■■少年育成計画 ◆5/xkzIw9lE





―――――夢。夢を見ている。
本来なら見るはずのない、泡沫の夢を。

―――……じゃ…い。
―――今、誰かを殺めたら、それはもう、魔法少女じゃない…ただの人殺しだよ。

夢の中の彼女は、正しい魔法少女だった。
その姿は少し辛くて哀しくて儚くて…とても優しい。

…。
……。
…………。

『こんにちは。ラ・ピュセル』

視界の端で道化師が踊っている。

『目覚める時間だ』


(……ん)

新興都市スノーフィールド。その西部の森林地帯。
初冬の肌寒さを感じる風を浴びて、ラ・ピュセルは目を醒ました。

(夢…?いや、夢じゃ、なかったのか)

寝起きとは言え、我ながら支離滅裂な思考だと思う。
しかし奇妙だった。
そもそも魔法少女にとって睡眠は、往時であれば必要性の薄い物だ。
この寒空の下で、それも人なら凍死する可能性もある深夜にうたた寝など普通に考えればあり得ない。
でも、いっそ全てが本当に夢であれば、どんなに良かっただろう。
魔法騎士ラ・ピュセル。本名を岸辺颯太。彼は既に死んだはずの人間だった。

手の中の端末を操り、マジカルキャンディーの量を確認する。
その画面を閉じた後に映る白紙のトランプ。
やはり変化はない。あの夜に見た数と。

「じゃあやっぱり、全部ホントの事で、僕はあの日の夜……」

確か、『誰か』とあの日別れた後。
森の音楽家クラムベリーと決闘をして。
そして――――
迫ってくるトラック。動かない自分の体。
届かない所に放り出された魔法の端末。
その画面に浮かんでいた白紙のトランプ。
あれは何だろう、そう思った瞬間の事だった。
衝撃。文字通り潰される。原型すら留めない。
足も、手も、内臓も、轢かれるのではない、踏みにじられ潰されていく。
ぐちゃぐちゃと、ごりごりと、けれどまだ意識はあって。
何も見えない、聞こえない、けれど感覚は消えておらず。
最後に脳漿が轢き潰されていく感覚を存分に味合わされ。
そして、気が付いたらここにいた。

「ッ!?」

その瞬間を思い出し、思わず肩を掻き抱く。
間違いない。あんな苦しみが夢であって堪るものか。

「でも、だったら僕は何でこんな所にいるんだ……」

呟いて、端末に映る白紙のトランプを見る。
何故か?そんな事頭の中ではとうに分かっている。
今の彼は、プロサッカー選手を目指し、家族を残して一人留学してきた中学生・岸辺颯太ではなく、
死んだはずの魔法騎士ラ・ピュセルとして彼はアメリカ・スノーフィールドの大地に立っているのだから。
聖杯戦争。
願いを叶えると言う天の杯を奪いあう苛烈な殺し合い。
何の事は無い、殺し合いに脱落したと思ったら、また新しい殺し合いに放り込まれたのだ。
思考の中でそれは分かっても、感情がそれを理解するのを拒否していた。

「何で、こんなことになったんだろう……」

僕はただ、僕の理想の、正しい魔法少女になりたかっただけなのに。
実際に魔法少女として選ばれるまでは、そんな事考えたことも無かったし正直困った。なった後、それはもう色々と興奮した。
後で興奮しないように精神修行する位には。後遺症でしばらく女の子の顔を見ると自動的に母親の顔に変換された。
そして、その少しあとに、あのゲームが始まって。
前のゲームも怖かった。怖かったけれど、欺きあい、殺しあうと言う事の本質を最後になって漸く知った。
でも、今回は違う。最初から全て知っている。知ってしまっている。
相手を斬る感触も。死ぬ痛苦も。
轢かれた瞬間の感触を再び思い出し、ぶるぶると肩が振動するのを感じる。

