クレデリア虚体研究局(クレデリアきょたいけんきゅうきょく)とは、クレデリア共和国国営の虚体理論、虚体技術の専用研究機関である。
ただしクレデリアの存在する空間ティクトは距腿空間内部に存在するために、その研究内容はあらゆる分野を含む総合研究機関として考えても問題はない。

組織構造

虚体研究局は最高責任者の研究局局長と補佐を行う二人の研究局副局長の三名を頂点に7つの部門を持つ。
虚体研究局そのものを管理する中央(法務部門、運営部門)。
実際に研究を行う実働(虚体理論部門、魔法部門、虚体武装部門)。
情報整理や分類化、管理を行う情報(分類化部門、封印式部門)。

法務部門

外部組織や政府との窓口となる部門。物資や場所の管理など主に物流や権利面を担っており法務部門が研究を行うことはない。副研究局副局長二名はこの部署に属する。

運営部門

外部関係を担う法務部門とは逆に内部を管理を行う部門。法務部門と運営部門を合わせて中央部門または中央と呼ばれる。
法務部門と関係が深く、ほぼ同一であるが内向きか外向きかで名称が分けられている。
主な業務は魔法アイテム管理や試験エリア内部調整など実験の道具や虚体研究局の人事を担っている。法務部門と同じく研究は行わない。また研究局局長はこの部署に所属する。

虚体理論部門

空間ティクトの属する虚体空間の法則、虚体理論の解明を行う部門。虚体研究局の本質的な部署であるが物質的な成果はあまり現れないので若干マイナーな部署でもある。
だが研究内容は他部署よりも大規模で根本的要素ゆえに多大な予算が掛けられている。

魔法部門

一般的な虚体技術の中で、虚体魔法技術を主に研究する部門。生活や兵器開発などのあらゆる技術には魔法が使用されており、魔法研究こそが虚体研究局の中核で最大規模の部門となる。
研究のより細かい活動は新たな魔法の考案と、既存魔法の改良、復元などがある。

虚体武装部門

虚体技術を用いた武装の設計、試作を行う部門。比較的非戦主義を執るクレデリアだが天体ティクト内で現在の地位を獲得し、現在に至るまで武力による侵略と抑止力は必要不可欠な要素であった。
その為にクレデリアは兵器開発についてはそれなりに費用と人材を注いでいる。
しかし虚体武装部門の実情では試験の際に大きな被害やコストが発生する大型研究の場所となっており実践的兵器は現在あまり研究されていない。

分類化部門

発見、申請された魔法や魔法の使用者のカテゴリー分け、ランク分けを行う部門。既存魔法を危険度や有用性からカテゴライズとアーカイブ化を目的とする。
データ管理された魔法情報のアクセス端末の管理も行っており別名書庫や司書と呼ばれる。封印式部門の持つ書庫と分けるためにどちらかが大書庫、小書庫と呼び分けられるがどちらが大小かは意見が分かれている。
危険度の低い魔法のみを扱うため虚体研究局の中でもっとも小規模な部署。

封印式部門

天体ティクトにおいて修復不可能な被害、大陸級の損害などを生む危険性Dクラス魔法の認定と、該当魔法の運用を規制する部門。研究局で製造された魔法の場合はそのまま封印式部門に持ち込まれ、外部で発見された場合は製造者を拘束し情報封鎖を行う。
全ての封印式認定された魔法の式が記録された書庫を持ち、国軍によって防衛されている。
また研究局内部でも情報規制がされており書庫の位置情報は部門長と一部の特別職務の者だけしか知られていない。

研究内容一覧

研究番号割り振りの内容。
  • 4XX
虚体研究局の設立以前、クレデリア商会魔法部隊が行っていた研究記録。
  • 10XX
動物を使用した改造、複製などを用いた研究計画。
  • 20XX
人間を使用した改造、複製などを用いた研究計画。
  • 30XX
魔物や竜種など高い魔力を持つ上位種族を用いた研究実験。
  • 31XX
神や精霊に関係する研究実験。

433研究記録

第一次ティクト防衛戦で捕縛した血統種の交配実験。

2018計画

正式名称魔人計画、後に魔法少女計画に改名。
神具の欠片を用いた神具融合実験。

3015計画

正式名称人工安定帯生成実験。

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最終更新:2019年02月23日 04:02