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虚体空間内の存在が制作、精錬した物理法則とは別の法則の下に常識外の現象を起こす道具の一覧。
''虚体空間''(きょたいくうかん)については[[虚体空間]]を参照。また各種道具の由来や歴史、国家に関しては[[クレデリア共和国]]を参照。
また虚体空間と区別するため、虚体空間の外側にある、我々が生活しているのと同じような普通の空間を、''通常空間''と呼ぶ。
道具の中で上層由来と下層由来、ホルセ由来の三種類に分けられ、下層はティクト人、ホルセは魔物、上層は上層生命体がそれぞれ制作した
道具になり、特に上層由来の道具は破格の性能を有する。
道具の持つ虚体法則による力は虚体空間でしか作用せず、通常空間では頑丈な道具程度になるが上層由来の道具の一部は道具自身が局所的に虚体空間を発生させているため通常空間でも性能低下はするものの能力を保持したままの物もある。
#divclass(indexbox){
目次
#contents()
}
*下層由来の道具一覧
主にティクト人や、第一世界人類、竜種などが作成した道具を一覧形式で表記する。道具単体での性能は下記のホルセ由来や上層由来より劣るものの量産性に優れティクトでも多く見ることができる。
**ティクト人作成の道具一覧
''魔法基盤''
魔法を魔法の才能がない人が扱えるように掘り込み式の魔法陣盤に魔力を流すだけで溝に沿って魔力が流れ魔法陣へ整えられる構造を持つ。
即効性が高く、熟練した術者には劣るものの高速で形作れ、ブレも少なく安定した連射が可能。
魔法基盤の初期時代では魔導鉄の円盤型で一つの魔法にしか対応せず、複数を使い分けることが難しく、重さから持ち運びも難しかった。
次第に複数の魔法陣の中から''同じ構造''を抜き出してパーツに分解してその場で組み立てることで手間が増えたものの二個分の重量から複数の魔法に対応した''分割式魔法基盤''へと移行する。
近代にてさらに魔法基盤の小型化で魔法効力を犠牲に、数百の分割パーツを機械的に組み立てる腕巻きサイズの''魔法基盤デバイス''へと変化していく。
しかし効力と、組み換えゆえに即効性が低下しており同じ魔法を早く、強く使用し続ける場所では今でも初期の魔法基盤が愛用されている。
''魔力石''
魔力を多く保有でき、漏れにくく、取り出しやすい魔力を物体として保持するのに適した石で複数種類あり多少の差がある。
石自体は多く採掘され市販され市民でも入手が可能だが、軍や医療などに使われる魔力石は産出量の少ない保有量の多い石を使用している。
魔力石のコストの大半は魔力注入にあり大規模な生産レーンを組みティクト各地で魔力石加工工場があり、使用後の空魔力石を回収し再利用するリサイクル活動も行っている。
''液体魔力''
魔力石と同じ性質を持つ液体。主に使用されるのは常温で液化するものだが、特殊な環境下では融解するまで熱した魔力石を用いることがある。
液体魔力単体では無色か、青色をしており注入された魔力虚子の属性に応じて色合いを変化させる。液体魔力は魔力石に比べ虚子の保有能力が低く魔力を自然放出する量が1.3倍にもなる。その結果光エネルギーとして観測されることで微弱だが発光する。
魔導人形には液体魔力を全身を循環させ血管のように使用している。人形の断面から漏れ出るのは潤滑油、冷却水、そして液体魔力であり発光する液体がそれである。
''掘り込み式魔法陣''
板や地面などに堀を作り、その掘に魔力を流すことで制御をせずに魔法を行使するための技術で、魔法基盤や大規模な祭壇などに用いられる。
素質や適性のない大多数で行う場面によく使われ、平凡だが誰であれ一定量の効力を持つことが理由となる。
また素質、適正を持つ者でもただ魔力を流すだけでいいため補助器具や防壁などに使われそういった物の為に改良されたのが法陣紋章である。
''法陣紋章''
衣服や建築物、フレームなどに魔力が流れやすい溝やラインを引くことで特定の魔法のみが発動できる掘り込み式魔法陣。
その発展形にあるのが紋章で、これらは特に守りに特化している。
常に保有魔力を流しておくことで準備状態のままであるが流れた魔力はまた自身に戻り紋章と術者を循環する。
