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 ニーネン=シャプチの領有居住星一覧とは、ニーネン=シャプチの領有する一般市民が居住可能な施設を含む有人天体として登録されているものの一覧である。


概要


一覧

チャグマ=ダプラ星系

チャグマ=ダプラ

 チャグマ=ダプラ(檀語:chagma-dapra)はニーネン=シャプチの母星。イェシュート文明(ニーネン=シャプチ文明)の発祥の地であり、同文明によって栄えた惑星である。チャグマ=ダプラでは未だに数多くの建造物が各地で見られる。
 ハビタブルゾーン内のやや外側に位置しているが、温室効果ガスの濃度が高いため気温はさほど低くなく、気候はやや寒冷。一つの巨大な大陸が広がり、大草原と砂漠、湿地が特徴的な平坦な地形になっている。一部の島嶼を除いて熱帯性気候は見られない。一つの巨大な大陸で文明が栄えたため、陸続きで、古来より戦乱が絶えなかった。
 ニーネン=シャプチのガールン暦はチャグマ=ダプラの軌道を元に作成されたものである。
 衛星はベシパとプダージ。どちらもダン=ラ=ハン時代に開拓されたため、古風な開拓文化を残す。

ベシパ

 ベシパ(ヴェシパ、檀語:beshpa)はチャグマ=ダプラの第一衛星。チャグマ=ダプラにはベシパの他にプダージという衛星がある。また、ベシパとプダージを併せてジェジーク(檀語:jeschi^k)と言う。
 ベシパは、イェシュート文明の開拓前には大量の二酸化炭素で構成された大気が広がっていた。そのため温室効果が高く、太陽までの距離がチャグマ=ダプラチャグマ=ダプラとほぼ同じにも関わらず地表の温度が180℃近くあった。
 ダン=ラ=ハン帝国の開拓殖民政策によって初めて「藍藻爆弾」を用いたテラフォーミングされた居住星。優れた環境操作により、現在でも緑豊かな自然が見られる。殖民計画の影響で、衛星内のほとんどをセタウ人やパハニヴィエ=ネグエ世界人などのスューグ系以外の人種が占める。産業は農業や商業、民生研究機関の中心地として栄えている。
 イェシュート文明はベシパとプダージ、あるいは母星のチャグマ=ダプラに対して、宗教的に強い意味合いを与えて信仰していた。特に原始拝男教においてはベシパは恐ろしくも偉大な存在として崇められていた経緯があり、古代スモラヌンプラエ教始祖神話の「赤いベシパの夜」はその名残である。
 日本語表記では、「ベシパ」と「ヴェシパ」のゆらぎがある。音韻上は/v/だがアルファベット転写や文字としては/b/なので、どちらで表記するのも厳密に間違いとは言えない。

プダージ

 プダージ(プタージ、檀語:pda^j)はチャグマ=ダプラの第二衛星。 チャグマ=ダプラ自転のちょうど半分の公転周期を持つため、プダージではチャグマ=ダプラの周りを二周する度に1プダージ日経過する。また、プダージの自転はチャグマ=ダプラと同期回転しているため、チャグマ=ダプラからプダージの反対側を観察することはできない。
 プダージは、イェシュート文明の開拓前は微量の二酸化炭素の窒素の大気が薄く広がり、地中は大量の氷塊で埋め尽くされていたが、開拓後にはその20%が溶出し大小300万の地底湖が広がっている。氷塊溶出の影響が現在でも続いており、ダン=ラ=ハン帝国による開拓から現在まで地下空洞の落盤による地震が発生している。
 ダン=ラ=ハン帝国の宇宙進出時代で最初に開拓された居住星である。しかし前述の落盤や未発達のテラフォーミング技術により、入植が難航。さらにはプダージのロッシュ崩壊騒動で国内の不安や人民の不満が高まり、シャプチ革命を起こす遠因にもなった。シャプチ革命ではプダージの軌道上でタイユ=ウェグナ軍とダン=ラ=ハン帝国軍がイェシュート文明初の大規模宇宙艦隊戦「プダージ星戦」が行われ、膨大な数のスペースデブリが撒き散らされた。また、陸上戦闘も数多く行われたため、31年の間渡航不能状態、加えて化学兵器や生物兵器の汚染区域などで著しく衰退した。現在でも区画の5%が進入禁止エリアに指定されているなど、戦火の爪痕が残っている。
 衛星内はシャプチ革命での重要な拠点になっていた経緯から研究機関と宗教施設が多く、招民院やタイユ=ウェグナの関連施設が点在ため、シャプチ正教徒が多く居住している居住星として知られる。かつては重工業や軍事研究機関の中心地として栄えていたが、落盤等の危険性を考慮し、現在ではそのほとんどがアハンガークに移転された。

