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「ストレージ」(2017/10/24 (火) 11:03:01) の最新版変更点
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データを溜め込む倉庫。
SSDとかHDDとか大容量の記憶装置達のこと。
こいつらをストレージと呼んだりする。
覚えておくとちょっとかっこいい。
だいたい、OSやシステムファイルはここにぶち込まれる。
これらのほか、ユーザーファイルとして音楽やゲーム、エロ動画などさまざまなものを保存する役割を担う。
使用頻度が高いため、PCの速度を決めるものすごく重要な部品。
ゲームでも読み込みが速いとオンラインプレイで得をしたりする。
予算があれば是非良いSSDを搭載しよう。
・速度:M.2 SSD>SSD>HDD(比べ物にならない)
・価格:M.2SSD≒SSD*4≒HDD*40(1GBあたり)
ちなみにメインメモリはSSDより10倍近く速かったりで、それを利用したRAMディスクってストレージもある。
廃人用。
性能も重要だけど、故障したときに交換だけでは済まない(データを失う)ので信頼性も重要。
信頼性はスペックなどから事前に知ることが難しいので、最新の製品は様子を見て人柱報告(レビュー)が上がってから買うのが有効。
&bold(){何を買うにしてもバックアップは確実に取ることをお勧めする。}
*どのくらいの容量があればいい?
目安として「Windows7や8なら128GBが最低ライン」と覚えておけばいい。
でもゲームやるなら1TBは欲しいところ。
「SSD128GB(OS・重要ソフト)」+「HDD~TB」って構成が一番無難。
もちろん全部SSDが最強。
#contents
*SSD
USBメモリみたいなのをいっぱい積んで高速化したストレージ。
書き込み、読み込みともに500MB/sくらい。(シーケンシャル)
ただでさえ速いSSDに最近爆速のM.2(32Gb/s)という接続規格が立ち上がった。
採用製品だと読み込み2GB/s、書き込み1GB/sぐらい出る。(シーケンシャル)
ただし爆熱に注意されたし。
[[SSD]]を参照。
爆速だけど、お高いのでOS・重要ソフトだけでもSSDに入れるって人も多い。
*HDD
磁性円盤(プラッタ)が1枚以上くるくる回ってて、そこにデータが記録されるようなストレージ。
最近は1プラッタタイプが主流。
※プラッタが少ない方が良いことが多い。
・容量当たりの単価が安い
・騒音、発熱、消費電力、故障率もやや下がる
・速度が向上する
***内蔵と外付け
HDDには「PC内部に積む内蔵タイプ」と「USB外付けタイプ」がある。
前述のSSDの登場によりHDDは「安価なデータ置き場」となったため、「USB外付けタイプ」も汎用性が高くおすすめ。
***容量
人による。
どれだけ容量積むか悩んでる人は「コスパが良い1TB~2TB」が無難
ゲームプレイを録画するにしても3TBあれば当分は問題ない。
容量が足りなくなったら増設すればいいので気楽に。
(増設できる量はM/Bとケースによる)
***サイズ
HDDの場合店で見かけるのは内蔵で2.5インチか3.5インチだが、3.5インチの方がより大容量で安いからおすすめ。
※2.5インチは殆どがノートPC用。
SSDは2.5インチ。
***回転数
プラッタの回転数。
回転数が速い方が高速となる。
7200rpmがちょうどいい。
より高回転な10000rpm/15000rpmのものもあるが
・うるさい
・熱い
・電力大食い
なので個人用途だと微妙。
5400rpmだとかなり体感速度が悪く、もうパソコン自体触りたくなくなる。
最近はそれでもかなり頑張ってる。
まぁアクセス速度でとやかく言うなら、SSDを買え。
***接続規格
****内蔵タイプ
内蔵の主流接続規格はSATA。
マザボとSSD、内蔵HDD、光学ドライブを繋ぐ規格であるためストレージ以外でも重要。
