本項では、ファルトクノアの楽しい楽しい国内事情について随時更新する。


看板と文字

ファルトクノア共和国では、連邦文化至上主義によりデュテュスンリパーシェの系統に属する新理字の字体のみが利用を許されている。例えば、そんなところでユーナリアやロライヘル文字を使った場合、刑罰を受けることになっている。次のような話が、まことしやかに本国では伝えられている。

 あるユーゲ人の商人が店を開いたところ、ファルトクノア警察省の憲兵が店主を怒鳴りつけた。
「おい、お前、このファルトクノアの地で有字などを店頭に書くとは何を考えているのか。早く書き換えなさい。」
 商人は答えて言うに、
「なるほど、分りました。今すぐに書き換えてしんぜましょう。」
数分してでてきた看板は旧有字で書かれていた。
 憲兵は、遂に怒って店主を蜂の巣にしてしまった。