ユフィシャール語
juphixalla lakuphpheler
発音 [jupiʃalla lakupːeleː]
話される国 NCF諸島
話者数 不明
話者数の順位 不明
言語系統 -シアン大語族
--リパライン語族
---リパライン語派
----リーナスタン諸語
表記体系 ラッタッダ文字
ラッタッダ・アイラニーヤ文字
バート文字
公的地位
公用語 ファルトクノア共和国
統制機関 連邦少数言語保護機構
ユフィシャール語(理:lkurftlesse'd jufixarl, 由:juphixalla lakuphpheler)とは、シアン大語族リパライン語族リパライン語派に属する言語。リパライン語と同系統の言語であるが、同じ大語族のラネーメ語族に属するバート語などの影響を強く受けている。ファルトクノア内戦以後の民族文化重視政策ではマッハルダ・ラクッパ(母なる言語)、ハーパオエネ・ラクッパ(洗練された言語)とも呼ばれるようになった。


歴史

リーナスタン諸語は、ユーリエン学説に基づきフェイニアヴィーガと呼ばれる民族が古リパライン語を構成し始めたところから初期のファイクレオネのデーノ地域におけるターフ諸族のディアスポラによってスラーンに住み着くようになったリパラオネ人が喋る非常に古い時代のリパライン語が元になっているとされている。最も古い記録はphil.100年のNCF諸島における民族に関する書物であるハッタリッパ・マッハルダ・ウロ(理:hartlirfa'd marxa'd iulo)におけるユフィシャール語の記録から始まっていた。ユフィシャールという地域名はファルトクノアにヴェフィス人がショアンと紛争を起こした際につけたものであり、元々地域一体の名称はマッハッラ(母なる地)かヴァーヒヤラ(父なる地)と呼ばれ、言語名も上記の通りマッハルダ・ラクッパと呼ばれていた。ヴェフィス人がファルトクノアに入植する以前からその言語に対する探求心から文法書などが作られていたがNFC諸島が設置されてからは、メイア諸島議長による連邦化政策の推進により、リパライン語による言語圧政によって話者数は激減した。ファルトクノア内戦後はユエスレオネ連邦連邦少数言語保護機構の少数言語認定を受け、地域行政言語としたり、看板への表記を義務化したりなどしているが、話者数は横並びであると言われており、NCF諸島の住民の八割はリパライン語かヴェフィス語、またその両方が喋れることによってユフィシャール語を話さない傾向にある。

語彙比較

古理語 現代標準理語 ヴェフィス語 ユフィシャール語 ミルドネジア語北西方言 ミルドネジア語南東方言 タウニラウィッリー語
話す lghu lkurf (kefiyes) lakuphpha ərkorf əlkurp əlkurf
ありがとう clachies xace chais xace xakä xaké xaəkī
同じ - deliu daileye duulu däräo dhéléu dˤīlīju
- veis vaies vuuisi väsh véS wīisə
しかし pa pa pas pa fa pa fa
bolu (puli) poulis puli fore puli fuli
集中する listempent lestifertes tufait luusetiphetteser räsdefärdäs lésdhipéDhés līstˤifairtˤīsə
世界 waruden unde vaidan unude ondä undhé undˤai
徐々に (vieb) ve vies vuu

文法

文字

古語においてはバート文字(pahettassa)を利用して書かれていたが、現代では一般にバート文字から派生したラッタッダ文字(lattassa)が利用されるようになった。但し、アイラニーヤ人の比率の高いファスタガードやポルタディルファースト周辺と離島部ではアイラニーヤ文字(airanija)が使われる。

ラッタッダ文字

一般に筆記に使われるラッタッダ文字は結合音節文字であり、aアギブダである。
a音節を構成しない場合はuの母音符号の丸の下に丸を書く形を書いて表す。

発音

ほぼリパライン語の表記法と同じだが一部音が異なる。
古理語に近い発音をする。
s /ɖ/
q /ʈ/
c /k/
x /χ/
y /ə/
r /ɾ/

緩衝子音

母音連続には緩衝音が入る。
iまたはe -gg-
aまたはo -v-
u -m-
y -l-

語順

リパライン語族にはあまり多くない語末V固定である。焦点によって目的語か主語を左方移動する。
修飾詞である形容詞・副詞はそれぞれリパライン語族のANを踏襲しており、また形容詞と副詞はそれぞれ名詞と動詞の直前以外に置く事は出来ない。

naasisasa nysynysy kaattakatta.
ナダナダ カーッタカッタ。
(彼等が窓を割った, ni-'s-I-ss-A nysnys kirt-A-*kjqtla)

nysynysy naasisasa kaattakatta.
ナダナダ ナーディダダ カーッタカッタ。
(窓は彼等によって割られた。, nysnys ni-'s-I-ss-A kirt-A-*kjqtla)

sanuvodene nysynysy
ダヌヴォデネ ナダナダ。
(壊れた窓, snuvoden-E nysnys)

phaqu laaxunaphahonnavi hamme satylupono molono kranate na?
パトゥ ラーフナパホンナヴィ ハンメ ダタルポノ モロノ クラナテ ナ?
(何の恨みがあってこのような例文を書くのか, fqa lixunafhorn-A-v-'i harmie stylup-on-O mol-on-O krante n-A?)