震えているのか、僕は。

魔法少女以前に男が怯えて震えるなどあってはならない。そう思っても震えは止まらない。
もし、この街に魔法少女がいたらこうはならなかったかもしれない。
脱出できるよう、頭を突き合わせて相談できたかもしれない。
現実は違う。この街に魔法少女はいない…いないはずだ。
それでも、それでも『あの子』がいてくれたら―――自分は震えずに再び剣を握れただろう。
と、そこで考える。

「……『あの子』って、誰だ?」

コンビを組んでいたはずの、あの子の名前が、出てこない。

「……僕は、どうして、何の為に死んだ?」

声が震える。
『死』のショックか、その魔法少女の名前が思い出せない。消えていく。
まるで何かに『奪い去られた様に』、すっぽりと。

「誰だ?誰だ、誰だ………」

守ると誓った。忘れたくない、忘れたくなかった、忘れてはいけないはずのあの白い魔法少女の記憶が、零れ落ちていく。

「そんなのって、あるかよ…!」

頭を抱え髪を掻きむしり、どんなに必死で思い出そうとしてもその記憶は死という無限の霧の向こう側で。
茫然と、膝をついた。
これから、どうなるのだろう。
自分は、生き残れるのだろうか。
サーヴァントもまだ出ていない、一人ぼっちだ。そんな状況で。
そうだ、何故サーヴァントは出てこない?

彼の中の混乱が、疑問へと変わった、その時だった。

う、わあああああ!!!!!

ラ・ピュセルの思考を塗りつぶすように、深夜の森に野太い悲鳴が轟いた。
これには彼も驚愕し、顔をバッと上げて声の方角に感覚を尖らす。
魔法少女の強化された視界の向こうに、地元民と思しき老人が走っているのが見えた。
否、逃げているのだ。何かから。野生動物か何かか?
意識を老人の背後に集中。その上で目を凝らす。

(………………!!)


結論を言ってしまえば、動物などではなかった。


「――――■■■■■■■■!!!!」


―――それは恐怖。
それは、サーヴァント。
マスター候補としての権能により見えるパラメーター、暴風の様な存在感、理性を失いし狂戦士(バーサーカー)。
どくんと、心臓が跳ね上がり、精神が硬直するのを感じた。
何故こんな所にマスター連れずに、それとも、あれが自分のサーヴァントなのか?
いや違う。直感であったけれど、違うと確信できた。
そして確信できたことがもう一つ。あのサーヴァントは老人を殺そうとしている。
マスターを失ったのか、それとも違う場所にいるのか、ただあの老人の魂を喰らおうとしているのは確かだ。

「助け、ないと」

それは魔法少女としての義務感か、それとも颯太自身の良心故か。
蚊の鳴くような声で呟く。
でも、どうやって?

やめろ
              まだ僕にサーヴァントはいない。

逃げろ。

              あの人はNPCだ。

作りものだ。

               見捨てたって、誰も咎めない。

ぐるぐると、永遠にも思える時間の中で、ラ・ピュセルの頭の中で声が反芻される。
それと共にまた、あの声が響いた。

『こんにちは、ラ・ピュセル』

―――全てを嘲笑う、道化師の声。

『諦める時だ』

たった一つを諦めて、そして逃げる。
人間なら気付かれて追いつかれるかもしれないけれど、魔法少女の脚力は人間のそれではない、
その上まだ此方には気付かれていないし距離もある、逃げ切れるはずだ。きっと逃げ切れる。
それだけでラ・ピュセルは命を拾える。
なら、それでいいじゃないか。
見れば、老人は巨木の幹の洞に隠れたようだった。
理性が無いのが災いしてか、バーサーカーは未だ老人を発見できていない。
時間の問題ではあるだろうが、ラ・ピュセルにとってはバーサーカーの気がひきつけられている今がチャンスだ。
鼓動の音がうるさい程になっている。掌には汗がにじんでいた。胸の奥が火照る様に熱い。
くると、身を翻す。
あと一歩踏み出せば、それで終わりだ。

嗚呼、視界の端で―――道化師が踊っている。

「もう一回死にたくなんか…無いんだ」

その言葉は誰に向けられたものなのか。
きっと彼自身も分からない。
そして、ラ・ピュセルは、岸辺颯太は、これから響くであろう悲鳴に怯え、耳を塞ごうとする。
それと全く同じ瞬間。



―――この街に魔法少女なんてもういない!



