ここではマーカス内戦の設定を煮詰めていこうと思います。


あらすじ

 シンテーア暦1740年、マーカス内戦勃発。
 マーカス連邦の軍需産業は大戦の時代、1683年のジエール=サーヴァリア戦争、1684年のグロスクロイツ=ベリオン戦争で軍事支援をして、主にサーヴァリアやヴァルエルクなどの国々に兵士型ドロイドの輸出で空前の好景気を迎えていた。
 マーカスの数々の企業の中でも抜きん出ていたのがリヴァダー社アイローム社。この二つの企業はマーカスを代表する巨大企業でありながら、お互い同じくらいの規模だったため、長年のライバル関係であった。
 大戦景気が終了し、なんとなく不景気になっていたマーカス国内はこの二つの巨大企業の影響力が高まり、マーカス政府の影響力が低下していた。
 そんなこんなで開発に次ぐ開発を進めていた両社は、企業的思想の違いから完全に対立してしまう。
 ついに両社それぞれを支援する主権国家たちの利害も相まって、代理戦争の様相を呈していくことになっていく……。

 みたいな感じで(仮)

開戦前の国際情勢

  • レーウス連合再結成。

陣営

【リヴァダー派】
「機械は道具」派。機械の上司は人間。人間は少ないが非常に裕福
→サーヴァリア
→ジエール
→グロスクロイツ

【アイローム派】
「機械は友達」派。機械と人間は平等。人間も機械も裕福だったり貧乏だったり
→ヴァルエルク
→ニーネン=シャプチ
→ロフィルナ
→エルミア
→クレデリア

【どちらにも介入】
→ファルトクノア

【中立派】
→エルトリア

参戦理由と背景

  • ジエール
 リヴァダー社の技術を用いたコアを使って作られた戦闘ドロイドはジサ戦争でも前線に投入されていた。
 一方でジエール国内では他国の技術を用いた兵器に依存することへの懸念が持たれており、ジエールは一定の自国生物学産業の提供を条件にリヴァダー社と研究協定を結び相互投資、相互依存関係を築くことによってその懸念を解消しようとしていた。
 ジエールはリヴァダー社を支援することにより、マ―カス国内へのジエールの影響力拡大を図ろうと画策し内戦への関与を決定。また、アイローム社の影響力が拡大しロボットが一定の権限を持つことによる生物学技術の需要低下を恐れた。

  • サーヴァリア

  • エルトリア

  • ヴァルエルク

  • グロスクロイツ

  • ニーネン=シャプチ
 人工知能をタブー視していたニーネン=シャプチだったが、シンテーア暦1700年から続く技術革新はニーネン=シャプチ人民にとってAIが信用できそうなものとして見なされて始めていた。長い間禁忌とされていた人工知能研究部署が招民院に設立されたり、アンドロイド留学生の受け入れが始まった。
 当時の招民院外交官はこれら「人工知能との和解」の提案に対して、リヴァダー社は全く相手にせず完全なる門前払いだったのに対して、アイローム社は様々な“サービス”までつけてこの提案に快諾した。

  • ロフィルナ
1740年当時、海賊艦隊ゴルヴェドーラとの紛争に明け暮れていたロフィルナ連邦共同体は、外惑星艦隊・各方面艦隊を損耗し、自国の安全保障もままならぬ崩壊一歩手前の状況に陥っていた。しかしこの頃、丁度良いタイミングで使節を送り込んできたニーネン=シャプチに助けを求めるため、今紛争への連邦降下猟兵部隊の投入を決意。「機械であろうと、亜人であろうと、知性ある者を差別し道具として扱うことが許されるのであれば、力こそが正義となり、いつの日か我々も同じ立場に追い詰められることになるであろう」との声明を発し、参戦を正当化した。そしてニーネン=シャプチによる後の庇護を受けるべく、また、アイローム社との友好関係を深め、文明開化を遂げる第一歩として派兵したのである。

  • エルミア

  • クレデリア

  • ファルトクノア

国ごとの利害関係


《リヴァダー派》
  • ジエール
→得るもの:マーカス国内における影響力。人間の優位性。リヴァダー社への投資の維持。マーカス国内の生物学産業需要の維持。
→失うもの:マーカス国内における影響力。人間の優位性。リヴァダー社への投資。マーカス国内の生物学産業需要。

  • サーヴァリア
→得るもの:
→失うもの:

  • エルトリア
→得るもの:
→失うもの:

《アイローム社》
  • ニーネン=シャプチ
→得るもの:AI工学発展の可能性、国内産業の活発化、ゲルデン諸国に対する橋頭堡、マーカスとの関係改善(後々の亜人盟約派閥構想の達成)
→失うもの:AI工学発展の可能性、国際関係の孤立化

  • クレデリア
→得るもの:
→失うもの:

  • グロスクロイツ
→得るもの:
→失うもの:

  • エルミア
→得るもの:
→失うもの:

  • ロフィルナ
→得るもの:アイローム社最新のアンドロイドを製造する技術、今後の取引の拡大、ニーネンシャプチによる安全保障上の防衛抑止力の向上。
→失うもの:夥しい数のロフィルナ軍兵士、同国国内における政権支持率。

  • ヴァルエルク
→得るもの:
→失うもの:

他何か意見あります?

  • ぴすてぃるが好きです
  • マーカスのマフィアは存在する。違法パーツの取引などを生業にしている

戦後の影響

 マーカス内戦ではアイローム派が勝利した。そのため、国際情勢は「アンドロイドの感情を認め、人権を与える」という雰囲気に包まれ、旧リヴァダー派諸国は白い目で見られるようになった。しかし、色々旧アイローム派のあり方を考えさせるようなことが次々に起こり、最終的には「機械は道具でも友達でもあり、どちらとも言えない」雰囲気になってゆく。

 各国の戦後の影響は以下の通りである。

マーカス

ジエール

ニーネン=シャプチ


ロフィルナ

マーカス内戦終結後の連邦共同体はアイローム社との取引関係が成立し、人工知能に関する諸分野の飛躍的な成長を遂げていった。そしてシャグマ=ラゴン戦争までの間に多数のアンドロイドが連邦軍に志願し、瞬く間に主力の一角を占める様相となる。連邦共同体に移民した初期のアンドロイドの一部は各種の産業において高い成果を収め貴族階級となった。共同体の文化を学習した彼らアンドロイド貴族は財界の一部と結託し、意思を持たない操り人形の大量生産に向けて暗躍した。無論、雇用を奪われることに強い危機感を抱いていた当時の連邦国民や、アイローム派の有力者がそれを許すはずもなく、徐々に彼らを説得し世論誘導を促す方向で計画を立てる流れとなった。

機械奴隷が本格的に配備され始めるのは、シャグマ=ラゴン戦争末期に起こったロフィルナ内戦が終結した後で、徐々にではあるものの、確実にアンドロイド貴族の権威が高まっていく様相となる。そこから、ファルトクノア内戦終結までの間に復興を遂げた連邦共同体政府は、福祉と防衛戦力向上の両立に重点をおきつつ、更なる経済成長を促した。その間にも多大な成果を収めたアンドロイド貴族は次第に自らが体制の頂点に立つことを考え始める。彼らの増長を恐れた連邦政府は、政財界において反アンドロイド派の貴族を糾合し彼ら人工知能との間で神経戦の様相を呈するようになった。かつて機械の人権を掲げて参戦した連邦共同体は皮肉にもアンドロイド貴族による体制転覆の危機に晒されるようになり、混沌とした様相を呈する結果となる。

関連項目