動詞

時制と相

ユフィシャール語では時制と相はラネーメ語族に大きな影響を受けて、完了・非完了、過去・非過去の対立が存在する。後述する人称接辞の後に付く。

完了 非完了
過去 -katta(-kjqtla) -matta(*-mqtla)
非過去 -tta(-tla)

xuulemmissikatta.
フーレッミッディカッタ
(私たちは見た。, xel-E-r-mi-ss-i-*kjqtla)

naaryjy lunelinikimmimatta.
ナーラヤ ルネリニキッミマッタ。
(ここで走っていました。, niryj luni'elink-I-r-mi-*mqtla)

noono duusetekennitta.
(彼は今作業中です。, no-on-O destek-E-r-ni-*tla)

人称接辞

リパライン語族では珍しく代名詞が動詞に膠着する。人称接辞が無い原型のままで使うと命令形となる。

sg. pl.
1st -mmi -mmissi
2nd -cco -ccosso
3rd -nni -nnissi

hamme muulesaja ceepateepa-i ese-nne-cco-sso?
ハンメ ムーレダヤ ケーパテーパェィ エデンネッコッド?
(貴方たちは何について会話をしているのですか?, Harmie mels-j *cepatepa-'i es-E-r-n-E-r-co-r-ss-O)

Saa-sa asama-ca mole molo-nni-ene latta maase, mala saakahoomaasaazaa-ca lasa naavi mole isi-nni.
ダーダ アダマカ モレ モロンニエネ ラッタ マーデ マラ ダーカホーマーダーチャーカ ラダ ナーヴィ モレ イディンニ。
(彼は皇帝の座につくべき人であり、そして露天商などをすべき者ではない。, Si-'s-A *aṭam-E-'c mole mol-O-r-ni-en-E larta m'es, mal-A *sákahomáḍázá-'c-A las-A niv mole is-I-r-ni.)

Letiacirsta-sa molala-ca juule-cco-nno?
レテャスィースタダ モララカ ユーレッコンノ?
(携帯電話がどこにあるか知ってる?, letiacirst-A-'s-A mol-al-A-'c-A jel-E-r-co-r-n-O)

連体形

ユフィシャール語には動詞が名詞を修飾する連体形が存在する。

CV -mmale
CCV -teene

Esemmale ulo エデッマレ ウロ
(すること)

Lakuphphateene ulo ラクッパッテーネ ウロ
(言う事)

接続形

ユフィシャール語には順接には接続詞を使わず、動詞を変化させて接続形を使う。

語源がi, eから始まる動詞 l-(l'-)
語源がu, a, o ,yから始まる動詞 m-(m'-)
子音から始まる動詞 -ono/-no(-on-O)

luune kale!
ルーネ カレ!
(行って来い!, m'-en klie)

acillanar makinikatta.
アキッラナル マキニカッタ
(情報は拡散された, acirlan m'-ak'in)

lakuphphavono kale na?
ラクッパヴォノ カレ ナ?
(喋ってきたら?, lkurf-A-v-on-O klie n)

名詞

人称代名詞

sg. 主格 対格 与格 属格 向格 処格
1st maasi maavi maaci maadi maali maaro
2nd coso covi coco codo colo coro
3rd naasi naavi naaci naadi naali naaro
pl.はは-sisa(但し処格と対格は-sis-)を格変化部と語幹部の間に挟み、格変化部の母音はa(但し処格と対格は変化しない)になる。

指示代名詞

これ phaqu
あれ phagi

疑問代名詞

いつ hamili
どこ hamala
だれ hamer
なに hamelle
どうやって hamele
どのように、どれくらい hamolo

複数形と格

主格と対格は必要な場合以外は明示されない。
Vにはその前の母音と同じ母音が入る。

単数(語源) 複数(語源)
主格 -sV(-'s) -sVssV(-'s-V-ss)
対格 -i(-i) -ssi(-ss-'i)
与格 -cV(-'c) -cVssV(-'c-V-ss)
属格 -dV(-'d) -dVss(-'d-V-ss)
向格 -lV -lVssV(-'l-V-ss)
処格 -ro(-r-io)

