ジエールの政党政治は三大政党制をとっており、それぞれ統一管理機構(黒派)、秩序連盟(白派)、人民連合(藍派)である。
 ジエール各国の議会は必ずこの三つの党派に分けられており、その中でそれぞれ小さな派閥を作ることはできても、現在の憲法では新しい政党を作ることはできない。



成り立ち

 政党政治は元シンテーア首相、アオン・シオン・ヴェードが一党独裁による汚職や腐敗の対抗策として始めた。
 管理主義思想は大きく3つに分けられ、それぞれ正解はなく、世界情勢により、どの思想を基礎として政治をするかは選べるようにするべきである、というアオン首相の提案から政党税時ははじめられた。
 アオン首相は、ゴールは世界管理主義革命としたうえで、管理主義の地盤を盤石にするために、世界情勢に合わせて思想を選択することは必要で、それは後退ではなく管理主義の強化であるとした。
 憲法では各政党は大本の管理主義に背くことはできないと明記されている。そのため、各政党ごとに政策は若干異なるが、管理主義の大枠をはみ出ることはない。他国の政党政治のように、激しい対立をしているわけではなく、政党間の交流は活発である。また、世界情勢を見据えてあえて適切な政党に政権を明け渡すなどといったこともありえ、ジエールの政党政治は分業であるともいえる。
 これにより、理論上、無意味な脚の引っ張り合いを抑制し、政治の停滞を回避することを可能としている。が、逆に言うと不正を暴きにくくなっている。

政党

統一管理機構

 統一管理機構の政策は戦略的管理主義を基盤にする国家主義であり、国際関係におけるジエールの優位性を求める。また、国防費の強化や、兵器関連の研究の推奨などを行う。
 統一管理機構は戦争の危機が迫ると支持率が上がる傾向にある。また、統一管理機構はジエールの経済力の国際的優位性向上にも力を入れている。しかし、市民の生活に関してあまり言及しないためか、低レベル地区では支持率が低い。

特徴

  • 戦略的外交
  • 理系研究重視
  • どちらかといえば理系重視

秩序連盟

 秩序連盟の政策は国際協調と世界平和、世界管理主義革命思想を基盤にしている。秩序連盟は国際管理主義革命組織、管理主義ウヴァムシュヴェードへの支援額が各政党の中でトップである。
 高レベル地区では秩序連盟は平常時に支持率が高く、世界的景気が良ければ良いほど支持率が伸びる傾向にある。

特徴

  • 協調的外国
  • 管理主義の国際的影響力重視
  • 理系・文系研究双方のバランスを重視


人民連合

 人民連合の政策実践的管理主義を基盤とし、国民重視の福祉政策と食料自給率の向上を目標としている。人民連合は国防費を削減し、食料や生活必需品などの生産を増加させ、国際経済におけるジエールの独立性を高め、他国に頼らないジエールを目指す。
 高レベル地区での支持率は低く、人民連合が最高委員会を組むことは少ないが、巨大災害時に与党になる時がある。また、低レベル地区での支持率は高く、内閣を形成しやすい。

特徴

  • 国内重視
  • 人民の幸福度重視
  • 一国管理主義
  • 文系研究重視

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最終更新:2020年09月03日 12:40