マーカスの歴史とは、マーカス連邦が成立するまでのマーカス宙域における動乱を含めた、マーカス連邦の歴史についての記事である。



前エルミア時代

 現在のノートック1の連邦加盟国、クファーズ民主共和国で後のマーカス連邦の著名な人物ゼクルース・ウォーラー・ニッテンが生まれる。当時はまだヒューマノイドである。
 当時のクファーズでは国家事業として機械工学への注力がされており、電子情報時代を迎える。電子半導体産業の著しい進歩が見られ、クファーズ民主共和国の成人の60%が工学産業に従事していたとされており、凄まじい規模のイノベーションが起こっていたことを示唆している。
 この頃、そういった産業に従事していたニッテンもまた、国内インフラの充実と国力増強のためには電子工学は不可欠であるという確信を抱くようになる。

エルミア時代


諸国の動揺

 1538年、エルミア帝国のゲルデン併合。ノートック(マーカスの星系)の人々は、エルミア帝国がゲルデン連合を打ち破る姿を見て動揺し社会は不安状態に陥った。マーカス宙域のいくつかの国家では極右政党が実権を握り、また共産主義革命で軍国主義化するなどしてこれに対抗しようとした。
 政治家に転身したニッテンは強硬保守派の強国団結党の党員として各地の機関紙に寄稿するなどしていたが、周辺諸国はそれぞれの利権対立でお互いに牽制しあっている状態であり、密かに構想していた連邦形成の理念は周囲の人からは無謀で無策な考えだと思われていたと後に語っている。
 1539年、ノートック2の強権的な小国テルティック国は核融合爆弾実験の失敗で国土の96%が居住不可区域となる甚大な被害を受け、各国に衝撃が走った。この事件をきっかけに各国は融和的団結へと舵を切ることになる。しかし、この一連の事故はマーカス連邦国立情報局の機密情報によれば、「連邦形成構想」を掲げていたニッテンを含めた秘密工作員数名によるマッチポンプであったと言われている。

ニッテンの大躍進

 さらに同年、ニッテンは強国団結党の党員であったにも関わらず、選挙の大逆転劇を勝ち抜き、クファーズ民主共和国大統領に大抜擢された。
 予定通り、ニッテンはゲルデン連合に倣いマーカス連邦を結成することを強く訴えた。しかし、野党や国民からは「ゲルデンの二の舞になるのではないか」という懸念を示した。一部では反対集会デモや軍部による暗殺計画が企てられるなど、ニッテンは窮地に立たされた。
 しかしながら、ニッテンは自身の主張である「技術強国論」を唱え続けた。それはつまり、次のようなものであった。
 「エルミア帝国に真の強さは集中された生産システムとそれを支える資源、そしてそれを有効に活用することができるテクノロジーにある。我々はこれらが何一つ統一されていないばかりか、それらの優劣を競って対立を続けているではないか。我々に必要なのは、利害を無視した合理的な"統一規格"なのである。すなわち、資源だらけの国や、テクノロジーしかない国、あるいは工場はあるが原料のない国が、それぞれの利害でモノを語っているうちは、団結することもできず、そして一つずつスムーティスを摘むように我々はエルミア帝国に食い殺さてしまうのである」ということであった。
 度重なる演説に人々は感銘を受け、ダークト・ヤ・ニッテン運動(「ニッテンに力を」運動、マーカス語DARX YE NICTEN)が巻き起こった。また、軍国主義国の筆頭であるアルアック国、コートン公国の指導者たちや各地の有力者たちもこの意見に賛同し、ニッテンとの協力関係を宣言した。この背景には、ニッテンの辛抱強い交渉があったと言われている。また、それに賛同しない一部の有力者は失脚、時には暗殺や暴行等を受けて瀕死になるなどして国民と権力者が一体となって封殺した。

マーカス連邦の成立

 1640年、マーカス連邦成立。国民投票によりゼクルース・ウォーラー・ニッテンは連邦大統領に任命される。彼が最初に着手したのは、連邦工業改革法の成立であった。
 しかし、連邦工業改革法への着手は連邦首相テルティック・ゴスウォント・コムサルの批判を招いた。コムサルはエルミア帝国への脅威から今すぐにでも軍拡を急ぐべきであると主張していた。ニッテンは「我々は未来を正しく予想し、希望のある方へと向かわなければならない」と否定した。その間マーカス連邦では最小限の防衛戦力しか用意されておらず、明らかにエルミア帝国からの侵略に対応できるものではなかったため、国民はニッテン批判をすることもあった。また、このことで連邦に加盟していたリーエス人共和国の「ゴーナー民主臨時政府」が脱退を表明した。各国は新体制に疑念と不安を抱かざるを得なかった。
 しかし、マーカス連邦管理下の「連邦公社」が自律型ドロイドの量産化に成功し、国防戦力としての運用を発表すると、各国はこれを歓迎の声で迎えた。

何やってんの首相

 この時期、「エルミアに対して断固として立ち向かっていかなければならぬ!」とか言って過激な思想で暴れまわっている人たちが結構いたよ。
  • ある日、首相がそんなヤバそうな人たちに国のお金で作りまくってるドロイドを無料でプレゼントしちゃうよ。ヤバそうな人たちは「これで奴らとも戦える!」と思ったのか、国粋団という組織を結成するよ。
  • この話を聞いてニッテンくんはブチ切れた。そりゃあ怒るよね。首相を更迭、総統に就任。
  • でも国粋団の皆さんは大活躍してて、マーカスの宙域に近づいてくるエルミアの偵察隊を撃退したり鹵獲したりしまくった。
  • さすがにエルミア帝国も怒って外交官を派遣するんだけど、実際問題、エルミアはゲルデン併合で占領した惑星にパルチザンが湧いたりテロられたりして大変だったからあんまり強気には出られないんだ。
  • そんな報告を聞いてニッテンくんは首相の思惑に気づいたんだ。「国粋団を利用して鎮圧するフリを続けてれば、ウチらに構ってる暇がないから国民の支持は得られるし脅威を遠ざけることもできるのか……!」
  • 早速ニッテンくんは更迭した首相を自分の部屋に呼んでお話した。仲直りすることもできたし、首相は「オレ、裏で国粋団と交渉するからマッチポンプしようぜ」って提案してくれた。いい奴だ(やる事は汚い)。

愉快な仲間たち

  • ニッテンくんはエルミアが占領するゲルデンの反乱勢力「革命連合」とこっそり会議するチャンスに恵まれたよ。うまく仲良くなれて、一緒にエルミアを倒すことになったよ。
  • しかもその後、国粋団の人たちともこっそり会議して、「革命連合が反乱を起こしたら支援する約束になってるから、その時が来たら君たちを正式な連邦軍に招待するよ」って話をした。ついでにお金もあげた。これには国粋団の人たちもにっこりして帰っていった。

エルミアの反撃

  • 続きは後で書くよ