■人間(サピエンス)(2016/4/8 キャラクター紹介)
希望世界においての人間を指す種族の事だと思われる。
●対象
ハママツさん オカザキさん ナガシノさん
昔、人間も戦闘騎のように絶技使いに使われていたという。
希望世界では、人間という種族は、他の種族に比べ大変不利であった。
巨人と半巨人に体力体格で越えられない。
大妖精に戦闘力で決定的に劣る。
小妖精よりも食い扶持が必要。
希望世界において人間はまともな扱いを受けられるような種族ではなかった。
希望世界においては、哀れな人間という言葉が慣用表現になるという。
人間も大妖精や半巨人に知恵や技術で対抗しようとした事が歴史上無数にあったという。
しかし半巨人にも大妖精にも大砲くらいではまったく歯が立たなかったという。
▲リプダ家の場合
人間の種族の一派 リプダの祖先たちは現実的な選択をした。
まだ自分達に配慮してくれそうな大妖精に積極的にかしずいた。
それで生き延び、世代を重ね、現在に至る。一番上になろうとしなければ、なんとか生き残れたという。
■根拠ログ
ー山を掘りぬいて作ったであろう砦を見るに、昔の絶技は強かったのだなとハママツは思った。
あるいは、昔は人間も戦闘騎のように絶技使いに使われていたというので、人間が掘って作ったのかもしれない。(第三十五話)
希望世界において、女というのはともかく人間という種族はそれだけで大変な不利を意味した。
巨人は言うに及ばずとも半巨人に体力体格で越えられない差があり、大妖精に戦闘力で決定的に劣り、そのくせ
小妖精よりも食い扶持が必要だった。
つまり人間は、まともな扱いを受けられるような種族ではなかった。
人間ばかりというニホンとは決定的に違った。哀れな人間という言葉が慣用表現になるのが希望世界である。(スルガ編 第四十五話)
とはいえ、人間だって、哀れで居続けようとしたことはない。知恵と技術で対抗しようとしたことが歴史上無数にある。
しかし、半巨人にも大妖精にも大砲くらいではまったく歯が立たなかった。
それで、今に至る。そういう状況でリプダの祖先たちは現実的な選択をした。
まだしも自分たちに配慮してくれそうな大妖精に、積極的にかしずいたのである。
それで生き延び、世代を重ねた。一番上になろうとしなければ、なんとか生きてはいけた。
時に恥辱を受け、あるいは理不尽に死ぬこともあったけれど。