薬屋「青い目」

【名前】ー

正式な店名はない。看板に青い目が描かれているため、街では「青い目の薬屋」とか呼ばれている

【運営者】

【概要】

ロアールにある小さな薬屋だが、ロウソクなどの雑貨も少し売っている
ちなみに月祭りが近くなると売っているロウソクの種類は増える

【その他】

店の壁には青い眼をした龍種が描かれた自作のタペストリーが飾られている
以前フィエリはこの龍に助けてもらったことがあるらしい
また、店の奥にある扉の先はフィエリの居住空間になっている



ロアールの街中にはいくつかの店が軒を連ねる通りがある。
その通りの一角に、店名のない店が一軒あった。
店名の代わりに置いてあるのは看板だ。そこには文字などではなく、大きな青い目がひとつだけ描かれていた。
この看板のおかげか、この店は街の住人達からは「青い目の薬屋」などと言われている。

店内に入れば、出迎えるのは苦味のある空気。店主の扱う薬の香りだ。
入ってまず目にするのは、青い眼を持つ龍のタペストリーだろうか。
店内を見渡せば、棚に多数置かれている商品があることに気付くはずだ。
キノコ類や薬草が入った瓶に、粉末状の何かが入っている小箱がいくつか。
タペストリーの前に置いてある机には、小さなみかんや大ぶりな柑橘類果実がぞんざいに積まれていた。
みかんが置いてある机の上にはロウソクが入った木箱もある。

店の片隅には調合用の道具や加工中の素材がまとめて置かれていた。
普段はここで薬の製作を行なっているのだろう。
となればこの空間は売り場兼作業場というわけだ。
最終更新:2016年03月21日 22:31