エレニエはシンテーアの国花であり、シンテーア文化に深く関係する花である。開花季節は秋。
栽培
エレニエは1つの球根から2本の花ができる。また、低確率で1本のものや、3本以上のものがある。
エレニエは種子を残さず、分球することで繁殖する。
啓教思想
シンテーア神話では人はエレニエが人に変身して生まれたとされているため、シンテーア人の魂を表すとされる。
エレニエの開花は輪廻を表すとされ、何度枯れても同じところに咲き誇るエレニエの球根はシンテーアの魂を体現している。
また、1つの球根から2本の花が咲く姿は、伴侶文化と関連づけされている。
3本以上の花が咲くエレニエは皇帝エレニエとよばれ、見つけると幸運が訪れるとされる。
啓蒙式の葬儀の際には1本のエレニエ(後追いがあった場合には2本)が他の花と一緒に壇上に捧げられる。これは死者の生命を表している。
葬儀においては、より藍色に近いエレニエがメンツがあるとされ、濃い色のエレニエが捧げられる。若くして亡くなった者の葬儀には意図的に青いエレニエが捧げられることが多い。
習慣
アースのヒガンバナとは異なり、毒性がないものの、エレニエを摘んではいけないとされている。移動の際には球根ごと移動させる。
エレニエを踏みつけると誰かが怪我をするという迷信がある。
葬儀で用いられる花ではあるものの、エレニエの季節になると花見が行われる。この花見は伴侶間で行われ、子供はお留守番である。
1本エレニエを他の1本エレニエの付近に植え替えてあげると幸せになれる。
伴侶の中には、1組のエレニエを自分たちに見立て育てる場合がある。破局時に一本を折って呪う方法がある。
品種
- 大エレニエ - 花が大きいエレニエ、葬儀に使われがち
- 多輪のエレニエ - 皇帝エレニエの品種改良品で、4本以上の花が咲く。複婚化の進む現代では増加傾向にある。
関連項目
最終更新:2019年09月24日 13:29