……ッ!
何でだ、何でなんだ。
何で今思い出すんだ。
名前も思い出せないのに、何で夢の中の事はハッキリ覚えているんだ。
今君の事を思い出してしまったら、僕は――――



翻した体を、戻す。
感覚が麻痺しているのか、恐怖の涙は流れない。
そう思いながら、背中に背負っていた剣を抜いた。
何となくと言わずとも分かる、これはきっと緩慢な自殺だ、死に直す旅路だ。
でも此処で諦めてしまったら、きっと僕は、奪われてしまったあの子を思い出すことはもうない。
それに、NPCだとしても、見捨てて逃げてしまったらもう自分は魔法少女じゃない。
それはとてもラ・ピュセルにとって嫌な事だった。
どの道、此処を惨めに凌いでも待っているのは殺し合いだ。
怖いのも痛いのも嫌だ。でもそれ以上にまたこんな事を考える、音楽家の様な者に踊らされるのはもっと嫌な事だ。
ならここで、正しい魔法少女として、NPCを守るために戦ってやろう。
せめてもの意趣返しにして、お前たちの仕掛けた死の輪(リング)になど組み込まれてやらないと言う意思表示。
勝てないであろうことなど、分かっている。
闘うだけだ。



カチカチ、カチカチと頭の中で時計の針の様な音が聞こえる。
そう、勝てないのは百も承知だ。
けれど、せめて一分。
いや、二分。

「――――――!!!」

剣を強く強く握り、声にならない雄叫びを上げて、ラ・ピュセルは疾走を開始した。





夢の中の美しい君、素敵な君、歪んだ現実と気高く戦う君。
正しい魔法少女である、僕が忘れてしまった誰か。
叶うのなら僕も、正しい魔法少女として、君の隣にいたかった。






月だ。
月を仰いでいる。
理由は単純、自分が吹き飛ばされ、仰向きに転がっているからだ。
背後に巨木の乱立した森でなければ、市街地まで吹き飛ばされて即死だっただろう。
何分経ったのか、それともまだ数秒の事なのかは分からない。
結果を言ってしまえば、戦いにすらなっていなかった。
幾ら剣を叩きつけても、あのバーサーカーは耐久値が高いのか、ビニールのバットで叩かれているような様子を見せるだけだった。
そして、ラ・ピュセルの方は一撃貰っただけで為すすべなくこうして地を舐め、空を仰いでいる。
ぬる、と額を掌で拭うと赤く染まった。
自分が死んだ夜の再現のように。

(角は…ああ、そう言えば折れてたっけ)

額だけでなく、全身血に塗れている。
それでも何とか手足が繋がってしるのは魔法少女としての耐久力故か。
もっとも、もう限界だ。立ち上がるための手足はあっても、立ち上がる気力は無い。
何とか、首と視線だけを全力で動かし、あの老人がいた方を見る。
老人は、既にいなかった。
逃げおおせたのか、それともバーサーカーに喰らわれた後なのかは分からない。
今のラ・ピュセルにそれを知る術はない。

(まぁ、十分、だよな……)

ごほ、と赤黒い血の塊を吐く。
やりきった、僕は僕自身の理想の魔法少女として戦い抜いたと、その感慨だけが今の彼の胸を占めていた。
後は迫りつつある死神に身を任せればいい。
何だか短い間でどっと疲れた。
今度こそ、眠ろうと瞼を―――――、

