CPU

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CPUとは人間で言う「脳」であり、主な処理を行う。 最近のゲームはAIが複雑化しておりより高スペックなものが要求される。 パーツ選びの際はゲームタイトルの「推奨スペック」以上の最新CPUを買えば十分。 詳しいスペックの見方は下記参照。 [[おすすめパーツリスト]] [[価格.com(CPU)>http://kakaku.com/pc/cpu/]] #contents **スペックの見方 ***用語表 知るべきスペックと用語。 |用語|解説|例|ひとこと| |コア・スレッド数|脳と手の数|クアッドコア、デュアルコア…|| |クロック数|頭の速さ|4.5GHz、3.6GHz…|| |CPUソケット|CPUの規格・形状|LGA1151、SocketAM4…|マザボと合わせよう!| |アーキテクチャ|世代|Coffee Lake、Ryzen…|| |シリーズ|同世代内の種類|i7、i5、Ryzen 7…|ネーミング!| |消費電力||55W、77W、84W…|TDPは最大消費電力ではない点に注意!| ***コア・スレッド数(C・T) CPUに搭載されている「脳」の数。 これが多いほど多重処理に優れたりする。 また、スレッド数は脳に対する「手」みたいなもの。 通常は1T/1C。 ゲームでは8スレッドをフルに使うようなソフトは少ない。 よって4スレッドもあればスレッド数に関しては特に問題ない。 |コア数|評価|ひとこと| |6(ヘキサコア)以上|◎|動画エンコード、配信しながらのゲームをするなら!| |4(クアッドコア)|○|ゲームをするなら!| |2(デュアルコア)|△|ネット、データ管理、Officeなら困らない!最新のゲームには向いていない| |1(シングルコア)|×|やめよう!| ***クロック数 「頭」の速さ。 クロックが2倍になったら速度も2倍。 わかりやすい! でも最近はIDPの向上で旧製品の周波数以下でも、それ以上の計算速度を出したりする。 あくまでも計算能力の指標の一つ。 どんな用途でも効いてくる。 ※ゲームなど速度限度がある場合は速すぎても意味なし。逆に速すぎて困ると言えば熱管理がめんどくさくなるぐらい。 ネット程度でも2GHz未満は避けるべき。 ***CPUソケット CPUの形状。 CPUとマザボは対応した製品でなければ乗せることすら不可能なので、双方ソケットの一致している物を購入しよう。 |メーカー|CPUソケット|ひとこと| |Intel|LGA1151|メインストリーム!| |~|LGA2011-3|ハイエンド!| |AMD|AM4|CPU処理重視タイプ!| |~|FM2|内蔵GPU特化タイプ!| ***アーキテクチャ CPUの世代みたいなの。 IntelならCoffee Lakeが最新。 ***シリーズ 同世代内の種類分け・ネーミングみたいなの。 シリーズごとに大まかな違いがある。 基本的に同世代なら数字が大きいほど高性能。 |メーカー|シリーズ|ひとこと| |Intel|Core i7|4(6)コアHT対応!OC耐性高!| |~|Core i5|4(6)コア多し!コスパ良い!| |~|Core i3|2(4)コア上位多し!HTで4スレッド!| |~|Pentium|2コア中位多し!| |~|Celeron|2コア下位多し!| |~|Xeon|サーバー向け安定高出力型!| |AMD|Ryzen 7|8コア16スレッド!X付きなら[[XFR>http://www.amd.com/ja/technologies/sense-mi]]機能あり!| |~|Ryzen 5|6コア12スレッド!X付きならXFR機能あり!!| |~|Ryzen 3|4コア8スレッド!X付きならXFR機能あり!!| ※HT(ハイパースレッディング)…スレッド数2T/1Cで「見かけ上コア数が2倍」みたいな動きをさせる技術。 ※OC(オーバークロック)…CPUの高速化。規格外の速さで動かせる。 ***内蔵GPU 画面出力機能。 グラボをつけるならいらない。 でも切り分けはより簡単になる。 ***その他のスペック ***型番名注記 |メーカー|型番|ひとこと| |Intel|末尾のK|OC対応!| |~|末尾のT|超省電力!| |~|末尾のS|省電力!| |~|末尾のM|モバイル版!| |~|末尾のQM|クアッドコアモバイル版!