擬音語・擬態語

ユフィシャール語は比較的に擬音語・擬態語を良く使う。

単語(語源) 対応する語 意味
bakabata(*momorq) だんだん、ゆくゆく 少しづつ
barabara(bhára.bt) ぴゅーぴゅー、ふーふー 強い風が吹いている様子
dembatemba(*zeepq-zeepq) ぺちゃくちゃ 無駄話をしている様子
xomaxomaana(*sloomq-sloomq) こつこつ 少しづつ積んでゆく様子

barabara rytete phaaurnnittano, naavi eseki moloceneno, maasisasa dembatemba lakuphphammissikatta.
バラバラ ラテテ パーウルンニッタノ ナーヴィ エデキ モロケネノ マーディダダ デンバテンバ ラクッパンミッディカッタ
(ぴゅーぴゅーと風が吹いていて、外に出られなかったので私たちはぺちゃくちゃと話していた。, bhára rytiet-E fiur-r-ni-*kjqtla-on-O niv eski mol-O-cene-on-O mi-ss-A-'s-A *zeepq-zeepq lkurf-A-r-mi-ss-I-*kjqtla)

例文

アリスは土手で姉のそばに座っていましたが、何もすることがなかったので、次第に疲れだしました。
Alis tuloro ana muule puunnennimatta pa, hammero esemmale ulovi naavi luutixinnikattavono, vuu ropannitta.
(Alis tuli'o-r-io an'a mele perne-r-ni-*mqtla pa harmie-r-io es-E-r-male iulo-v-'i letix-I-r-ni-*kjqtla ve riopa-r-ni-*tla)

一、二度、彼女は姉が読んでいる本をのぞいて見たけれども、その本には絵も会話もありませんでした。
panaqate, qate, naasi anasa akranatimmale kranateellavi phalavitiselennikatta pa, kranateellaro akaluuppatira ada lakuphpho lasa naavi molonnikatta.
(panqa-te, qa-te, ni-'s-I an'a-'s-A akranti-r-male kranteerl-A-v-'i falvitsel-e-r-ni-*kqtla pa kranteerl-A-ro aklurpti'a ad lkurf-o las-A niv-I mol-O-r-ni-*kjqtla)

「じゃ、この本には何の使い道があるっていうの?」とアリスは思いました。
"mala, phaqu kranateellaro lusele molonnitta na?" alis taasodonnikatta.
(mal-A fqiu kranteerl-r-io lusel-E mol-O-r-ni-*tla n-A? alis tisod-O-r-ni-*kjqtla)

「絵も会話もないなんて」
"akaluuppatira ada lakuphpho lasa naavi molonnittateene."
(aklurpti'a ad lkurf-o las-A niv-I mol-O-r-ni-*tla-*tla-en-E)

フレーズ集

+...

標識

開店 phasripete(パスリペテ)
閉店 puupudu(プープドゥ)
入口 enemmale kaaenulu(エネンマレ カーエヌル)
出口 esekimmale kaaenulu(エデキンマレ カーエヌル)
sulili(ドゥリリ)
duuroko(ドゥーロコ)
洗面所 jodyr(ヨダル)
男性 anana(アナナ)
女性 julupa(ユルパ)
禁止 phuu telese(プー テレデ)

挨拶

普通はsalammaで事足りる。
こんにちは vaarotommissikatta(ヴァーロトミッディカッタ, 丁寧)/Salarua(ザラルア, 理語、一般的)
おはようございます salamma tolidiro(サランマ・トリディロ)
こんばんは salamma nukusuru(サランマ・ヌクドゥル)
おやすみなさい xuule vuuisi(シューレ・ヴーイディ, 一般的)/pefallirt(ペファッリルト, 理語、若者言葉)
お元気ですか naar na?(ナール ナ?)
元気です naar esemmitta(ナール エデンミッタ)
お名前は何ですか phuullakar hamme(プーッラカル ハンメ)
私の名前は____です maadi phuullakar esemmi ____(マーディ プーッラカル エデンミ ____)
はじめまして vaarotona sanerenemmitta(ヴァーロトナ ダネレネンミッタ)
お願いします palaxa maale(パラハ マーレ)
どうぞ palaxa(パラハ)
どうもありがとう dosona(mmi)duulu(ドドナ(ンミ)ドゥール)
どういたしまして ese(cco)phuunexisi(エデ(ッコ)プーネヒディ)
はい pale(パレ)/ja(理語, ヤ)
いいえ naaxi(ナーヒ)/niv(理語, ニヴ)
すみません pana(パナ)
ごめんなさい nace(ナケ)
さようなら maka lese(マカ レデ)
○○語を(うまく)話せません ○○i tuusyly lakuphphammittacuune naavi(○○イ トゥーダラ ラクッパンミッタスーネ ナーヴィ)
わかりません qune naavi(トゥネ ナーヴィ)
リパライン語を話せますか linepaainei lakuphphaccocuune?(リネパーイネイ ラクッパッコスーネ)
だれかリパライン語を話せますか phahasaphasa lineparinei lakuphphaccocuune?(パハダパダ リネパリネイ ラクッパッコスーネ)
トイレはどこですか jodyr hammue(ヨダル ハンムエ)

