Switchへの移植にあたって、3DS版から変更された点を記述する。
前作・今作ともこのページに記述。処理速度による変化も重要であれば記述。
大きな変更点
フレームレート増加
3DS版ではスペックの都合上、画面表示は30fps(1秒間に30枚の描画)で行われていたが、
Switch版ではスペックが大幅強化されたことを受けて、60fpsに変更された。
ぬるぬる動くGVとアキュラくんがサイコーに胸キュン。特にアキュラくんのブリッツダッシュはもはや別物と化している。
ドット絵自体には特に変更はないはずだが、60fpsになったことでかなり操作しやすくなっている。不思議。
意外と移植が大変だったらしい。
画面の縦横比変更
3DS版の16:9.6から16:9に変更され、縦幅が狭くなっている。
画面の横幅は3DS版と同じになるように設定されているため、代わりに上下部分が少し切り取られており、天井が低くなったような印象を受けるとは社長談。
ドット絵は従来と同様の縦横比なのだが、横幅が400ドットから最低1280ドットとなっており単純に整数倍できないため、3DS版の1ドットがSwitch版の3or4ドットに対応している。
ドットの縦幅も同様の対応となっているため、一部ドットは縦横に間延びしている形となり、例えばGVが顎で息をしているように見えたり、データ施設の背景の格子の太さがそろっていなかったりする。これは仕方がないことである。
HD振動に対応
GVのロックオン雷撃、アキュラくんのブリッツダッシュ、主な敵の派手な攻撃に合わせて、HD振動が発動する。
臨場感満載で楽しむことが出来る。
画面レイアウトを一新
Switch版では1画面しかないので、それに合わせて様々なUIの配置を最適化している。
高解像度化
Switch版では最低1280×720、最高1920×1080の解像度でプレイできるため、それに合わせてイベントグラフィックやノベルの文字が高解像度化されている。
Ver.1.1を適用することで、スキルカットインも高解像度化されるようになった。
ただしゲーム画面やその他もろもろは低解像度のままとなっている。仕方ないね。
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高解像度化された要素一覧 |
- イベントグラフィック。前作PC版と同じ。
- ノベルの枠・文字とキャラのサムネイル。特にキャラのサムネイルは前作PC版では低解像度のままだったので、今回が初の高解像度対応となる。
- GVのロックオン雷撃・アキュラくんのレーザーは完全高解像度化された。
- 自機・ザコ敵・中ボス・ボス・エリーゼのHPゲージと、GV編アキュラ・アキュラ編ガンヴォルトのEPゲージが高解像度化され、表示が読みやすくなった。
- グラフィックが拡大縮小・回転のエフェクトを受ける際、低解像度のグラフィックを高解像度のドットに対応させて表示するようになった。
(例:プリズムで曲がったレーザー、ライトニングスフィア、プリズムブレイク、ハイドロザッパー、ワイドサーキット、ワームホール、降リ注グ光ノ御柱、バグデスレーザー)
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高音質化
音声についても、Switchの高スペックを生かして高音質の音源を収録している。
CDの品質を超えた、いわゆるハイレゾ音源仕様となっているらしい。
追加コンテンツを全収録
Switch版は完全版という扱いのため、3DS版で配信されていた今作の追加コンテンツが全て収録されている。
ただしショベルナイトのみ、3DS版と同じくamiibo「ショベルナイト」が必要になる。
新曲「空白書板」収録
総合タイトル画面のテーマとして、モルフォの新曲が追加された。
3DS版ストライカーパックの「並行世界」は収録されていない。
3D表示には非対応
ニンテンドー3DSの目玉機能である3D表示には対応しなくなった。淫帝のせいではないので仕方ない。
画面撮影機能に対応
- Switch本体の機能である、画面撮影機能に対応している。
ゲーム中にコントローラーのキャプチャーボタンを短く押すと、好きなタイミングでスクリーンショットを撮ることができる。
ただしエンディング中など、撮影できないタイミングもある。
- Ver.1.5より、録画機能にも対応するようになった。
キャプチャーボタンを長押しすると、さかのぼって30秒以内のゲーム画面を動画として保存できる。
システム
言語設定
- Switchのゲームはリージョンフリーとなっているため、ガンヴォルトもそれに合わせて多言語に対応している。
- 前作では日本語の他に、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語に対応している。
また「英語表示+日本語音声」にも対応している。
ライブノベルの音声は、日本語・英語表示+日本語音声では日本語音声が流れ、他の言語では音声は流れない。
