銃器Mod製作 チュートリアル

このページでは、武器Modを製作するにあたって必要な基礎知識を紹介していきます。
チュートリアル用のデータを使用して、武器Modを製作していきますので宜しくお願いします。

Blenderを利用したNif形式のファイルをエクスポートする解説は別のページで行おうと思っています。

・ある程度Creation Kitの操作が分かる方を対象としています。

・事前準備
チュートリアル用のマテリアル、テクスチャ、モデルデータのファイルが含まれています。

・使用するツール

  • Creation Kit

Creation Kitを起動する。

最初に、データからマスターファイルであるFallout4.esmを読み込こんで下さい。

それでは、武器Modの製作に入りたいと思います。

まず、オブジェクトウィンドウからItem->Weaponsを選択して下さい。(オブジェクトウィンドウが開かれていない場合は、メニューバーのView->Object Windowにチェックを入れる事で表示されます。)
今回は、.44を元に編集していきますので44をダブルクリックで開いて下さい。

そうすると以下の画像の様なウィンドウが新たに開かれます。

今回は、これらの内容を変更していき武器モデルの参照から、各ステータスの設定までを解説していきます。



カテゴリ


Nif形式のモデルデータを参照して反映させよう。

まず最初に、WeaponウィンドウのObject Templateを右クリックします。
そうすると、何やらリストの様なものが表示されましたね。これらは、武器に対して何のアタッチメントが装着されているのかが定義されています。
主に、NPCが所持,またはワールドにドロップするものに対してこれらのリストに登録されているアタッチメントが装着されている武器が出現する事になります。

今回はモデルデータの参照を行う為に細かい解説はしませんのでご了承下さい。
それでは、Object TemplateウィンドウのObject ModifiersからMod_44_Receiver_Standardをダブルクリックします。

そうすると、Object Modウィンドウが開かれました。
ここのModelからモデルデータの参照を行いゲーム内に新規のモデルを表示させる設定をします。

Modelの右にあるEditボタンを押すとModel Dataウィンドウが開かれます。ここのModel File Nameにチュートリアルフォルダにあるメッシュ(モデルデータ)を指定します。
Editボタンをクリックし、Data->Meshes->Weapons->LowPolyGunからLowPolyGun.nifを選択します。(このメッシュは、マガジン部分と弾の部分を変更してあります。)
以下の画像の様にマガジン部分が白くなっていれば正常に設定する事が出来ています。

問題無いようでしたら、OKボタンを押してModel Dataウィンドウを閉じて下さい。

これから、ゲーム内でも正しく反映されているかの確認をしてみましょう!
メニューバーのFile->Saveを押しファイル名をModTutorialにして保存しましょう。(Creation Kit内で何らかのウィンドウが開かれている場合は、それらを閉じるように警告メッセージが出て保存出来ない場合があります。)

Fallout4を起動して、ModからModTutorialを有効にしてセーブデータをロードします。
コンソールから、"help 44 0"などで44ピストルを入手して下さい。入手する事が出来ましたら、準備は完了です。
カスタムモデルデータを適用したのは、スタンダードレシーバーですので別のレシーバーが付けられている場合はワークベンチからスタンダードレシーバーを装着しましょう。

以下の様に正しくゲーム内に反映されましたか?

モデルデータの装弾数は4発装填のモデルですが、ゲームでは武器ステータスの設定をしていない為に装弾数が6発になってしまっています。
次のステップでは、想定している武器ステータスに変更する仕方を紹介したいと思います。
最終更新:2016年09月22日 19:02