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「CPU」(2017/10/24 (火) 11:48:31) の最新版変更点
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CPUとは人間で言う「脳」であり、主な処理を行う。
最近のゲームはAIが複雑化しておりより高スペックなものが要求される。
パーツ選びの際はゲームタイトルの「推奨スペック」以上の最新CPUを買えば十分。
詳しいスペックの見方は下記参照。
[[おすすめパーツリスト]]
[[価格.com(CPU)>http://kakaku.com/pc/cpu/]]
#contents
**スペックの見方
***用語表
知るべきスペックと用語。
|用語|解説|例|ひとこと|
|コア・スレッド数|脳と手の数|クアッドコア、デュアルコア…||
|クロック数|頭の速さ|4.5GHz、3.6GHz…||
|CPUソケット|CPUの規格・形状|LGA1151、SocketAM4…|マザボと合わせよう!|
|アーキテクチャ|世代|Coffee Lake、Ryzen…||
|シリーズ|同世代内の種類|i7、i5、Ryzen 7…|ネーミング!|
|消費電力||55W、77W、84W…|TDPは最大消費電力ではない点に注意!|
***コア・スレッド数(C・T)
CPUに搭載されている「脳」の数。
これが多いほど多重処理に優れたりする。
また、スレッド数は脳に対する「手」みたいなもの。
通常は1T/1C。
ゲームでは8スレッドをフルに使うようなソフトは少ない。
よって4スレッドもあればスレッド数に関しては特に問題ない。
|コア数|評価|ひとこと|
|6(ヘキサコア)以上|◎|動画エンコード、配信しながらのゲームをするなら!|
|4(クアッドコア)|○|ゲームをするなら!|
|2(デュアルコア)|△|ネット、データ管理、Officeなら困らない!最新のゲームには向いていない|
|1(シングルコア)|×|やめよう!|
***クロック数
「頭」の速さ。
クロックが2倍になったら速度も2倍。
わかりやすい!
でも最近はIDPの向上で旧製品の周波数以下でも、それ以上の計算速度を出したりする。
あくまでも計算能力の指標の一つ。
どんな用途でも効いてくる。
※ゲームなど速度限度がある場合は速すぎても意味なし。逆に速すぎて困ると言えば熱管理がめんどくさくなるぐらい。
ネット程度でも2GHz未満は避けるべき。
***CPUソケット
CPUの形状。
CPUとマザボは対応した製品でなければ乗せることすら不可能なので、双方ソケットの一致している物を購入しよう。
|メーカー|CPUソケット|ひとこと|
|Intel|LGA1151|メインストリーム!|
|~|LGA2011-3|ハイエンド!|
|AMD|AM4|CPU処理重視タイプ!|
|~|FM2|内蔵GPU特化タイプ!|
***アーキテクチャ
CPUの世代みたいなの。
IntelならCoffee Lakeが最新。
***シリーズ
同世代内の種類分け・ネーミングみたいなの。
シリーズごとに大まかな違いがある。
基本的に同世代なら数字が大きいほど高性能。
|メーカー|シリーズ|ひとこと|
|Intel|Core i7|4(6)コアHT対応!OC耐性高!|
|~|Core i5|4(6)コア多し!コスパ良い!|
|~|Core i3|2(4)コア上位多し!HTで4スレッド!|
|~|Pentium|2コア中位多し!|
|~|Celeron|2コア下位多し!|
|~|Xeon|サーバー向け安定高出力型!|
|AMD|Ryzen 7|8コア16スレッド!X付きなら[[XFR>http://www.amd.com/ja/technologies/sense-mi]]機能あり!|
|~|Ryzen 5|6コア12スレッド!X付きならXFR機能あり!!|
|~|Ryzen 3|4コア8スレッド!X付きならXFR機能あり!!|
※HT(ハイパースレッディング)…スレッド数2T/1Cで「見かけ上コア数が2倍」みたいな動きをさせる技術。
※OC(オーバークロック)…CPUの高速化。規格外の速さで動かせる。
***内蔵GPU
画面出力機能。
グラボをつけるならいらない。
でも切り分けはより簡単になる。
***その他のスペック
***型番名注記
|メーカー|型番|ひとこと|
|Intel|末尾のK|OC対応!|
|~|末尾のT|超省電力!|
|~|末尾のS|省電力!|
|~|末尾のM|モバイル版!|
|~|末尾のQM|クアッドコアモバイル版!|
|AMD|末尾のX|XFR機能あり!|
|~|頭のA|APU!|
****キャッシュ
CPUの一時的な記憶領域。
CPUから近い順にL1、L2、L3、…と分けられる。
単に「キャッシュ」とだけ表記してある場合は通常L3(もしくはL2とL3)キャッシュを指す。
**(参考)知っておきたい知識OC(オーバークロック)
OCとはCPUやGPU、メモリの高速化のこと。
規定以上の速さで動かせる。
マザボ上の機能で行う。
CPUのOCを行う最低条件は基本的に以下2つ
・マザボがOC向け
・CPUがOC対応
(Intelなら[[Core i5-7600K]]など末尾「K」のものが対応している。AMDのCPU(APUでない)ならほとんど可能)
