惑星レーウスのネットワークは9つの階層で構成されており、レーウス星内に存在する国家の国民がアクセス可能である。

第0階層(ホワイトゾーン)

 制限がなく誰でも閲覧できるネットワーク。
国ごとにエリアがあるが、検索エンジンで検索可能で、基本的にどの国からも閲覧可能。
 一部情報規制がかなり厳しい国からは、自国のエリアのみが閲覧可能となっており、他のエリアは閲覧できない。

第1階層(グレーゾーン)

 国ごとに制限があるが、その国のエリアにいれば閲覧できるネットワーク。
 一部の国で情報規制の対象となっているが、それ以外の国であれば問題なく検索エンジンからも検索可能。
過激な政治的内容、ポルノ関連など一部の国で非合法な情報が含まれる。
 1800年代以降、一部空間には仮想現実空間が設けられ、意識電脳接続などの技術により、仮想現実につなげばエリア内の人間と交流することができる。

第2階層(セキリュティーゾーン)

 検索エンジンから検索できず、知っているものが直接URLを打ち込まなければ進入できない独立空間。進入後もパスワードなどを求められる場合が多い。
 企業や団体の情報保管庫などの用途で使用されている。
 また、仮想現実エリアでは電脳風俗などが独自のセキュリティーゾーンを設け営業している。

第3階層(シャドーゾーン)

 進入するには匿名化ソフトが必要。
過去に非合法な情報が蔓延していたが、連合会議で「ネットワーク協定(インターネットの国際法)」が締結されると、各政府からの掃討を受ける。現在そのほとんどが合法的またはグレーな情報であり、廃墟ゾーンとなりつつある。仮想現実エリアは閉鎖されているが、何らかの手段を用いると進入できるらしい。
 通常の国家の諜報機関は、ここに独立した空間を設立し、さらなるセキュリティを施したうえでサイバー拠点にしていることが多い。

第4階層(ダークゾーン)

 進入するには「ディガイナ」と名乗る集団が発表した高度匿名化ソフトが必要。彼らは「真の情報の自由化」を目指して日々匿名化ソフトをアップデートしている。
 一方でセキュリティの保証がなく、接続は完全に自己責任。
 情報規制のしかれた国から外部の情報を得たり、政府機関からの内部告発など、情報の自由化を実現している半面、犯罪やダークマーケットの温床となっている。
 一部エリアには仮想現実空間が設けられている。秘密結社やシンジケートの構成員が多く、バックに国家が付いているホワイトハッカーも少ないが潜入している。一部では抗争も見られる。

第5階層(監視者のエリア)

 高度匿名化ソフトを使用しダークゾーンに進入したうえで、ごく一部の人間のみが知るコードを使用し進入する。
 ダークゾーンを監視、制御するために作られたゾーン。ジエールの諜報機関イェーネンイェーの根拠地があり、むやみに進入すると即座に排除される。
 ディガイナ中枢部のアジトが同ゾーンの別エリアにあるとされている。

第6階層(支配者のエリア)

 高度匿名化ソフトを使用しダークゾーンに進入したうえで、第5階層とは別の経路で進入できる。進入には一部の人間のみが知るコードを使用し、何度も秘密経路をたどることで進入できる。
 仮想現実空間も存在し、一部情報強者のみが進入できる。大宇宙フリーメーソンの拠点(?)
 コードや空間は定期的に変更される。

第7階層(不可侵のゾーン)

 通常のコンピューターからは進入不可能。
 国家級のスーパーコンピューターを使用してのみ進入可能で、セキュリティーゾーン同様に独立した空間である。一部の情報強国のみしか維持することができない。
 国家の最高機密級の情報が保管され、処理されている。外部からの侵入は非常に困難である。

第8階層(???)

 某国の諜報機関により存在が示唆されているが、誰も詳細を知らない。都市伝説とされる場合が多い。宇宙の外につながっているとかなんとか……

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最終更新:2019年06月25日 01:09
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