虚体空間(きょたいくうかん)とは、天体ティクトを取り囲んでいる特殊な空間のことである。ティクトには、クレデリア共和国等の国がある。虚体空間の中では、通常の空間と違った物理法則が働いている。
また虚体空間と区別するため、虚体空間の外側にある、我々が生活しているのと同じような普通の空間を、通常空間と呼ぶ。

虚体空間の性質を簡単に表すと「原理は違えど結果は同じ」 ということになる。
通常空間は分子や原子、さらに細かく見れば電子や素粒子などでできている。それに対して、虚体空間は虚子という、全く違った粒子でできている。しかしそういった原理を無視し、人の普通の視点で世界を見ると、ほとんど通常空間と同じように見えるのだ。これが、「原理は違えど結果は同じ」ということである。
ただし唯一の例外が《魔法》である。魔法は人の視点で見ても、通常空間の物理法則を超越した技術である。



上層生命体/神

ティクト人より主に神と呼ばれる高位存在。
虚体空間とは、上層生命体の集合体で構成され、体内といえる。
序列一位の上層生命体から分裂、分化したものがほとんどで彼らの自我は薄く一つの相対的な意思を共有し。
上層生命体には虚体法則を管理しており虚体法則アクセス権/権能を有する。
序列の高い上層生命体は大分類全体の改変権を持ち、逆に低い上層生命体は小分類の改変権しか持たない。
上層生命体の大きな区分として上から。
大聖神王、大聖神、大神、神、下級神、天使となる。
詩魔法による同調や、概念武装では改変権を代理執行することで法則外の力を行使できる。
上層生命体内部では管理する範囲の量で序列が決められ、上位である存在ほど優先権を持つ。

序列1位大聖神王、全能の神ゼレ

 始まりの神であり分霊である神々の統率者。下層全域を管理する。

序列2位番外の大聖神、全知の神ロル

 ヒトのプロトタイプ、誕生より全知であり「存在しない物」などの空想物がある上層全域を管理する。

法則は概念。形無き、言語、学問、感情と魂に至るまで。
彼であり彼女の内面など表現不能。
それは全生命の心内を同時に共存させた憎悪醜悪の坩堝。
相対として内面には悪意に満ちている。
善悪の拮抗など深層心理の獣欲を含めたならば及びもせぬ。
感情を司るソレは今の時まで全生命の感じた感情を内面に飼い並べる。
全知、生まれた時よりそうあれと定められそう成った存在。
全てを知るという既知の世界。
対峙する者の心情など手に取るまでもなく知覚している。
世界は退屈に過ぎているから。
けれど今一度それを紛らわす劇を執り行おう。
何千那由他と繰り返した遊戯のようにあらゆる要素を偽りなく埋め見たが。
今回には新たな相違点こそ有ればいい。
さぁ者共よ魅せてくれ、それがただ私の慰みである。
権能は全知、並行世界、未来過去全てを既知として知っているモノ。争いを起きると知って止めないモノ。
第0と言うべきヒトの神ロル。字名は根源。

序列3位第1大聖神、存在の神ブテラ

法則は分別。現実と空想を定めるもの。
物とは本、記述にて示される紙片の集合でしかない。
この瞳に映る全てが書物にしか認められず、読み手の私はそれを判別することしか行えない。
私が定める蔵書の定義とは在りと非ざりの一点のみでしなく。
偉大なる父ですら膨大な記述の集合体に過ぎない。
だが忌むべき母は私の前に姿を示した。
私は私以外の存在を初めて認識できた。
書物の海を乱す母を敬愛し、共に嫌悪する。
覗けない母こそ私を蝕む病魔に他ならず、形容しがたきその思考こそ恐れるに足りる醜悪であるから。
嗚呼忌むべき母、悪魔のような最低な母、けれど何処かで母を愛し認めている。
権能は裁定、それが現実と空想のどちらに属するかを定めるもの。あらゆる者の読者であり平等な天秤。
第1大聖神ブテラ。字名は司書。

序列4位第2大聖神、状態の神トグラ


法則は状態。命、機、魔三様を定め従えるもの。
嗚呼何故に私は人なのか
このような私と産んだのは誰であるか。
偉大なる父と、忌むべき母。
栄光の末席に居る私は人型にあり、知性を与えられた。
けれど私は命を知る、野を駆ける獣に憧れてならない。
もしこの身が単なる獣の類なれば野山を奔りただ欲望の猛ままに疾走しよう。
嗚呼何故に私は獣でないのか。この力ある身では粗雑に触れれば全て砕けてしまう。
醜態も羞恥など人の測りではなく自由な獣と成りたい。知性など根草にでもくれてやる。
今こそ疾走として駆け抜ける。
我が身に触れる全てが脆く繊細ならば、砂塵としてそれを浴びよう。
憧れていた、望んでいた、渇望していた。故に私は獣と成ろう。
権能は状態を定める事、生きる物、生きぬ者、魔に成るモノ全てを統べる王である。
第2大聖神トグラ。字名は猛獣。











序列5位第3大聖神、属性の神ゾグント


法則は属性。六色六曜の輝きである。
与えられた責務とは六角六曜の守護者。
あらゆる事象と生命に宿る六色の瞬を定める事。
等しく優劣を定め、等しく強弱を与える。
其れは平穏たるモノ、安寧の拮抗こそがその本質。
私は万物に宿る瞬きを見守り導く。
真実として私は公平たる導師、荒れ荒む多くを鎮守せしめる平和機構。
狂わねば生き行けぬ者に差す明光、救いの御手が私の責務。
万物よただ応として答え結べ。
遍く同志に平等たる愛の心を。
人は獣に有らぬから、慮りが我らの本質。
権能は6種の属性とその均衡、あらゆる事象は彼女の光を含む。
第3大聖神ゾグント。字名は淫蕩。

序列6位第4大聖神、天郷の神ラーシル


序列7位第5大聖神、太陽の神ミサイファ


序列8位第6大聖神、魔郷の神ルドセーラ


序列9位第7大聖神、地郷の神クトラシル


序列10位第8大聖神、月の神ルミダス


序列11位第9大聖神、幸運と運命の神オーラジキ

法則は絶対。定められた運命を定義するもの。
時の大河には逆らえぬ場がある。
如何なる支流も上流には必ず収束点に集まる。


序列12位第10大聖神、勝利の神ミリシルド


法則は勝利。ただ勝利すること。
私は何も成したくない。
何も成さないということだけを只成していたい。
勝敗とは湖面に映る景色の如く不確かつ移ろうモノ。
けれど生死は例外と、生きれば勝者、死ねば敗者に他ならぬ。
勝利と名付けられそう生み出された我が身であるが。
過程に数多血の海を踏み歩いた。
勝利こそ栄光の祖に賜った誇りだがそれ故に生きる勝者として死す敗者を量産した。
もはや嫌だ。
誰一人もこの身に触れないでほしい。
私は誰にも付かずただ万人の第三者として諦観したい。
私は水底に沈む遺物として闘乱を他者としてありたい。
どうか皆よ、生きる全ての未だ勝者であり続ける皆よ。
水底の深淵を観ないで欲しい、そこには私の目があるから。
ただ私は何も成したくない。
権能は自らと、自軍の勝利、そして軍と武を司る戦神。

第10大聖神ミリシルド。字名は栄華。

序列13位第11大聖神、絶望の神ジウス


序列14位第12大聖神、超属性の神ゼキリア


 単純な管理量ではもっと下に位置するが、ゼレ本体から分裂したためにこの位置に居る。

関連項目