トラブル

ユフィシャール語で警察を表すfeefee(フェーフェー)はリパライン語では特別警察を表すので注意。
助けて! cuuledini!(クーレディニ)
危ない! malephe!(マレペ)
ほっといて isi panaqaver(イディ パナタヴェル)
さわらないで! naavi dyvede!(ナーヴィ ダヴェデ)
警察をよびます feefeei duurokommitta(フェーフェーイ ドゥーロコンミッタ)
警察! feefee!(フェーフェー)
待て! どろぼう! maali! tavaller!(マーリ タヴァッレル)
緊急です naao esenni(ナーオ エデンニ)
道に迷っています phuuge qune naavi(プーネ トゥネ ナーヴィ)
鞄をなくしました xyvene xuukydymmikatta(フヴェネ フーカダンミカッタ)
財布をおとしました enalate unusesemmikatta(エナラテ ウヌデデンミカッタ)
病気です kyde esemmi(カデ エデンミ)
けがしました potohesemmikatta(ポトヘデンミカッタ)
医者を呼んでください
電話を使っていいですか?

交通

_____までいくらですか?
_____まで一枚お願いします
この[列車/バス]はどこ行きですか
_____行きの[列車/バス]はどこですか?
この[列車/バス]は_____に止まりますか
_____行きの[列車/バス]は何時に出発しますか
この[列車/バス]は何時に_____に着きます?

警察

何も(悪いことを)してません phahasapha (dolisinovi) naavi esemmitta
誤解でした
どこへ連れて行くのですか?
私は逮捕されてるのですか?
私は連邦国民です。 maasi Fankas-ada icicer esemmi.
ユエスレオネ大使館と連絡をとりたい。
弁護士と会わせて下さい。
罰金で済みますか?

もっとよく知る

____は何といいますか?
これ/あれは何といいますか?

数字

〇 (0)
一 (1)
二 (2)
三 (3)
四 (4)
五 (5)
六 (6)
七 (7)
八 (8)
九 (9)
十 (10)
十一 (11)
十二 (12)
十三 (13)
十四 (14)
十五 (15)
十六 (16)
十七 (17)
十八 (18)
十九 (19)
二十 (20)
二十一 (21)
二十二 (22)
二十三 (23)
三十 (30)
四十 (40)
五十 (50)

方言

ユフィシャール語には数種類の方言が存在している。基本的に以下の方言に分類される。

  • sysitala方言……中央方言
    • mallener-a方言……イェスカヴァレウ、ユミリアヴァレウ周辺
    • mallener-b方言……レナヴェウガード、フューアガード、ユスツァプローサガード周辺
    • dekefar prakredesh方言……ポルタファフス、北方リナガード周辺
  • aline方言……西方方言
    • prakeedarsh方言……リナガード、ポルタフドミーガル周辺
    • prakikveegal方言……オブトヴァラガード、タレールガラガード周辺
  • nulovo方言……北方方言
    • maala方言……ヴェルガナガード、デュテュヴェルガナガード周辺
  • paaene方言……東方方言
    • prakadar方言……シャーツァル、フィレナ・ワイメールガード周辺
    • prakalkilian方言……ポルタディルファースト、ファスタガード周辺
  • satenese方言……離島方言
    • Viletival下位方言……ヴィレティヴァル島
    • Lechel下位方言……レチェル島
    • Yfi'aval下位方言……ユフィアヴァル島
    • Dznielerche下位方言……ジニェレーチェ島

ユフィシャール名

ユフィシャール名(由:juphixallada phuullakar)とはユフィシャール語の名前である。
基本的には以下の形式になる。

(神聖名称) 父親の名前-dV-娘 nojomixxa/息子 maanamixxa 名前

名前比較

古理語名 ヴェフィス名 ユフィシャール名
levia laiyva luuva
sashimi sausmeis sasahimi
elerna elaina elenna
alen aulain alene
xal xaulè xala
kladi'a klaudia kaladi
lavyrl lavilè lavylla
klan klaun kalana