速度ごとにSATA6Gbps(SATA3)>SATA3.0Gbps(SATA2)>SATA1.5Gbps(SATA)と分かれている。
SATA達は接続の互換性はあるけど、最近のマザボもSSDも内蔵HDDも光学ドライブもSATA3。
ちなみに最大速度の理論値はこんな感じ。
|世代|最大速度|
|SATA|1.5Gbps≒150MB/s|
|SATA2|3Gbps≒300MB/s|
|SATA3|6Gbps≒600MB/s|
HDDはどんな高速機でも200MB/s程度なのでSATA3の恩恵は受けなかったり。
ちなみに、SSDは読み書き速度500MB/s前後なのでSATA3で繋がないと生かせないので注意。
※[[SATA - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%ABATA]]
****外付けタイプ
外付けの接続規格はおなじみのUSBがほとんど。
「USB3.0対応のマザボ」なら、迷いなく「USB3.0対応のHDD」を選ぼう。
次世代規格のUSB3.1にも期待。
USBの規格と最大速度
|規格|最大転送速度|給電能力(5V)|
|USB1.0|12Mbps|--|
|USB1.1|12Mbps|--|
|USB2.0|480Mbps|500mA|
|USB3.0|5Gbps|900mA|
|USB3.1|10Gbps|1000mA|
※[[USB - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9]]
***バッファ
データを一時的に取っておくところ。
流れる水を汲むバケツみたいなの。
容量は多いほうがいいが少なくても別にかまわない。
バッファ量の差はパフォーマンスへ与える影響はそれ程大きくないので優先順位は低い。
ここを気にするくらいならSSDを買え。
**(参考)知っきおきたい知識RAID
複数台のSSD、HDDをひとつにまとめて、高速化したり安全性を高める方法。
普通にやれば2倍近く速くなる。
マザボのオンボ機能でだいたいできる。
詳しくは[[RAID?なにそれおいしいの?]]を参照。
できるだけ複数のストレージを買ってRAIDをやった方がいい。
例えば、SSDで256GBを組むとき、
値段:RAIDSSD*2(128GB+128GB)≒SSD(256GB)
速度:RAIDSSD*2(128GB+128GB)>>SSD(256GB)
というように同じ値段でもより速度が出せたりする。
データを溜め込む倉庫。
SSDとかHDDとか大容量の記憶装置達のこと。
これらをストレージと呼んだりする。
だいたい、OSやシステムファイルはここにぶち込まれる。
これらのほか、ユーザーファイルとして音楽やゲーム、エロ動画などさまざまなものを保存する役割を担う。
メモリとの違いは長期間保存するか、使うときだけ保存するか。
よく作業机の盤上と引き出しに例えられる。
使用頻度が高いため、PCの速度を決めるものすごく重要な部品。
ゲームでも読み込みが速いとオンラインプレイで得をしたりする。
予算があれば是非良いSSDを搭載しよう。
・速度:M.2 SSD>SSD>HDD(比べ物にならない)
・価格:M.2SSD≒SSD*4≒HDD*40(1GBあたり)
ちなみにメインメモリはSSDより10倍近く速かったりで、それを利用したRAMディスクってストレージもある。
廃人用。
性能も重要だけど、故障したときに交換だけでは済まない(データを失う)ので信頼性も重要。
信頼性はスペックなどから事前に知ることが難しいので、最新の製品は様子を見て人柱報告(レビュー)が上がってから買うのが有効。
でも壊れるときは壊れるからあんまり真剣になっても仕方ない。
[[CrystalDiskInfo>https://crystalmark.info]]などでちゃんと監視しておけば完全に昇天する前にデータを救出できる。
&bold(){何を買うにしてもバックアップは確実に取ることをお勧めする。}
*どのくらいの容量があればいい?