少ないがロスは発生するため保有魔力量の少ない者には扱いずらく、熟練の術者が自身の衣服に細工しているのがほとんどである。
''亜銀タムリス鋼製物''
''亜銀タムリス水鋼''
''修道女赤リンゴの対竜武装''
''発振機関''
ティクト竜種の内臓物である発振器官を摘出し、武装に使用可能状態にして搭載させるためのもである。
竜種は大気中や食物の虚子を保持し、発振器官で整えて気管を砲身とした''竜気砲''を使う。
並みの竜種では通常兵器と同程度の威力しか持たないが、八竜帝より摘出された発振器官は強力な破壊力を持ち、それを搭載したものを八大竜帝と呼称する。
''隠者の礼装''
プロルド・クレデリア教会騎士連盟が保有する特殊部隊''法の隠者''の構成員11名それぞれに預けられた強力な12種の武装の総称。
ティクト人の製造した魔法の道具は多くが神具の劣化模倣であるが神聖礼装は模倣となる神具がなくオリジナルでありながら、神具に迫る性能で下層由来の道具の中では最高峰に位置する。
礼装の持つ能力は教会の開発した掘り込み魔法陣と刻印魔法の融合にあり、その他多数の魔法体系を起源に持つ。
精錬には儀式魔法を、魔法陣には刻印魔法と刻印魔法を使い。構成素材には旧代魔法の遺物などを含み。
権能は所持しないが、劣化コピーである小権能と同等かそれ以上の性能を持つ。
法の隠者は世襲制を取り、それぞれが道具の管理者として道具の名を受け生来の名は教会に納める。
礼装の内、戦闘能力のない御霊礼装、言霊礼装は一人で二つ所持する。
・神罰礼装/フランドワース
長さ2.2mの大剣に槍の持ち手を繋げたような大槍。
礼装の効力は『膨大な熱量』と『標的に投げれば必中』させる。
基本的な運用法は大陸間弾道弾の投槍。
・秘匿礼装/エリドラ
長さ1.3mのシンプルな槍に朱色の布を巻いた物。
礼装の効力は『違和感の喪失』させる。
基本的な運用法は違和感の喪失させての諜報活動など。
・爆砕礼装/ワーキンワート
二対一体のグローブ、多数の噴出口がある。
礼装の効力は『爆薬物の気体、個体、液体の精錬』。
基本的な運用法は破壊活動などの爆薬を使う行動。
・御霊礼装/フィース
・言霊礼装/クラント
''処刑拷問11種''
稀代の猟奇犯たる貴族エクバ―トルーテン家が生み出した残虐性の高く有名な装置群
''クレディエーラ・ラムス・リア専用カスタム機''
発狂皇帝ことリア・アーシャ・モルデアイがSW2搭乗した愛機。
クレディエーラ・ラムス標準機の横2.3倍、縦1.8倍になったクレデリアのブーメラン型主力戦闘機。
リア専用カスタムでは魔力動力炉を4つ増設した6炉。
スラスターも2倍に増えて一般兵では速度に耐えられず失神もしくは操作不能になりデブリと衝突するほど。
両翼の回転用ブースターも合わせて増設、この高機動に機体が壊れないよう基礎フレームから掘り込み魔法陣を使用した超高級機となっている。
武装には対艦機関銃を二機と機雷ラック、艦載主砲レールガンを1門を追加武装で搭載。
無砲身魔力砲を3門に仮想砲身魔力砲を2門。
両翼のブレードと全方位盾魔法、ピンポイント盾魔法、虚体空間展開装置を完備。
燃料槽は改良型に入れ替えて、機体の胴体部に同サイズの燃料槽を4つセット。
内部に新規で虚子分解炉を2炉取り付けてデブリを魔力燃料に変換させ、長期戦用に変えられている。
戦争のさらなる延長から、リア専用カスタム機の僚機となる無人アシスト戦闘機、クレディエーラ・リアラムスの開発がなされ4機製造されたがSW2終戦により実戦使用はされなかった。
''クレディエーラ・リアラムス''
クレディエーラ・ラムス・リア専用カスタム機の僚機として開発され、リアの戦闘記録から生成されたコントロールアシストシステムRIAの初期試作段階を搭載している。
サイズは通常クレディエーラ・ラムスと同じで、追加に各種弾倉や燃料増槽など本体の補助を主体とし強化された盾魔法と本体を親とし他同機と連携接続することで幅広い視点と認知領域を持つ。
クレディエーラ・リアラムスだけの装備として光学チャフと電磁気チャフ、炸裂弾頭大型砲などを持つ。
5機編隊は実践使用されなかったがそれらを題材としたティクトゲームでは隠しの強キャラとして使用されたりする。