ジャフーグ

 ジャフーグ(檀語:jafu^rr)はニーネン=シャプチの首都星。チャグマ=ダプラよりも表面積が広く、適度な湿潤気候から居住性が高く、チャグマ=ダプラよりも人口が多い。元々は地表面がほぼ氷に覆われており、大気は薄い窒素の層があるだけの惑星だった。ダン=ラ=ハン帝国時代のテラフォーミング入植政策の最終目標として設定されていたが、プダージやベシパよりも後に着手されたプロジェクトにも関わらず、ベシパよりも先に居住可能状態になったためか、大規模な入植が行われた。
 御大気候がほぼ全域を占める惑星で、六つほどある大陸は互いに連結しているか海峡を形成しており、中央に塩水性の広大な内海が広がっているのが特徴。チャグマ=ダプラと比べて丘陵地帯が多く、平地での積雪はほとんど見られない。
 他の居住星と比べてもジャフーグは人口・生産・技術のバランスが良く、そのどれもが発達している。入植の関係上、ガールン人やタルニ人などの拝男教文化圏の人種が多いが、大宇宙連合会議との接触以降、在ニーネン外国人の数も増えている。都市や大都市の数は多いが、耕作面積も確保されており、惑星内自給率は100%を超えている。ジャフーグの市民は都会人としての誇りや進歩的思想を抱く傾向があり、チャグマ=ダプラに住む市民と対立する風潮が見られる。
 衛星にアハンガークがある。

アハンガーク

 アハンガーク(檀語:ahngga^k)はジャフーグの衛星。ニーネン=シャプチで最初に独自入植が行われた居住星として知られる。プダージから移転してきた重工業や軍事施設が多く、有事の際はジャフーグを防衛するための要塞として機能するような構造になっており、地表面に露出した民間建造物がない。衛星半径が小さいため全体的に手狭で、居住区よりも産業施設が多い。
 ニーネン=シャプチでは工業や軍事研究産業の優遇政策を採っているため、関連産業に従事する労働者は高給だけでなく政府からの補助金も得られる。そのため、アハンガークは出稼ぎ外国人労働者の居住星としての一面がある。ジャフーグからは定期シャトルの運行がされており、ジャフーグから通勤する労働者も少なくない。
 アハンガークの名称はダン=ラ=ハン帝国時代のダン=ラ=ハン語やスンダクラ語の影響を受けており、現在では廃止された無声軟口蓋摩擦音/x/の名残が無声声門摩擦音/h/として現れている。そのため、ダン=ラ=ハン語話者はahangga^kと発音する場合もあり、綴りも一定ではない。

シ=ギーラム

 シ=ギーラム(シャ=ギーラム、檀語:sha-lgi^lam)はニーネン=シャプチで5番目に開拓された惑星。ニーネン=シャプチ政府の分類では「巨大惑星」とされ、最初に開拓された巨大惑星である。
 大気中は高濃度の酸素で充たされており、空が濁ったセピア色をしているため、視界が良好でない。地表面は荒涼とした風景となっていて、水が少なくほとんどが岩石に覆われている。地底には数多くの洞窟と地底海が広がっており、シェルター内に居住することで辛うじて生活ができる。


シャグマ=ラゴン星系

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