凝縮電池とはジエール帝国連邦が開発した、通常の電池より使用効率のよい電池のことである。主な製造メーカーは帝連電力公司。


凝縮電池

初期の凝縮電池

 ジエール帝国連邦成立以前から研究が続けられてきた凝縮電池はアオン思想管理主義政治の研究支援を受け、1612年に完成した。当時の水準から見たら圧倒的な電池容量を有し、通常の電池の20倍近い電池容量を誇った。凝縮電池は年々研究がすすめられ、その要領を次第に増加させていった。
 凝縮電池の研究は大宇宙各国で進められており、各国ごとに基準の異なる電池が生産された。ジエール帝国連邦内では帝連電力公司が生産する電池の型が基準となっており、他のメーカーはその型に合わせて生産している。同一基準の電池の生産により、電池を使用するジエール産製品すべてに使用することができる。
 次世代のアルバスラ電池が非常に高価であるため、アルバスラ電池の流通後も継続的に生産、消費されている。

アルバスラ凝縮電池

 アルバスラ博士が完成させた凝縮電池。1750年代に公開された。アルバスラ凝縮電池は以前の凝縮電池と比べ、まさに異次元ともいえる電池容量(100倍以上)を誇り、大宇宙世界全体に多大な影響を与えた。
 アルバスラ凝縮電池は以前の凝縮電池と同じ型で生産され、電池を使用する電化製品の使用電力キャパシティを大きく引き上げた。また、電池より先に電化製品が寿命を迎えるようになり、人民は面倒な電池交換から解放された。が、生産時に大量の電気を詰め込むため、かなり高価な代物となっている。
 帝連電力公司が生産しているものにはアルバスラ博士の顔がプリントされている。
 帝連管理統合軍では独自の型を帝連電力公司に生産させ、兵器に運用している。

実際に販売されているアルバスラ電池

電池の型

3型

 小型の電化製品に用いる。ゲーム機、ラジコン、マルチディスク等様々な製品に使われている。正直ここら辺の電化製品にアルバスラ凝縮電池を使うのはもったいないと考えられており、従来の凝縮電池が使用される。

2型

 大型の電化製品に使用される。大型コンピュータに使用することもでき、アルバスラ電池を一度搭載すれば数十年は稼働する。

1型

 重機等に搭載される。巨大な工業機械であっても、手のひらサイズのアルバスラ電池を搭載すれば、数年は交換なしで稼働する。

0型

 ジエール軍専用の型となっており、ブロックの形になっている。戦車、機兵のみならず、宙軍艦艇にも使用される。0型にはアルバスラ博士の顔がプリントされていない。

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最終更新:2023年02月24日 22:04
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