''魔工人形アレクサンドラ''
''生体人形フィクシム''
''魔法少女神菅''
神具の欠片を納めた神管、魔法少女たちは首裏に挿入された神菅内部の欠片から神具のアクセス権を拡大解釈によって武装、コスチュームを精錬する魔力と能力を無から作り出す。
欠片との適合率が高くなければ出力不足によってコスチュームなどを精錬できず、特殊災害救助として最低限活動できるほどの適合率は非常少なく慢性的な人材不足にある。
神菅の欠片はあくまで魔力を生み出す触媒、きっかけに過ぎず欠片はその魔力を保持したままに在り続けられるが、拡大解釈おも不可能な能力の使用には欠片を魔力分解して成立させる。
それを避けるために拡大解釈のレンズを用意し、また逆に魔力分解によって本来性能から外れた力をも行使できる。
現在21本が実践しようされ、試験機7本が予備として保管されている。
**封印式
現在魔法式161種が指定されている大陸規模に影響を与える魔法。
多くが大量破壊、殺戮を可能とする魔法でありティクト人には発動、制御共に不可能であるはずの強大な力である。
それでなお発動させるために魔法自身が魔力を自足させて自身を維持させる半永久機構が組まれたために実現してしまった、封じるべき邪悪な存在であるとされる。
半永久機構は魔力を周囲から簒奪して効果を単独で発揮させ続けるが肥大化した維持魔力が補給魔力を下回った時点で自壊して停止する。
封印式の種類によってバラつきが強いが、平均値では大陸一つ分が魔法の効力下になり、その内爆心地から14%が魔力分解で消失すると予測されている。
魔法自体の効力よりもこの消失現象を避ける意味合いが強い。
**概念武装
''概念''と呼ばれる、大勢の共通認識、共通知識が上層で形を得て下層に作用する現象''概念加護''を人造で作り、制御した武装を指す名称。
''概念核''を内蔵し、概念核は内部に特定の虚子だけで満たすことで外部からの干渉されずに概念の必要条件を満たすため作られた。
概念武装は神具の模倣として製造されたが、神具が上層生命体を通じて虚体法則へのアクセス権で''現実の上書きをする''のに対し概念武装は概念加護によって''効果を付与''させている。
結果として近いが、代入である神具と、加算である概念加護では過程が異なる。
''二合複合六段大剣''
シャクサ・セレト・レイバーヌの所持する概念武装の一つ、主武装として使われる全長2.3m、刃渡り1.9m、幅0.5mの大剣状の武器。
当時の最新鋭技術の集大成であり、6種類の駆動形態、多段式の解放機構を有し幅広い状況に対応できる。
後世より、過去の竜の時代に名をはせた8体の竜、八竜帝になぞらえたティクトで最強と言われる8つの武装のあだ名《竜帝》において三番目の《三号竜帝》と呼ばれることもある。
使用された技術は開発されたばかりの概念武装と、神具の欠片、大口径レールガンなど多岐に渡り戦術において万能に近い性能を誇る。
二合複合六段大剣は6種の駆動を自由に選択し起動、停止でき形状と効力を変えながら多くの場面でその力を示した。
・第一駆動、二つある概念武装の一つ、''触れた対象に定義される存在を全方位より打撃''する圧壊、殴殺の概念武装。
・第二駆動、神具パーブリオン・ゼッセの欠片より抽出された''触れた魔法を無効、霧散''させるディスペルの権能。
・第三駆動、二つある概念武装の一つ、''攻撃が到達するまで無限に範囲を拡張する''絶対必当の拡張概念。
・第四駆動、刀身を二つに割って砲身と組み替える大口径レールガン砲。
・第五駆動、第四駆動からの発展駆動する''竜気砲''。
・第六駆動、概念武装ガンウォレットと接続し行う複合概念武装のテストケース、ガンウォレットの概念を補強して使用できる。
ただし六種駆動全てが非常に燃料効率が悪くまた多数の機能を付けたことで肥大化、燃料槽を付属することも難しく常に燃料不足との闘いとなりやすい諸刃ともいえる。
''ガンウォレット''
執筆中
''反転移長剣''
執筆中
**騎兵パーツと武装の一覧
クレデリア歴144年を境に普及した人型有人兵器''《騎兵》''は魂との従属切り替えにより人型兵器のデメリットの多くを克服、超過した性能により新世代の兵器として期待を寄せられる。
