークンがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれる場合、代わりにそれを追放する。

評価

 マジック史上最も隙のない墓地対策エンチャント。墓地利用をする側のプレイヤーにとってはマジック史上最悪のエンチャントかもしれない。
 統率者戦では墓地を利用するデッキが少なくなく、統率者自身が墓地を利用していることも多い。そのため、そういったデッキを牽制する目的で採用されることがある。

 戦場に出た時に全ての墓地からカードを追放し、これが戦場にあり続ける限り墓地にカードが置かれることもないという二段構えの墓地対策で、完膚なきまでに墓地に蓋をしてしまうエンチャント。これが置かれてしまうと、墓地を利用するデッキは機能不全に陥ってしまう。
 これさえ戦場にあれば墓地対策は完璧と言っていいほど強力な墓地対策ではあるが、墓地を利用しないデッキに対しては何もしないということがややネック。いざという時にドローに変えられる柔軟性から大祖始の遺産(Relic of Progenitus)が優先されることも多い。

 自分の墓地も追放してしまうため、これを採用してしまうと自身も墓地利用をし辛くなってしまう。もし自分も墓地を利用したいならば、安らかなる眠りよりもトーモッドの墓所(Tormod's Crypt)虚空の力戦(Leyline of the Void)などの自分に影響を及ぼさない墓地対策の方が使い易いだろう。

 Helm of Obedienceとは大変相性が良く、対戦相手1人のライブラリーを全て追放してしまうコンボとなる。通称ヘルムピース。Helm of Obefienceと虚空の力戦(Leyline of the Void)でも同じことができる。似たカードの次元の狭間(Planar Void)では不可能なので注意。

類似カード


相性の良いカード

最終更新:2018年04月25日 19:53