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シンテーア暦1739年 #divclass(indexbox){ 目次 #contents() } *背景 [[【シンテーア暦1703年】]] エルヴァナール公国の若き英傑、ヘンリック・ネッツェレール侯爵(22歳)が第9代常任最高議長に就任。 大敵ゴルヴェドーラに対する軍事行動を本格化させた。最新のワームホール・エンジンを搭載した外惑星艦隊が順次出撃する。 対するゴルヴェドーラは、奪った植民地を手放すまいと応戦し、以後、長きに渡る総力戦へと突入していく。 [[【シンテーア暦1736年】]] ゴルヴェドーラに奪われた2星系(ヨルドバラム星系、ネルトヴィンリル星系)を奪還。 ネッツェレール侯爵55歳の悲願は達成され、同政権の支持率はうなぎ上りの様相となる。 しかし、この国の安寧は、この後に訪れるゴルヴェドーラの未曾有の報復によって打ち砕かれてしまった。 また、この頃から他国による領空侵犯が目立ち始める。再び雲行きが怪しくなってきた。 [[【シンテーア暦1738年】]]  本星域内にてばら撒かれた反物質自動機雷群を除去。天文学的数の爆撃に晒され、多くのコロニーが消滅。多数の犠牲者を出した。ロフィルナ統一会議は、本星域内の守りを固めることで一致。恒星間移民を中止し、防衛予算を大幅に増額することを以て対応するとの方針を示した。セーフティネット再構築の計画は凍結せざるを得ない状況となり、ネッツェレール侯爵政権の支持率が危険水域にまで急落する。『一連の勝利に驕り高ぶって監視と対処を怠った惑星ツォルマールの連邦宇宙軍府。上級貴族ら魑魅魍魎こそ責任を問われるべき』との意見も出たが、侯爵が被った。以後、[[連邦理事会]]による宙軍の指揮権奪取を目的とした計画が密かに練られていく。 *概要 [[【シンテーア暦1739年】]]  求心力の低下で進退窮まったネッツェレール侯爵政権は、三元君主の同意を経て統一会議の改革を断行。一部財界の強い反発を招くも、『鉄血の意思を以て国民の権利を向上させなければならない』と息巻いた。政権支持率が50%台まで回復。貴族会、平民会を解体し、新たに庶民院、貴族院、元老院、国家院からなる四院制へと移行する流れとなった。  庶民院は完全に国民政党による先議権が認められ、貴族院は形式上の審議権しか持たない。元老院は各界の有識者が列席する良識の府となり、国家院は貴族と平民が審議して最終的な意思決定を行う体制となった。あまりにも順調にことを運べたので―――拍子抜けしたネッツェレール侯爵56歳ではあるものの、三元君主による強い支持と国民の熱烈なる応援、度重なる暴動が財界の叛意を挫いた。  また、連邦宇宙軍府に対しては1738年当時の職務怠慢に係る証拠を叩きつけて彼らの協力を引き出し、民主的な機能を更に高めることに成功したのである。ただし、あくまでも貴族優位の権威主義体制であることに変わりはなく、依然として独自の政治体制を維持する連邦自治区や北洋帝国テラソルカトル(連邦特別区)に手を加えるには至らなかった。 *庶民院(下院) *貴族院(右院) *元老院(上院) *国家院(左院) *関連項目 -[[シンテーア暦1788年・ネッツェレール作戦]]
シンテーア暦1739年 #divclass(indexbox){ 目次 #contents() } *背景 [[【シンテーア暦1703年】]] エルヴァナール公国の若き英傑、ヘンリック・ネッツェレール侯爵(22歳)が第9代常任最高議長に就任。 大敵ゴルヴェドーラに対する軍事行動を本格化させた。最新のワームホール・エンジンを搭載した外惑星艦隊が順次出撃する。 対するゴルヴェドーラは、奪った植民地を手放すまいと応戦し、以後、長きに渡る総力戦へと突入していく。 [[【シンテーア暦1736年】]] ゴルヴェドーラに奪われた2星系(ヨルドバラム星系、ネルトヴィンリル星系)を奪還。 ネッツェレール侯爵55歳の悲願は達成され、同政権の支持率はうなぎ上りの様相となる。 しかし、この国の安寧は、この後に訪れるゴルヴェドーラの未曾有の報復によって打ち砕かれてしまった。 また、この頃から他国による領空侵犯が目立ち始める。再び雲行きが怪しくなってきた。 [[【シンテーア暦1738年】]]  本星域内にてばら撒かれた反物質自動機雷群を除去。天文学的数の爆撃に晒され、多くのコロニーが消滅。多数の犠牲者を出した。ロフィルナ統一会議は、本星域内の守りを固めることで一致。恒星間移民を中止し、防衛予算を大幅に増額することを以て対応するとの方針を示した。セーフティネット再構築の計画は凍結せざるを得ない状況となり、ネッツェレール侯爵政権の支持率が危険水域にまで急落する。『一連の勝利に驕り高ぶって監視と対処を怠った惑星ツォルマールの連邦宇宙軍府。上級貴族ら魑魅魍魎こそ責任を問われるべき』との意見も出たが、侯爵が被った。以後、[[連邦理事会]]による宙軍の指揮権奪取を目的とした計画が密かに練られていく。 *概要 [[【シンテーア暦1739年】]]  求心力の低下で進退窮まったネッツェレール侯爵政権は、三元君主の同意を経て統一会議の改革を断行。一部財界の強い反発を招くも、『鉄血の意思を以て国民の権利を向上させなければならない』と息巻いた。政権支持率が50%台まで回復。貴族会、平民会を解体し、新たに庶民院、貴族院、元老院、国家院からなる四院制へと移行する流れとなった。  庶民院は完全に国民政党による先議権が認められ、貴族院は形式上の審議権しか持たない。元老院は各界の有識者が列席する良識の府となり、国家院は貴族と平民が審議して最終的な意思決定を行う体制となった。あまりにも順調にことを運べたので―――拍子抜けしたネッツェレール侯爵56歳ではあるものの、三元君主による強い支持と国民の熱烈なる応援、度重なる暴動が財界の叛意を挫いた。  また、連邦宇宙軍府に対しては1738年当時の職務怠慢に係る証拠を叩きつけて彼らの協力を引き出し、民主的な機能を更に高めることに成功したのである。ただし、あくまでも貴族優位の権威主義体制であることに変わりはなく、依然として独自の政治体制を維持する連邦自治区や北洋帝国テラソルカトル(連邦特別区)に手を加えるには至らなかった。 *庶民院(下院) *貴族院(右院) *元老院(上院) *国家院(左院) *影響 [[【シンテーア暦1739年】]]立法機関改革後。  ネッツェレールの増長を恐れた連邦宇宙軍府の特殊部隊が政府車列を襲撃し、連邦警護庁職員との間で銃撃戦となる事件が発生。当然のことながら惑星防衛軍に出動を命じる事案で、ネッツェレールは連邦宇宙軍府に対し全面的な報復も辞さない旨を叩きつけた。『貴様らの星を火の海にしてやろうか』と。もちろん、水面下のやり取りになるわけだが。この期に及んで知らぬ存ぜぬを繰り返す連邦宇宙軍府の態度に業を煮やしたネッツェレールは、『国家の自滅を望むのならいつでも受けて立つぞ』と腹心の秘書を通じて恫喝した。という訳で、表向きには極左暴力集団の犯行として片付けられるも、ネッツェレールと連邦宇宙軍府、双方の確執は年々深まる様相となっていく。 *関連項目 -[[シンテーア暦1788年・ネッツェレール作戦]]

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