溢れかえる岸辺(Flooded Strand)

溢れかえる岸辺/Flooded Strand
土地
(T),1点のライフを支払う,溢れかえる岸辺を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから平地(Plains)カード1枚か島(Island)カード1枚を探し、それを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。

評価

 (オンスロート、ゼンディカーのフェッチランド・サイクル全般の評価を記述しています)
 モダンやレガシーでも大活躍中のフェッチランド達。統率者戦でも変わらず高い採用率を誇っている。
 デュアルランドショックランドなどの2種類以上の基本土地タイプを持つ土地カードをサーチすることによって、実質的に5色土地のように扱うことができる。

 友好2色5種、対抗2色5種の計10種類が存在する。
白青:溢れかえる岸辺(Flooded Strand) 白黒:湿地の干潟(Marsh Flats)
青黒:汚染された三角州(Polluted Delta) 青赤:沸騰する小湖(Scalding Tarn)
黒赤:血染めのぬかるみ(Bloodstained Mire) 黒緑:新緑の地下墓地(Verdant Catacombs)
赤緑:樹木茂る山麓(Wooded Foothills) 赤白:乾燥台地(Arid Mesa)
緑白:吹きさらしの荒野(Windswept Heath) 緑青:霧深い雨林(Misty Rainforest)

 フェッチランドはテキスト欄が2色に色分けされてはいるが、テキストの中にマナ・シンボルを含まないため固有色は無色である。なので統率者の持つ固有色に制限されることなくどのフェッチランドでも採用することができる。ただしサーチ先の基本土地タイプを持つ土地は固有色で制限されてしまうので、実際は少なくともフェッチランドのどちらかの色が統率者の固有色と被っていないと有効には使えないだろう。

 そのまま使ってももちろん強力だが、シナジーも多いカードでもある。アルゴスの庇護者、ティタニア(Titania, Protector of Argoth)ギトラグの怪物(The Gitrog Monster)のような墓地に土地が落ちることに意味のある統率者とは特に相性がいい。
 壌土からの生命(Life from the Loam)世界のるつぼ(Crucible of Worlds)で回収すれば土地の安定供給が可能になる他、死儀礼のシャーマン(Deathrite Shaman)によってマナを生み出すことも可能。
 また、手軽にライブラリーをシャッフルできることから師範の占い独楽(Sensei's Divining Top)のようなライブラリー操作とも相性がいい。

 基本的には多色のデッキ向けのカードだが、まれに単色のデッキでも採用されることがある。
 特に先述の壌土からの生命やアルゴスの庇護者、ティタニアなどの土地と墓地に関わるカードを多く擁する緑のデッキによく見られる。

 統率者戦で採用率の高い締め付け(Stranglehold)には注意。ライブラリーを探せなくなってしまって機能不全になってしまう。

類似カード


相性の良いカード


相性の良い統率者


フェッチランドの固有色は無色ですが、タグ検索の有意性の為にページには無色ではなくサーチ可能な2色の組み合わせのタグを付加しています。
最終更新:2018年06月08日 22:37