クレデリア政府の元開発されたテスト機体重量騎兵''viz05''、軽量騎兵''as-1''、中量騎兵''fag.B''の図面と使用技術の販売がなされティクト各地での開発競争が行われる。近代にてもっとも旺盛な軍事業界に、同規格に沿うことで他社パーツ、武装の搭載が可能など汎用性を広め要因でもある。
主な構成区分として、機体コア、機体パーツ、追加装備である。
コアパーツは現在でも多くがブラックボックスで、クレデリア国内のとある機関の独占技術であり直営の販売網から各社が卸、パーツとの素体一式として販売されている。模倣コアもあるがオリジナルに比べジェネレータ接続が不完全で出力が7割までしか出せないほか不備が多い。そのほかコアパーツと搭乗部は隣接し、傭兵たちの識別もコアパーツにより行われコアに機体名を付けるのが一般的。
部位の胴体コアではコアに各社がフレーム、ジェネレータ、座席などの外付けしたものを指し、ジェネレータ周辺は多くの種類が作成されている。
胴体コアのジェネレータから魔力供給管を大小伸ばし各パーツとつなげることで動力源として使用している。供給先への本比率は最高出力に直結し、騎兵の必要最小限の190~230本から余剰分をどう割り振るかで同パーツでも最終的な性能は変化する。
直径3cmの大管と1cm小管が規定としてあり増やせる本数も大小でそれぞれ差異がある。
全配管を大管で構成させることもできるが微調整が難しく、フレーム負荷もあるため正気の沙汰ではない。
騎兵を構成する分割可能なパーツは頭部、両肩、両椀、胴体コア、股関節、両足、背面バックパックの10種のパーツに分けられる。ただし生産企業、シリーズによっては装甲干渉などで接続不可なものもある。
接続部も工夫することでパーツの増減が出来、必ずしも上記のパーツ構成をしているわけではないが基本的な一式素体はそれらで構成される。
***機体コアの一覧
''アポルオン・セントラム''
クレデリア国軍製、国営軍事工房ラウム・レッセスロードン製6世代騎兵、asシリーズの高機動派生as-Cの特注コア。
各部スラスターへの魔力配管を二層追加し計16本の補給管で移動性能へ魔力出力を割いた急接近と高速回避メインの軽量機体コア。
魔力配管は通常重量騎兵が大小全体合計264本にたいし合計276本、スラスター周辺では大管8本から大管16本へと倍数にし瞬間出力では40%以上の供給量が増している。
フレーム装甲に物理防御の掘り込み魔法陣を背面にまで仕込み、高速化での自壊率を低下させている。
クレデリア国軍遠征機兵隊所属・小隊長/リア・エフィ・リグナ専用機兵
''トリル・テプラー''
クレデリア国軍護国機兵隊所属・遊撃隊/セルヴィン・エルトリャシカ・ヘルヴィン専用機兵
''ラーズ・アルフェン''
ケテクヴィーチェ新訂王国民間企業、明星アカクラムトゥス社製7世代騎兵、完全オリジナルのR-Lコア。
ジェネレータに自作の魔力抽出炉、魔力配管は290本の大出力重量騎兵で重量を出力任せに飛ばし、直線では高速機に並ぶ速度に達する出力を誇る。
傭兵/カムル・ドーリー専用騎兵
''リュージ・ヘン・トランド''
クレデリア国軍開発部機兵開発室所属・テスト機体/ポートラン・ライナー/コウグ・アンサン/アルテンシア・プラジール・アルセム専用機
***機体パーツの一覧
***追加装備の一覧
*上層由来の道具一覧
**純神具
上層生命体の中でも上位に位置する大聖神以上の上位生命体序列1位から14位が制作した道具を指し神具よりもより高い構成虚子量と密度、権能を有する。
ティクト製の兵器では傷一つ付けることのできない厚さ0.2ミリの濃密な魔力層が自然発生し数千年以上も存在し続ける。
また純神具に限り通常空間でも小規模であるが存在するだけで虚体空間を展開させる。
''生命の樹''
''尽きぬ鉱山''
''静寂の呼び鈴''
''英知の書''
''十三像神来館''
五大純神具の一つとして数えられる。
''神威鳴''
雷の権能を持つ刀剣。落雷や迅雷を走らせる攻防一体の神具。
**神具
''大火剣''
''天弓''
''スグナミナ・ゼイレン''
''テシオン''
''ゼムザザー''
*関連項目
