話される国 |
ニーネン=シャプチ |
話者数 |
約400億人? |
話者数の順位 |
1位(国内) |
言語系統 |
・スムラント=アイユヴァン語族 ・北部トゥア=グヤーグ語派 ・マシャタラン諸語 ・ダン=ラ=ハン語 |
表記体系 |
ダン=ラ=ハン文字 |
公的地位 |
公用語 |
ニーネン=シャプチ |
統制機関 |
国教院言語教育局 |
ダン=ラ=ハン語は
大宇宙連合会議で用いられる言語の一つ。
ニーネン=シャプチのエシュト文明で発達し、現在では大宇宙諸国におけるよく知られている言語の一つと位置づけられている。
音韻
詳細についてはダン=ラ=ハン語/音韻を参照
ダン=ラ=ハン語の母音は、a , i , u , e , o の五つの単母音で構成されている。また、 â , î , û , ê , ou の五つの長母音が存在する。複合母音には、ia /ya/ , iu /yu/ , ie /ye/ と、 ua /wa/ , ui /wi/ , ue /we/ があり、特殊母音として、 io [y:] , eo(またはoe) [œ:] がある。前述の通り、母音の長短の区別がある。
子音にはよく使われるp , b , m , t , d , s , k , g等に加えて、lh(無声硬口蓋側面摩擦音)[çˡ]やlg(有声硬口蓋側面摩擦音または有声歯茎側面破擦音)[ʝˡ]または[d͡ɮ]など非母語話者にとって難しいと思われる音素を持つ。
文型
語順
原則的にはVSO型(動詞―主語―目的語)である。しかし、根本的にはV1語順(先頭に動詞を必ず置く語順)の言語であるため、VOS型の文型を取る場合もある。詳細は後述を参照。
句の語順はNA型(名詞―修飾語)の語順を取る。すなわち、形容詞や副詞、または句は後置修飾の形式を取る。
倒置法
文語においてVOS型の文にすると倒置法になる。倒置法は聞き手に対して目的語を強調したり、主語の行う動作を強調したりする印象を与える効果がある。
コピュラ
ダン=ラ=ハン語ではコピュラ動詞をnê(~である・~だ)、pnê(~になる)の二つとしている。
補語
補語とは、ダン=ラ=ハン語におけるコピュラ動詞であるpnê(~になる)、nê(~である・~だ)の直接目的語のことをいう。
ダン=ラ=ハン語の形容詞は英語や日本語のように修飾する対象なしに文に置くことができず、専ら名詞を修飾するための品詞であるため、英語のSVC文型のような形を取ることはない。そのため、コピュラ動詞の主語と目的語がイコールで結ばれている状態にあるその目的語のことを補語と呼ぶのである。
関連項目