| |AMD|末尾のX|XFR機能あり!| |~|頭のA|APU!| ****キャッシュ CPUの一時的な記憶領域。 CPUから近い順にL1、L2、L3、…と分けられる。 単に「キャッシュ」とだけ表記してある場合は通常L3(もしくはL2とL3)キャッシュを指す。 **(参考)知っておきたい知識OC(オーバークロック) OCとはCPUやGPU、メモリの高速化のこと。 規定以上の速さで動かせる。 マザボ上の機能で行う。 CPUのOCを行う最低条件は基本的に以下2つ ・マザボがOC向け ・CPUがOC対応 (Intelなら[[Core i5-7600K]]など末尾「K」のものが対応している。AMDのCPU(APUでない)ならほとんど可能) 詳しくは[[OCの手引き]]を参照。 **(参考)内蔵GPUってあった方がいいの?内蔵GPUでどこまでできるの? グラボをつけるなら内蔵GPUはいらない。 内蔵GPUでできるのは2Dゲームぐらいまで。 AMDのAPU A10-7870Kなら設定を落とせば最新3Dゲームをプレイできないこともない。 でもPS3やXBOX360に毛が生えた程度の性能。 **(参考)CPUの総性能はベンチマークでしかわからない CPUの性能を左右するのは主にコア数、クロック数(GHz)、アーキテクチャ、キャッシュ(MB)である。 しかし、アーキテクチャによる性能が非常にわかりにくいため、CPUの総性能はこれらの総合(ベンチスコア)でしか分からない。 そのため、コア数、クロック数が高くても性能の低いCPUはいくらでもあるので注意。 でもベンチマークごとに重要な点は違うので点数の逆転が起こることも。 とりあえず最新アーキテクチャから製品を選べば問題ない。 **(参考)動画エンコしたいんだけど、爆速CPU買えばいいの?100万とか高すぎるんだけど… 寝てるときエンコするなら低速CPU([[Celeronなど)でも十分かも。 一刻を争うなら高速CPU([[Core i5, Ryzen 5以上)を買うべし。スレッド数が物を言う。 まあ基本は高負荷のゲームように使えるCPUなら問題はない。 でも10コアまでしか使わないアプリケーションもあるので16コアとか買っても思ったほど上がらないことも...
CPUとは人間で言う「脳」であり、主な処理を行う。 最近のゲームはAIが複雑化しておりより高スペックなものが要求される。 パーツ選びの際はゲームタイトルの「推奨スペック」以上の最新CPUを買えば十分。 詳しいスペックの見方は下記参照。 [[おすすめパーツ]] [[価格.com(CPU)>http://kakaku.com/pc/cpu/]] #contents **スペックの見方 ***用語表 知るべきスペックと用語。 |用語|解説|例|ひとこと| |コア・スレッド数|脳と手の数|クアッドコア、デュアルコア…|| |クロック数|頭の速さ|4.5GHz、3.6GHz…|| |CPUソケット|CPUの規格・形状|LGA1151、SocketAM4…|マザボと合わせよう!| |アーキテクチャ|世代|Coffee Lake、Ryzen…|| |シリーズ|同世代内の種類|i7、i5、Ryzen 7…|ネーミング!| |消費電力||55W、77W、84W…|TDPは最大消費電力ではない点に注意!| ***コア・スレッド数(C・T) CPUに搭載されている「脳」の数。 これが多いほど多重処理に優れたりする。 また、スレッド数は脳に対する「手」みたいなもの。 通常は1T/1C。 ゲームでは8スレッドをフルに使うようなソフトは少ない。 よって4スレッドもあればスレッド数に関しては特に問題ない。 |コア数|評価|ひとこと| |6(ヘキサコア)以上|◎|動画エンコード、配信しながらのゲームをするなら!| |4(クアッドコア)|○|ゲームをするなら!| |2(デュアルコア)|△|ネット、データ管理、Officeなら困らない!最新のゲームには向いていない| |1(シングルコア)|×|やめよう!| ***クロック数 「頭」の速さ。 クロックが2倍になったら速度も2倍。 わかりやすい! でも最近はIDPの向上で旧製品の周波数以下でも、それ以上の計算速度を出したりする。 あくまでも計算能力の指標の一つ。 どんな用途でも効いてくる。 ※ゲームなど速度限度がある場合は速すぎても意味なし。逆に速すぎて困ると言えば熱管理がめんどくさくなるぐらい。 ネット程度でも2GHz未満は避けるべき。 ***CPUソケット CPUの形状。 CPUとマザボは対応した製品でなければ乗せることすら不可能なので、双方ソケットの一致している物を購入しよう。 |メーカー|CPUソケット|ひとこと| |Intel|LGA1151|メインストリーム!| |~|LGA2011-3|ハイエンド!| |AMD|AM4|CPU処理重視タイプ!| |~|FM2|内蔵GPU特化タイプ!| ***アーキテクチャ CPUの世代みたいなの。 IntelならCoffee Lakeが最新。 ***シリーズ 同世代内の種類分け・ネーミングみたいなの。 シリーズごとに大まかな違いがある。 基本的に同世代なら数字が大きいほど高性能。 |メーカー|シリーズ|ひとこと| |Intel|Core i7|4(6)コアHT対応!OC耐性高!| |~|Core i5|4(6)コア多し!コスパ良い!| |~|Core i3|2(4)コア上位多し!HTで4スレッド!| |~|Pentium|2コア中位多し!| |~|Celeron|2コア下位多し!| |~|Xeon|サーバー向け安定高出力型!| |AMD|Ryzen 7|8コア16スレッド!X付きなら[[XFR>http://www.amd.com/ja/technologies/sense-mi]]機能あり!| |~|Ryzen 5|6コア12スレッド!X付きならXFR機能あり!!| |~|Ryzen 3|4コア8スレッド!X付きならXFR機能あり!!| ※HT(ハイパースレッディング)…スレッド数2T/1Cで「見かけ上コア数が2倍」みたいな動きをさせる技術。 ※OC(オーバークロック)…CPUの高速化。規格外の速さで動かせる。 ***内蔵GPU 画面出力機能。 グラボをつけるならいらない。 でも切り分けはより簡単になる。 ***その他のスペック ***型番名注記 |メーカー|型番|ひとこと| |Intel|末尾のK|OC対応!| |~|末尾のT|超省電力!| |~|末尾のS|省電力!| |~|末尾のM|モバイル版!| |~|末尾のQM|クアッドコアモバイル版!| |AMD|末尾のX|XFR機能あり!| |~|頭のA|APU!| ****キャッシュ CPUの一時的な記憶領域。 CPUから近い順にL1、L2、L3、…と分けられる。 単に「キャッシュ」とだけ表記してある場合は通常L3(もしくはL2とL3)キャッシュを指す。 **(参考)知っておきたい知識OC(オーバークロック) OCとはCPUやGPU、メモリの高速化のこと。 規定以上の速さで動かせる。 マザボ上の機能で行う。 CPUのOCを行う最低条件は基本的に以下2つ ・マザボがOC向け ・CPUがOC対応 (Intelなら[[Core i5-7600K]]など末尾「K」のものが対応している。AMDのCPU(APUでない)ならほとんど可能) 詳しくは[[OCの手引き]]を参照。 **(参考)内蔵GPUってあった方がいいの?内蔵GPUでどこまでできるの? グラボをつけるなら内蔵GPUはいらない。 内蔵GPUでできるのは2Dゲームぐらいまで。 AMDのAPU A10-7870Kなら設定を落とせば最新3Dゲームをプレイできないこともない。 でもPS3やXBOX360に毛が生えた程度の性能。 **(参考)CPUの総性能はベンチマークでしかわからない CPUの性能を左右するのは主にコア数、クロック数(GHz)、アーキテクチャ、キャッシュ(MB)である。 しかし、アーキテクチャによる性能が非常にわかりにくいため、CPUの総性能はこれらの総合(ベンチスコア)でしか分からない。 そのため、コア数、クロック数が高くても性能の低いCPUはいくらでもあるので注意。 でもベンチマークごとに重要な点は違うので点数の逆転が起こることも。 とりあえず最新アーキテクチャから製品を選べば問題ない。 **(参考)動画エンコしたいんだけど、爆速CPU買えばいいの?100万とか高すぎるんだけど… 寝てるときエンコするなら低速CPU([[Celeronなど)でも十分かも。 一刻を争うなら高速CPU([[Core i5, Ryzen 5以上)を買うべし。スレッド数が物を言う。 まあ基本は高負荷のゲームように使えるCPUなら問題はない。 でも10コアまでしか使わないアプリケーションもあるので16コアとか買っても思ったほど上がらないことも...

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