詳しくは[[OCの手引き]]を参照。
**(参考)内蔵GPUってあった方がいいの?内蔵GPUでどこまでできるの?
グラボをつけるなら内蔵GPUはいらない。
内蔵GPUでできるのは2Dゲームぐらいまで。
AMDのAPU A10-7870Kなら設定を落とせば最新3Dゲームをプレイできないこともない。
でもPS3やXBOX360に毛が生えた程度の性能。
**(参考)CPUの総性能はベンチマークでしかわからない
CPUの性能を左右するのは主にコア数、クロック数(GHz)、アーキテクチャ、キャッシュ(MB)である。
しかし、アーキテクチャによる性能が非常にわかりにくいため、CPUの総性能はこれらの総合(ベンチスコア)でしか分からない。
そのため、コア数、クロック数が高くても性能の低いCPUはいくらでもあるので注意。
でもベンチマークごとに重要な点は違うので点数の逆転が起こることも。
とりあえず最新アーキテクチャから製品を選べば問題ない。
**(参考)動画エンコしたいんだけど、爆速CPU買えばいいの?100万とか高すぎるんだけど…
寝てるときエンコするなら低速CPU([[Celeronなど)でも十分かも。
一刻を争うなら高速CPU([[Core i5, Ryzen 5以上)を買うべし。スレッド数が物を言う。
まあ基本は高負荷のゲームように使えるCPUなら問題はない。
でも10コアまでしか使わないアプリケーションもあるので16コアとか買っても思ったほど上がらないことも...
CPUとは人間で言う「脳」であり、主な処理を行う。
最近のゲームはAIが複雑化しておりより高スペックなものが要求される。
パーツ選びの際はゲームタイトルの「推奨スペック」以上の最新CPUを買えば十分。
詳しいスペックの見方は下記参照。
[[おすすめパーツ]]
[[価格.com(CPU)>http://kakaku.com/pc/cpu/]]
#contents
**スペックの見方
***用語表
知るべきスペックと用語。
|用語|解説|例|ひとこと|
|コア・スレッド数|脳と手の数|クアッドコア、デュアルコア…||
|クロック数|頭の速さ|4.5GHz、3.6GHz…||
|CPUソケット|CPUの規格・形状|LGA1151、SocketAM4…|マザボと合わせよう!|
|アーキテクチャ|世代|Coffee Lake、Ryzen…||
|シリーズ|同世代内の種類|i7、i5、Ryzen 7…|ネーミング!|
|消費電力||55W、77W、84W…|TDPは最大消費電力ではない点に注意!|
***コア・スレッド数(C・T)
CPUに搭載されている「脳」の数。
これが多いほど多重処理に優れたりする。
また、スレッド数は脳に対する「手」みたいなもの。
通常は1T/1C。
ゲームでは8スレッドをフルに使うようなソフトは少ない。
よって4スレッドもあればスレッド数に関しては特に問題ない。
|コア数|評価|ひとこと|
|6(ヘキサコア)以上|◎|動画エンコード、配信しながらのゲームをするなら!|
|4(クアッドコア)|○|ゲームをするなら!|
|2(デュアルコア)|△|ネット、データ管理、Officeなら困らない!最新のゲームには向いていない|
|1(シングルコア)|×|やめよう!|
***クロック数
「頭」の速さ。
クロックが2倍になったら速度も2倍。
わかりやすい!