「ほんとうにきみはそうしたいの」

頭の中で声がする。
道化師の声ではない。
夢の中のあの子の声でもない。

「どうするの」

どうしようもない。

「どうしたいの」

もう十分だ。

「きみは、どうしたいの、ラ・ピュセル」

僕は、
僕は……、

――――次は、選ばなかったことを後悔するんじゃない。後悔する前に自分で選ぶ。


カッと目を見開く。
視界の端に道化師の姿は無く、代わりに転がる魔法の端末があった。
端末は零時丁度を示していた。

「僕は、魔法少女だ……!僕は、誰かを殺さない!!」

ラ・ピュセルが愛した画面の向こうの魔法少女達に、諦めの良い者はいなかった。
夢の中のあの子もきっと生きている限りは手を伸ばし続けるだろう。
だから、だから僕も、せめてこの鼓動が止まるまでは。
立ち上がる。
その際、数千倍に圧縮された時間の中、駆けてくるバーサーカーの姿を捉えた。
構わない。ただラ・ピュセルは、颯太は眼前の剣に手を伸ばす。
当然届かない、その手にあるのは想いだけだ。けれどそれがどうした。魔法少女は想いが全てなのだから。

だから彼は、ただ”右手を伸ばす”。

「………!!」

そして、気付いた。
鋼の腕に。
ラ・ピュセルの背後に、何かがいる。何かが居て、鋼の手を伸ばしている。
指関節が、擦れて、音を、鳴らしている。
それはリュートの弦をかき鳴らすように、金属音を生み出す。

これは―――


なんだ―――


その疑問に鋼の人影は応えない。
ただ、ラ・ピュセルの想いに応えるように。
鋼の手をただ前へ、前へ……!!


―――そして鋼の腕が――――

―――空間を裂く――――


その鋼の腕に相対するは狂戦士、サーヴァント。人では何もできない存在。
魔法少女であってもそれは同じ、彼女たちは人の延長線上でしかない。

「――――■■■■■■■■!!」


だが、だが――――鋼の彼は人ではない。
決着は、一瞬だった。

炎を纏う刃の右手。
それは、怪物を焼き尽くす炎の右手。
鋼の人影の胸から導き出されたそれは、一瞬で狂戦士を融かし、消し去った。





燃える炎の中、向かい合う。その名の如く、中世に火刑に処された聖女の様に。
その相手は鋼の鎧を纏った誰か。人に美しいものを齎すと言われる者。
【LANCSER】と頭上に浮かんだ、ポルシオンという名の鋼の奇械。

「そうか……君が、僕のサーヴァントなんだね」

人影は応えない。
ただ、ラ・ピュセルを見下ろしている。彼が、なぜそうするのか知りたいと言うかのように。
ラ・ピュセル/颯太も、答えを必要としていなかった。
…結局、二つの人影は、火が消え、空が白んでくるまで見つめあっていた。
ずっと、ずっと。





喝采は無い。
喝采は無い。
彼は敗残者、彼は犠牲者(きえていくはずだったもの)、彼は愚者。
それが真実である。

されど――――少年は確かにその日、運命に出会った。




【出典】赫炎のインガノック-what a beautiful people‐
【CLASS】ランサー
【真名】ポルシオン
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:A+ 魔力:A 幸運EX 宝具:EX

【クラススキル】
対魔力:A
魔術に対する抵抗力。事実上、現代の魔術師の扱う魔術ではダメージを与えることができない。

【保有スキル】
奇械:EX
誕生の時を迎えられなかった可能性の具現にして、人々に美しい物を見せ万色に変化する鋼の人影。
彼らは可能性そのものであり、それ故にあらゆる精神・物理攻撃を無効化し、遍く存在を打倒し得る。
しかし、彼らは宿主無しには現界を果たせず、宿主であるマスターとの緒を絶たれるか、宿主が""手を伸ばすことを諦めてしまった時""本聖杯戦争におけるランサーは現界を維持できず消滅する。

形なき寓話:A
ランサーは非顕現時、サーヴァントとしての気配、魔力を発さない。
また顕現時に限り自身のマスターにAランク相当の透化、対魔力、見切りのスキルを付与する。