・[[クレデリア共和国]]
・[[その他の記事]]
虚体空間内の存在が制作、精錬した物理法則とは別の法則の下に常識外の現象を起こす道具の一覧。
''虚体空間''(きょたいくうかん)については[[虚体空間]]を参照。また各種道具の由来や歴史、国家に関しては[[クレデリア共和国]]を参照。
また虚体空間と区別するため、虚体空間の外側にある、我々が生活しているのと同じような普通の空間を、''通常空間''と呼ぶ。
道具の中で上層由来と下層由来、ホルセ由来の三種類に分けられ、下層はティクト人、ホルセは魔物、上層は上層生命体がそれぞれ制作した
道具になり、特に上層由来の道具は破格の性能を有する。
道具の持つ虚体法則による力は虚体空間でしか作用せず、通常空間では頑丈な道具程度になるが上層由来の道具の一部は道具自身が局所的に虚体空間を発生させているため通常空間でも性能低下はするものの能力を保持したままの物もある。
#divclass(indexbox){
目次
#contents()
}
*下層由来の道具一覧
主にティクト人や、第一世界人類、竜種などが作成した道具を一覧形式で表記する。道具単体での性能は下記のホルセ由来や上層由来より劣るものの量産性に優れティクトでも多く見ることができる。
**ティクト人作成の道具一覧
''魔法基盤''
魔法を魔法の才能がない人が扱えるように掘り込み式の魔法陣盤に魔力を流すだけで溝に沿って魔力が流れ魔法陣へ整えられる構造を持つ。
即効性が高く、熟練した術者には劣るものの高速で形作れ、ブレも少なく安定した連射が可能。
魔法基盤の初期時代では魔導鉄の円盤型で一つの魔法にしか対応せず、複数を使い分けることが難しく、重さから持ち運びも難しかった。
次第に複数の魔法陣の中から''同じ構造''を抜き出してパーツに分解してその場で組み立てることで手間が増えたものの二個分の重量から複数の魔法に対応した''分割式魔法基盤''へと移行する。
近代にてさらに魔法基盤の小型化で魔法効力を犠牲に、数百の分割パーツを機械的に組み立てる腕巻きサイズの''魔法基盤デバイス''へと変化していく。
しかし効力と、組み換えゆえに即効性が低下しており同じ魔法を早く、強く使用し続ける場所では今でも初期の魔法基盤が愛用されている。
''魔力石''
魔力を多く保有でき、漏れにくく、取り出しやすい魔力を物体として保持するのに適した石で複数種類あり多少の差がある。
石自体は多く採掘され市販され市民でも入手が可能だが、軍や医療などに使われる魔力石は産出量の少ない保有量の多い石を使用している。
魔力石のコストの大半は魔力注入にあり大規模な生産レーンを組みティクト各地で魔力石加工工場があり、使用後の空魔力石を回収し再利用するリサイクル活動も行っている。
''液体魔力''
魔力石と同じ性質を持つ液体。主に使用されるのは常温で液化するものだが、特殊な環境下では融解するまで熱した魔力石を用いることがある。
液体魔力単体では無色か、青色をしており注入された魔力虚子の属性に応じて色合いを変化させる。液体魔力は魔力石に比べ虚子の保有能力が低く魔力を自然放出する量が1.3倍にもなる。その結果光エネルギーとして観測されることで微弱だが発光する。
魔導人形には液体魔力を全身を循環させ血管のように使用している。人形の断面から漏れ出るのは潤滑油、冷却水、そして液体魔力であり発光する液体がそれである。
''掘り込み式魔法陣''
板や地面などに堀を作り、その掘に魔力を流すことで制御をせずに魔法を行使するための技術で、魔法基盤や大規模な祭壇などに用いられる。
素質や適性のない大多数で行う場面によく使われ、平凡だが誰であれ一定量の効力を持つことが理由となる。
また素質、適正を持つ者でもただ魔力を流すだけでいいため補助器具や防壁などに使われそういった物の為に改良されたのが法陣紋章である。
''法陣紋章''
衣服や建築物、フレームなどに魔力が流れやすい溝やラインを引くことで特定の魔法のみが発動できる掘り込み式魔法陣。
その発展形にあるのが紋章で、これらは特に守りに特化している。
常に保有魔力を流しておくことで準備状態のままであるが流れた魔力はまた自身に戻り紋章と術者を循環する。
