発音 |
[ˈmɐɚkəs.wɪˈktɪk̚] |
話される国 |
マーカス連邦 アポラ星系国際連盟 |
話者数 |
100億人以上[要出典] |
言語系統 |
・リーエス超語族 ・ロトン・マーカス語族 ・ノートック語派 ・マーカス語 |
表記体系 |
アムード文字 |
公的地位 |
公用語 |
マーカス連邦 アポラ星系国際連盟? |
統制機関 |
マーカス連邦国語院 |
マーカス語(マーカス語:
MARKAS-WIXICK)とは、リーエス超語族、マーカス語族、ノートック語派に属する言語である。話者人口は100億人程度かそれ以上と言われる。
マーカス連邦の公用語であり、ネイティブスピーカーの大多数はマーカス民族(マーカス人)である。一部、アポラ人の母語話者が存在するものの、アポラ人の大半は第二ないし第三外国語として話す者がいると見られている。
国際社会での影響力を持つ
ドルムント共和国や
ジエール帝国連邦、あるいは介入や拡張を繰り返した
ヴァルエルク共和国などとは異なり、歴史的には公用語に指定しているマーカス連邦が過度の介入や拡張に消極的だったため、
ドルムント語や
エミュンス語、
ヴァルエルク語ほどの世界語としての地位はなく、マーカス民族とその周辺国家が使うのみに留まっている。一方で、マーカス語の語彙は機械製品や高度ロボティクス技術、IT用語などで広く使われ、多くの共通専門語彙が取り入れられている。
概要
マーカス(マーカス語:
MARKAS)という語の由来はノートック1中世初期の宗教書の文献で初めて登場した語に由来し、古マーカス語では「
神の信託を受けた者」である
?????の派生語である。
その後、マーカス連邦の発達と植民により各惑星に広がった。一部では先住民の言語の影響を受け、マーカス・クレオールや方言化したものもある。
超民族仮説によれば、古代リーエス人の末裔であると言われており、
リーエス連邦の公用語、
リーエン語、
トロアン語、
サルルフィア語と比較的近縁である。最もマーカス語に近い言語と考えられているものは
ロトン語である。
また、マーカス語のアムード文字はロトン・マーカス祖語共通文字から派生した文字である。かつてのロトン・マーカス祖語共通文字やロトン語の筆記に用いられる
アムルド(ロトン語:
amuldo)には大文字と小文字の対立があるものの、マーカス語のアムード文字は全ての小文字を失ったため全ての単語を大文字で筆記する。そのため、ラテン字転写する場合も大文字のみで表記することが一般的である。
音韻
マーカス語はリーエス超語族の中では最もリーエス祖語の形を残した言語であると言える。しかし、音韻面ではいくらかの変化が見られ、近い綴りや似た綴りにも関わらず異なった読みをするものが多い。
母音
左側には短母音を、右側には長母音を列挙する。
転 写 |
発 音 |
注 釈 |
|
転 写 |
発 音 |
注 釈 |
A |
[a], [ɐ] |
狭母音寄りに発音しても母語話者は理解できる |
|
IR AR |
[ɐɚ] |
アポラ人話者は[ir],[ar]と発音する傾向にある |
O |
[o], [u] |
国文法ではR,CKの前では[o]になるとあるが、現代マーカス人は区別せず[u]と発音する |
|
EI |
[eː] |
|
U |
[o], [u] |
国文法ではT,D,Z,Lの前では[u]になるとあるが、現代マーカスは区別せず[o]と発音する |
|
AI |
[eɪ] |
|
E |
[ə] |
単語や地域によっては[ɜ]とも |
|
EU |
[iː] |
祖語では[eu]と発音していたとされる |
IE |
[e] |
一部方言では長母音[eː]となることもある |
|
EO |
[ɑ] |
現代マーカス語ではほぼ消滅した |
I |
[i] |
|
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OU OO |
[uː] |
|
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|
|
AU UU |
[oː] |
|
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|
|
OR |
[uɚ] |
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子音
後で書きます
文法
語順
基本SOVであり、語順の制約は比較的寛容。ただし、形容詞が修飾する存在動詞文は必ずSVO語順にしなければならない。
前置詞
前置詞を置くことで格を表す。下の表以外にも分離子をつけることで様々な意味を持つ分離前置詞を作ることもある(未実装)。
前置詞はアポストロフィで対象の名詞に繋げる。
前置詞 |
現在 |
過去 |
役割 |
主格 |
- |
G |
他動詞文の主語 |
自主格 |
LE , L |
GLE |
自動詞文の主語 |
呼格 |
KAU |
KAUG |
命令文の主語。他にも実装予定 |
対格 |
ZE , Z |
GZE |
直接目的語。方向を示さない目的語 |
第一与格 |
CE , C |
CEG |
方向を示す目的語 |
第二与格 |
VE , V |
KVE |
方向を示す目的語 |
修飾格 |
RE |
RE |
形容詞、副詞の修飾を表す前置詞 |
主格の例:「私は人間である」
AIJ Z'ISTAL WUR.
対格の例:「それは星だ」
EZ Z'IELT WUR.
名詞の性による動詞変化
名詞の種類が生物か生物でないかによって動詞の語尾の形が変化する。
時制 |
生物 |
無生物 |
現在 |
- |
-TEM |
過去 |
-GAT |
-GAM |
例:「」
関連項目
最終更新:2019年03月07日 18:53