目安として「Windows7や8なら128GBが最低ライン」と覚えておけばいい。
でもゲームやるなら1TBは欲しいところ。
動画をキャプチャするなら3TB以上あると安心。
「SSD256GB(OS・重要ソフト)」+「HDD~TB」って構成が一番無難。
もちろん全部SSDが最強。
#contents
*SSD
USBメモリみたいなのをいっぱい積んで高速化したストレージ。
書き込み、読み込みともに500MB/sくらい。(シーケンシャル)
ただでさえ速いSSDに最近爆速のM.2(32Gb/s)という接続規格が立ち上がった。
採用製品だと読み込み2GB/s、書き込み1GB/sぐらい出る。(シーケンシャル)
ただし爆熱に注意されたし。
[[SSD]]を参照。
爆速だけど、お高いのでOS・重要ソフトだけでもSSDに入れるって人も多い。
ゲーマーならBFとかロードで差がつくゲームだけでも入れておくと良い。
*HDD
磁性円盤(プラッタ)が1枚以上くるくる回ってて、そこにデータが記録されるようなストレージ。
最近は1プラッタタイプが主流。
※プラッタが少ない方が良いことが多い。
・容量当たりの単価が安い
・騒音、発熱、消費電力、故障率もやや下がる
・速度が向上する
***内蔵と外付け
HDDには「PC内部に積む内蔵タイプ」と「USB外付けタイプ」がある。
前述のSSDの登場によりHDDは「安価なデータ置き場」となったため、「USB外付けタイプ」も汎用性が高くおすすめ。
***容量
人による。
どれだけ容量積むか悩んでる人は「コスパが良い3TB~4TB」が無難
ゲームプレイを録画するにしても3TBあれば当分は問題ない。
容量が足りなくなったら増設すればいいので気楽に。
(増設できる量はM/Bとケースによる)
***サイズ
HDDの場合店で見かけるのは内蔵で2.5インチか3.5インチだが、3.5インチの方がより大容量で安いからおすすめ。
※2.5インチは殆どがノートPC用。
SSDは2.5インチ。
***回転数
プラッタの回転数。
回転数が速い方が高速となる。
7200rpmがちょうどいい。
より高回転な10000rpm/15000rpmのものもあるが
・うるさい
・熱い
・電力大食い
なので個人用途だと微妙。
5400rpmだとかなり体感速度が悪く、もうパソコン自体触りたくなくなる。
最近はそれでもかなり頑張ってる。
まぁアクセス速度でとやかく言うなら、SSDを買え。
***接続規格
****内蔵タイプ
内蔵の主流接続規格はSATA。
マザボとSSD、内蔵HDD、光学ドライブを繋ぐ規格であるためストレージ以外でも重要。
速度ごとにSATA6Gbps(SATA3)>SATA3.0Gbps(SATA2)>SATA1.5Gbps(SATA)と分かれている。
SATA達は接続の互換性はあるけど、最近のマザボもSSDも内蔵HDDも光学ドライブもSATA3。
ちなみに最大速度の理論値はこんな感じ。
|世代|最大速度|
|SATA|1.5Gbps≒150MB/s|
|SATA2|3Gbps≒300MB/s|
|SATA3|6Gbps≒600MB/s|
HDDはどんな高速機でも200MB/s程度なのでSATA3の恩恵は受けなかったり。
ちなみに、SSDは読み書き速度500MB/s前後なのでSATA3で繋がないと生かせないので注意。
※[[SATA - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%ABATA]]
****外付けタイプ
外付けの接続規格はおなじみのUSBがほとんど。
「USB3.0対応のマザボ」なら、迷いなく「USB3.0対応のHDD」を選ぼう。
次世代規格のUSB3.1にも期待。
USBの規格と最大速度
|規格|最大転送速度|給電能力(5V)|
|USB1.0|12Mbps|--|
|USB1.1|12Mbps|--|
|USB2.0|480Mbps|500mA|
|USB3.0|5Gbps|900mA|
|USB3.1|10Gbps|1000mA|
※[[USB - Wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%B9]]
***バッファ
データを一時的に取っておくところ。
流れる水を汲むバケツみたいなの。
容量は多いほうがいいが少なくても別にかまわない。
バッファ量の差はパフォーマンスへ与える影響はそれ程大きくないので優先順位は低い。
ここを気にするくらいならSSDを買え。
**(参考)知っきおきたい知識RAID
複数台のSSD、HDDをひとつにまとめて、高速化したり安全性を高める方法。
普通にやれば2倍近く速くなる。
マザボのオンボ機能でだいたいできる。
詳しくは[[RAID?なにそれおいしいの?]]を参照。
できるだけ複数のストレージを買ってRAIDをやった方がいい。
例えば、SSDで256GBを組むとき、
値段:RAIDSSD*2(128GB+128GB)≒SSD(256GB)
速度:RAIDSSD*2(128GB+128GB)>>SSD(256GB)
というように同じ値段でもより速度が出せたりする。