でも最近はIDPの向上で旧製品の周波数以下でも、それ以上の計算速度を出したりする。
あくまでも計算能力の指標の一つ。
どんな用途でも効いてくる。
※ゲームなど速度限度がある場合は速すぎても意味なし。逆に速すぎて困ると言えば熱管理がめんどくさくなるぐらい。
ネット程度でも2GHz未満は避けるべき。
***CPUソケット
CPUの形状。
CPUとマザボは対応した製品でなければ乗せることすら不可能なので、双方ソケットの一致している物を購入しよう。
|メーカー|CPUソケット|ひとこと|
|Intel|LGA1151|メインストリーム!|
|~|LGA2011-3|ハイエンド!|
|AMD|AM4|CPU処理重視タイプ!|
|~|FM2|内蔵GPU特化タイプ!|
***アーキテクチャ
CPUの世代みたいなの。
IntelならCoffee Lakeが最新。
***シリーズ
同世代内の種類分け・ネーミングみたいなの。
シリーズごとに大まかな違いがある。
基本的に同世代なら数字が大きいほど高性能。
|メーカー|シリーズ|ひとこと|
|Intel|Core i7|4(6)コアHT対応!OC耐性高!|
|~|Core i5|4(6)コア多し!コスパ良い!|
|~|Core i3|2(4)コア上位多し!HTで4スレッド!|
|~|Pentium|2コア中位多し!|
|~|Celeron|2コア下位多し!|
|~|Xeon|サーバー向け安定高出力型!|
|AMD|Ryzen 7|8コア16スレッド!X付きなら[[XFR>http://www.amd.com/ja/technologies/sense-mi]]機能あり!|
|~|Ryzen 5|6コア12スレッド!X付きならXFR機能あり!!|
|~|Ryzen 3|4コア8スレッド!X付きならXFR機能あり!!|
※HT(ハイパースレッディング)…スレッド数2T/1Cで「見かけ上コア数が2倍」みたいな動きをさせる技術。
※OC(オーバークロック)…CPUの高速化。規格外の速さで動かせる。
***内蔵GPU
画面出力機能。
グラボをつけるならいらない。
でも切り分けはより簡単になる。
***その他のスペック
***型番名注記
|メーカー|型番|ひとこと|
|Intel|末尾のK|OC対応!|
|~|末尾のT|超省電力!|
|~|末尾のS|省電力!|
|~|末尾のM|モバイル版!|
|~|末尾のQM|クアッドコアモバイル版!|
|AMD|末尾のX|XFR機能あり!|
|~|頭のA|APU!|
****キャッシュ
CPUの一時的な記憶領域。
CPUから近い順にL1、L2、L3、…と分けられる。
単に「キャッシュ」とだけ表記してある場合は通常L3(もしくはL2とL3)キャッシュを指す。
**(参考)知っておきたい知識OC(オーバークロック)
OCとはCPUやGPU、メモリの高速化のこと。
規定以上の速さで動かせる。
マザボ上の機能で行う。
CPUのOCを行う最低条件は基本的に以下2つ
・マザボがOC向け
・CPUがOC対応
(Intelなら[[Core i5-7600K]]など末尾「K」のものが対応している。AMDのCPU(APUでない)ならほとんど可能)
詳しくは[[OCの手引き]]を参照。
**(参考)内蔵GPUってあった方がいいの?内蔵GPUでどこまでできるの?
グラボをつけるなら内蔵GPUはいらない。
内蔵GPUでできるのは2Dゲームぐらいまで。
AMDのAPU A10-7870Kなら設定を落とせば最新3Dゲームをプレイできないこともない。
でもPS3やXBOX360に毛が生えた程度の性能。
**(参考)CPUの総性能はベンチマークでしかわからない
CPUの性能を左右するのは主にコア数、クロック数(GHz)、アーキテクチャ、キャッシュ(MB)である。
しかし、アーキテクチャによる性能が非常にわかりにくいため、CPUの総性能はこれらの総合(ベンチスコア)でしか分からない。
そのため、コア数、クロック数が高くても性能の低いCPUはいくらでもあるので注意。
でもベンチマークごとに重要な点は違うので点数の逆転が起こることも。
とりあえず最新アーキテクチャから製品を選べば問題ない。
**(参考)動画エンコしたいんだけど、爆速CPU買えばいいの?100万とか高すぎるんだけど…
寝てるときエンコするなら低速CPU([[Celeronなど)でも十分かも。
一刻を争うなら高速CPU([[Core i5, Ryzen 5以上)を買うべし。スレッド数が物を言う。
まあ基本は高負荷のゲームように使えるCPUなら問題はない。
でも10コアまでしか使わないアプリケーションもあるので16コアとか買っても思ったほど上がらないことも...