精神負荷:C+
バッドスキル。奇械は宿主に精神負荷を強い、やがては死に至らせる。
彼専用のエクストラクラスではなく、ランサーとして召喚された事によりワンランクアップしてしまっている。
その負荷は道化師と言う形で再現されるが、あくまで再現であり、異形都市にいる根源存在と同一ではない。

心の声:D
ランサーは非顕現時にマスターを含めた対象者数人の心の声を見る(聞く)ことができる。
ただし、一度に得られる情報はそう多くはなく、マスターとの共有もできる可能性は低い。

千里眼:A++(C)
視力の良さ。正体看破、弱点看破、動体視力の向上、見切りに重きを置いている。
正し、現在の宿主は現象数式を修めておらず、全てランサーのリソースで行われるため弱点看破は失敗する可能性がある。

【宝具】
『最後に残った御伽噺(right hand from behind)』
ランク:A+++ 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:31
――御伽噺を忘れた都市に残されたただひとつの希望(ラスト・ファンタズム)。
「熱死を司る切り裂く炎の右手」と圧死を司る「打ち砕く王の右手」の召喚、それを以て相対者を粉砕する。発動時にはランサーの敏捷値にさらに++補正がかかる。
維持・攻撃にかかる魔力はランサー自身が負担するため実質的な魔力消費は顕現時にかかるもののみとなっているが、顕現時の魔力消費は大きく燃費はあまりよく無い。

『悪なる右手』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ポルシオンを顕現させている状態でのみ発動可能。ポルシオンの形態を変容させステータスに上昇補正をかけ、変容した右手で薙ぎ払うことで対象の《現在》を奪い去る。
マスターに関しては聖杯戦争中における全ての記憶と変化が奪われ、全てが聖杯戦争前の状態にまで戻される。聖杯戦争参加前に死亡していたマスターは消滅するか死体に戻る。
サーヴァントに関してはあらゆるスキル・宝具を無効化したうえでその霊核そのものを取り込み消滅させる。
発動時には宿主であるマスター自身の右手も変容する。《奇械》ポルシオンと同様に刃の手となる
現在この宝具は全く機能せず、また命の危険があるほど莫大な魔力消費をマスターに強いるため使用する際には令呪のブーストが必要。

【weapon】
上記の宝具。

【聖杯にかける願い】
マスターの行く末を見届ける。

【人物背景】
《復活》の後に現れた鋼鉄の鎧に身を包んだ、影の如き異形たち。人に《美しいもの》をもたらすと噂される奇械。



【マスター】
ラ・ピュセル (岸辺颯太)@魔法少女育成計画

【マスターとしての願い】
死のショックで忘れてしまったあの子を思い出したい。

【能力・技能】
魔法少女への変身。
魔法騎士ラ・ピュセルに変身することで身体能力を大幅に向上させる事ができる。
また、魔力量も増大し、サーヴァントが全力で戦闘するに足る魔力を供給できるようになる。

「剣の大きさを自由に変えられるよ」
彼の固有魔法。持っている剣と鞘をその時々で最適な幅、厚み、長さに変える事が出来る。
ただし、自在とは言っても自分で持つことが不可能なサイズにすることは出来ない。
剣は非常に頑丈にできており、傷をつける事さえ困難。

【役割】
サッカー留学生。一人暮らし。

【人物背景】
数少ない「変身前が男」の魔法少女で、姫河小雪(スノーホワイト)の幼馴染の中学2年生。
小雪とは中学校が別だが、小学生時代は魔法少女好きの同士として良き友人だった。
学校ではサッカーに打ち込む一方、周囲の人間には内緒にしながら魔法少女作品の鑑賞も続けている。
マジカルキャンディー争奪戦が始まってからはスノーホワイトを守る騎士として奮戦するが、森の音楽家クラムべリーとの戦いで敗北。志半ばで斃れた。

【方針】
魔法少女として手を差し伸べ続ける。







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最終更新:2017年01月23日 11:45