少ないがロスは発生するため保有魔力量の少ない者には扱いずらく、熟練の術者が自身の衣服に細工しているのがほとんどである。
''亜銀タムリス鋼製物''
''亜銀タムリス水鋼''
''修道女赤リンゴの対竜武装''
''発振機関''
ティクト竜種の内臓物である発振器官を摘出し、武装に使用可能状態にして搭載させるためのもである。
竜種は大気中や食物の虚子を保持し、発振器官で整えて気管を砲身とした''竜気砲''を使う。
並みの竜種では通常兵器と同程度の威力しか持たないが、八竜帝より摘出された発振器官は強力な破壊力を持ち、それを搭載したものを八大竜帝と呼称する。
''隠者の礼装''
プロルド・クレデリア教会騎士連盟が保有する特殊部隊''法の隠者''の構成員11名それぞれに預けられた強力な12種の武装の総称。
ティクト人の製造した魔法の道具は多くが神具の劣化模倣であるが神聖礼装は模倣となる神具がなくオリジナルでありながら、神具に迫る性能で下層由来の道具の中では最高峰に位置する。
礼装の持つ能力は教会の開発した掘り込み魔法陣と刻印魔法の融合にあり、その他多数の魔法体系を起源に持つ。
精錬には儀式魔法を、魔法陣には刻印魔法と刻印魔法を使い。構成素材には旧代魔法の遺物などを含み。
権能は所持しないが、劣化コピーである小権能と同等かそれ以上の性能を持つ。
法の隠者は世襲制を取り、それぞれが道具の管理者として道具の名を受け生来の名は教会に納める。
礼装の内、戦闘能力のない御霊礼装、言霊礼装は一人で二つ所持する。
・神罰礼装/フランドワース
長さ2.2mの大剣に槍の持ち手を繋げたような大槍。
礼装の効力は『膨大な熱量』と『標的に投げれば必中』させる。
基本的な運用法は大陸間弾道弾の投槍。
・秘匿礼装/エリドラ
長さ1.3mのシンプルな槍に朱色の布を巻いた物。
礼装の効力は『違和感の喪失』させる。
基本的な運用法は違和感の喪失させての諜報活動など。
・爆砕礼装/ワーキンワート
二対一体のグローブ、多数の噴出口がある。
礼装の効力は『爆薬物の気体、個体、液体の精錬』。
基本的な運用法は破壊活動などの爆薬を使う行動。
・御霊礼装/フィース
・言霊礼装/クラント
''処刑拷問11種''
稀代の猟奇犯たる貴族エクバ―トルーテン家が生み出した残虐性の高く有名な装置群
''クレディエーラ・ラムス・リア専用カスタム機''
発狂皇帝ことリア・アーシャ・モルデアイがSW2搭乗した愛機。
クレディエーラ・ラムス標準機の横2.3倍、縦1.8倍になったクレデリアのブーメラン型主力戦闘機。
リア専用カスタムでは魔力動力炉を4つ増設した6炉。
スラスターも2倍に増えて一般兵では速度に耐えられず失神もしくは操作不能になりデブリと衝突するほど。
両翼の回転用ブースターも合わせて増設、この高機動に機体が壊れないよう基礎フレームから掘り込み魔法陣を使用した超高級機となっている。
武装には対艦機関銃を二機と機雷ラック、艦載主砲レールガンを1門を追加武装で搭載。
無砲身魔力砲を3門に仮想砲身魔力砲を2門。
両翼のブレードと全方位盾魔法、ピンポイント盾魔法、虚体空間展開装置を完備。
燃料槽は改良型に入れ替えて、機体の胴体部に同サイズの燃料槽を4つセット。
内部に新規で虚子分解炉を2炉取り付けてデブリを魔力燃料に変換させ、長期戦用に変えられている。
戦争のさらなる延長から、リア専用カスタム機の僚機となる無人アシスト戦闘機、クレディエーラ・リアラムスの開発がなされ4機製造されたがSW2終戦により実戦使用はされなかった。
''クレディエーラ・リアラムス''
クレディエーラ・ラムス・リア専用カスタム機の僚機として開発され、リアの戦闘記録から生成されたコントロールアシストシステムRIAの初期試作段階を搭載している。
サイズは通常クレディエーラ・ラムスと同じで、追加に各種弾倉や燃料増槽など本体の補助を主体とし強化された盾魔法と本体を親とし他同機と連携接続することで幅広い視点と認知領域を持つ。
クレディエーラ・リアラムスだけの装備として光学チャフと電磁気チャフ、炸裂弾頭大型砲などを持つ。
5機編隊は実践使用されなかったがそれらを題材としたティクトゲームでは隠しの強キャラとして使用されたりする。
