ミノムシ族

【特徴】

亜人の一種。
頭には1対の触覚があり、ほとんどが人間の子供くらいの背丈である。
ミノムシ族の名の通り、様々なものを『ミノ』にして身を守っている。
その『ミノ』は木の葉といった一般的なものから、海藻やコ=モを『ミノ』にする個体もいるとか。

基本的には群れをなし、暖かいところといい食事を求めて移動する種族。
なのでミノムシ族の移動時期により、寒波が来るかどうかを予測することが出来る。
実際、ミノムシ族がよく来る地方の天気予報はミノムシ族の行動を見て行なわれるらしい。
たまに大きな群れが確認されることがあるが、それはいくつかの群れが情報交換している時なんだとか。

そしてミノムシ族は何かに擬態することが好きである。
特にミノタウルス族の擬態を好み、しょっちゅう牛の角を頭につけている姿が目撃される。
ちなみに当然のことながらすぐバレる。まず体格からして違うし。
更にはどういうわけだか魅惑の魔術を得意とする者が多いのもミノムシ族の特徴。

【その他】

子供くらいの背丈であるミノムシ族だが、大人のミノムシ族はいない。
これは数年に1度の周期で行なわれる『翅舞の儀』が理由とされる。
翅舞の儀とは、ミノムシ族しか知らない場所で行なわれる『大人になる儀式』のこと。
儀式の場所は毎回異なり、その場所は群れ同士の情報交換にて知らされる。
大人になる資格有りと見做されたミノムシ族は、儀式にて一族伝来の魔術で『翅』を施され、空にある大地へ飛び立っていくと言われている。
いくつもの群れが集まり、飛翔していく光景は圧巻らしいが中々目撃出来るものではない。

だが、資格有りとされても『翅』を獲得出来なかった者は未熟者扱いされ、群れに戻って次の儀式を待つはめになる。
また、群れからはぐれたミノムシ族は儀式の場所や時期が分からないために大人になることが出来ないのだ。