''魔工人形アレクサンドラ''
''生体人形フィクシム''
''魔法少女神菅''
神具の欠片を納めた神管、魔法少女たちは首裏に挿入された神菅内部の欠片から神具のアクセス権を拡大解釈によって武装、コスチュームを精錬する魔力と能力を無から作り出す。
欠片との適合率が高くなければ出力不足によってコスチュームなどを精錬できず、特殊災害救助として最低限活動できるほどの適合率は非常少なく慢性的な人材不足にある。
神菅の欠片はあくまで魔力を生み出す触媒、きっかけに過ぎず欠片はその魔力を保持したままに在り続けられるが、拡大解釈おも不可能な能力の使用には欠片を魔力分解して成立させる。
それを避けるために拡大解釈のレンズを用意し、また逆に魔力分解によって本来性能から外れた力をも行使できる。
現在21本が実践しようされ、試験機7本が予備として保管されている。
**封印式
現在魔法式161種が指定されている大陸規模に影響を与える魔法。
多くが大量破壊、殺戮を可能とする魔法でありティクト人には発動、制御共に不可能であるはずの強大な力である。
それでなお発動させるために魔法自身が魔力を自足させて自身を維持させる半永久機構が組まれたために実現してしまった、封じるべき邪悪な存在であるとされる。
半永久機構は魔力を周囲から簒奪して効果を単独で発揮させ続けるが肥大化した維持魔力が補給魔力を下回った時点で自壊して停止する。
封印式の種類によってバラつきが強いが、平均値では大陸一つ分が魔法の効力下になり、その内爆心地から14%が魔力分解で消失すると予測されている。
魔法自体の効力よりもこの消失現象を避ける意味合いが強い。
**概念武装
''概念''と呼ばれる、大勢の共通認識、共通知識が上層で形を得て下層に作用する現象''概念加護''を人造で作り、制御した武装を指す名称。
''概念核''を内蔵し、概念核は内部に特定の虚子だけで満たすことで外部からの干渉されずに概念の必要条件を満たすため作られた。
概念武装は神具の模倣として製造されたが、神具が上層生命体を通じて虚体法則へのアクセス権で''現実の上書きをする''のに対し概念武装は概念加護によって''効果を付与''させている。
結果として近いが、代入である神具と、加算である概念加護では過程が異なる。
''二合複合六段大剣''
シャクサ・セレト・レイバーヌの所持する概念武装の一つ、主武装として使われる全長2.3m、刃渡り1.9m、幅0.5mの大剣状の武器。
当時の最新鋭技術の集大成であり、6種類の駆動形態、多段式の解放機構を有し幅広い状況に対応できる。
後世より、過去の竜の時代に名をはせた8体の竜、八竜帝になぞらえたティクトで最強と言われる8つの武装のあだ名《竜帝》において三番目の《三号竜帝》と呼ばれることもある。
使用された技術は開発されたばかりの概念武装と、神具の欠片、大口径レールガンなど多岐に渡り戦術において万能に近い性能を誇る。
二合複合六段大剣は6種の駆動を自由に選択し起動、停止でき形状と効力を変えながら多くの場面でその力を示した。
・第一駆動、二つある概念武装の一つ、''触れた対象に定義される存在を全方位より打撃''する圧壊、殴殺の概念武装。
・第二駆動、神具パーブリオン・ゼッセの欠片より抽出された''触れた魔法を無効、霧散''させるディスペルの権能。
・第三駆動、二つある概念武装の一つ、''攻撃が到達するまで無限に範囲を拡張する''絶対必当の拡張概念。
・第四駆動、刀身を二つに割って砲身と組み替える大口径レールガン砲。
・第五駆動、第四駆動からの発展駆動する''竜気砲''。
・第六駆動、概念武装ガンウォレットと接続し行う複合概念武装のテストケース、ガンウォレットの概念を補強して使用できる。
ただし六種駆動全てが非常に燃料効率が悪くまた多数の機能を付けたことで肥大化、燃料槽を付属することも難しく常に燃料不足との闘いとなりやすい諸刃ともいえる。
''ガンウォレット''
執筆中
''反転移長剣''
執筆中
**騎兵パーツと武装の一覧
クレデリア歴144年を境に普及した人型有人兵器''《騎兵》''は魂との従属切り替えにより人型兵器のデメリットの多くを克服、超過した性能により新世代の兵器として期待を寄せられる。
クレデリア政府の元開発されたテスト機体重量騎兵''viz05''、軽量騎兵''as-1''、中量騎兵''fag.B''の図面と使用技術の販売がなされティクト各地での開発競争が行われる。近代にてもっとも旺盛な軍事業界に、同規格に沿うことで他社パーツ、武装の搭載が可能など汎用性を広め要因でもある。
主な構成区分として、機体コア、機体パーツ、追加装備である。
コアパーツは現在でも多くがブラックボックスで、クレデリア国内のとある機関の独占技術であり直営の販売網から各社が卸、パーツとの素体一式として販売されている。模倣コアもあるがオリジナルに比べジェネレータ接続が不完全で出力が7割までしか出せないほか不備が多い。そのほかコアパーツと搭乗部は隣接し、傭兵たちの識別もコアパーツにより行われコアに機体名を付けるのが一般的。
部位の胴体コアではコアに各社がフレーム、ジェネレータ、座席などの外付けしたものを指し、ジェネレータ周辺は多くの種類が作成されている。
胴体コアのジェネレータから魔力供給管を大小伸ばし各パーツとつなげることで動力源として使用している。供給先への本比率は最高出力に直結し、騎兵の必要最小限の190~230本から余剰分をどう割り振るかで同パーツでも最終的な性能は変化する。
直径3cmの大管と1cm小管が規定としてあり増やせる本数も大小でそれぞれ差異がある。
全配管を大管で構成させることもできるが微調整が難しく、フレーム負荷もあるため正気の沙汰ではない。
騎兵を構成する分割可能なパーツは頭部、両肩、両椀、胴体コア、股関節、両足、背面バックパックの10種のパーツに分けられる。ただし生産企業、シリーズによっては装甲干渉などで接続不可なものもある。
接続部も工夫することでパーツの増減が出来、必ずしも上記のパーツ構成をしているわけではないが基本的な一式素体はそれらで構成される。
***機体コアの一覧
''アポルオン・セントラム''
クレデリア国軍製、国営軍事工房ラウム・レッセスロードン製6世代騎兵、asシリーズの高機動派生as-Cの特注コア。
各部スラスターへの魔力配管を二層追加し計16本の補給管で移動性能へ魔力出力を割いた急接近と高速回避メインの軽量機体コア。
魔力配管は通常重量騎兵が大小全体合計264本にたいし合計276本、スラスター周辺では大管8本から大管16本へと倍数にし瞬間出力では40%以上の供給量が増している。
フレーム装甲に物理防御の掘り込み魔法陣を背面にまで仕込み、高速化での自壊率を低下させている。
クレデリア国軍遠征機兵隊所属・小隊長/リア・エフィ・リグナ専用機兵
''トリル・テプラー''
クレデリア国軍護国機兵隊所属・遊撃隊/セルヴィン・エルトリャシカ・ヘルヴィン専用機兵
''ラーズ・アルフェン''
ケテクヴィーチェ新訂王国民間企業、明星アカクラムトゥス社製7世代騎兵、完全オリジナルのR-Lコア。
ジェネレータに自作の魔力抽出炉、魔力配管は290本の大出力重量騎兵で重量を出力任せに飛ばし、直線では高速機に並ぶ速度に達する出力を誇る。
傭兵/カムル・ドーリー専用騎兵
''リュージ・ヘン・トランド''
クレデリア国軍開発部機兵開発室所属・テスト機体/ポートラン・ライナー/コウグ・アンサン/アルテンシア・プラジール・アルセム専用機
***機体パーツの一覧
***追加装備の一覧
*上層由来の道具一覧
**純神具
上層生命体の中でも上位に位置する大聖神以上の上位生命体序列1位から14位が制作した道具を指し神具よりもより高い構成虚子量と密度、権能を有する。
ティクト製の兵器では傷一つ付けることのできない厚さ0.2ミリの濃密な魔力層が自然発生し数千年以上も存在し続ける。
また純神具に限り通常空間でも小規模であるが存在するだけで虚体空間を展開させる。
''生命の樹''
''尽きぬ鉱山''
''静寂の呼び鈴''
''英知の書''
''十三像神来館''
五大純神具の一つとして数えられる。
''神威鳴''
雷の権能を持つ刀剣。落雷や迅雷を走らせる攻防一体の神具。
**神具
''大火剣''
''天弓''
''スグナミナ・ゼイレン''
''テシオン''
''ゼムザザー''
*関連項目
・[[クレデリア共和国]]
・[[一覧の一覧]]