- 今作では日本語の他に、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語に対応している。
ライブノベルの音声はすべての言語で共通して日本語音声が流れるが、スキル詠唱については日本語以外の言語では英語表記で読まれる。
- 前作Steam版で対応していたロシア語・
韓国語は、現状Switch版では対応していない。
- Ver.1.5より前作・今作ともに、韓国語・繁体中国語にも対応した。
画面表示
- 自機のHPゲージ・SP・ブリッツ・ボスのHPゲージ・歌の曲目が小さくなった。
ボスのHPゲージは小さすぎて少し読みにくくなっているため、スキルフィニッシュのタイミングを誤らないように気をつけよう。
- スキル・ストライクソウが画面右上に表示されるようになった。OFFLINE時は表示されない。
- 今作GVのスキルショートカットがミッション中でも表示されるようになった。
- クードスボーナスの表示が右に少しずれ、ライブノベルのサムネイル表示と被らなくなった。
- 今作のクードスの表示が右に少しずれ、万の位がはっきり表示されるようになった。
- イベント中に今作のクードス表示がはみ出して表示されていた問題が修正された。
- 今作のアキュラ・GV選択画面で自機を切り替える操作が十字ボタン←→のみとなった。
ミッション選択画面
- 前作のミッション選択画面にて、ランクSSの表記方法が変わった。
クードス
- 前作にもアパシー・ティミッドが搭載された。ただしイージーモード・ハードモードではレックレス固定。
- 前作・今作とも、アパシー・ティミッドの倍率が変更された。
そのため今作ではアパシー・ティミッドでも簡単にS+が取れるようになっている。前作ではSSを取るのは難しい。
自宅
- 前作の装備開発画面・クエスト選択画面が、十字キー←→でページ送りできるようになった。
- 今作GV編の自宅のカスタマイズ画面がかなり処理落ちするようになってしまった。
- 一部装備が価格改定された。
名称 |
旧価格 |
新価格 |
ガブリエルプラグ |
2500 |
16000 |
ミカエルプラグ |
5000 (計7500) |
30000 (計46000) |
ルシファープラグ |
10000 (計17500) |
10000 (計56000) |
シアンレコード6+ モルフォレコード+ サウンドファイル6R 皇神音源ファイルR |
10 |
16000 |
アクション
- 前作でもダッシュ壁蹴りが出来るようになった。
- カメラの挙動が早くなった。ただしブリッツダッシュには相変わらず追いつかない。
- アキュラくんのホーミングレーザーの効果音が変更された。
- ロロがライブノベルの台詞を読んでいる間も、EXウェポンを切り替えるとウェポン名を読み上げるようになった。
- プラズマリフターの挙動がかなり光速くなり、特にデータ施設において扱いが難しくなってしまった。
ライブノベル
- 画面の比率が変わった影響か、ライブノベルの枠が少しだけ小さくなり、ゲーム画面の視認性への影響が少なくなった。
- 画面の比率が変わった影響か、イベント中の会話ウィンドウが横に長くなり、キャラのサムネイルが100%表示されるようになった(GVの三つ編みなど)。
- 前作でもライブノベルの濃度を変更できるようになった。ミッション中に「-」ボタンを押すたびに切り替わる。
今作においても、同様の操作でミッション中に濃度を変更できるようになっている。
- ライブノベルの音声が再生され始めるタイミングが光速くなった。ロードが光速くなった影響か。
- ライブノベルの音声がポーズ中・スキル詠唱中でもミュート状態で再生を続けるようになった。従って全体的に進行が光速くなっている。
- 一部ライブノベルの文字色が変更された。
+
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例 |
- 前作・第三海底基地
「GV…しっかりして! はやく水から上がって…!」
- 前作・トークルーム
「ELECTRIC PSYCHO エネルギー──」
- 今作・GV編ベラデン3
「GV…! 躊躇わないで…! 今のあなたなら、きっと一人で戦える… 歌は、あなたの中にある…!」
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コンフィグ
- Ver.1.2よりZL/ZRのコンフィグに対応し、ダート・EXウェポン切り替え以外の操作を割り当てることが可能になった。
イカよろしくZLでダッシュすることもできる。
ロード画面
- 3DS版では下画面右下にあったグラフィックが、Switch版ではロード画面の右下に移動した。
- 今作ではミッション開始時ロード画面が横に長くなり、さらに高解像度に対応した。
前作はPC版の16:9.6を上下を切り取ることで16:9にしており、画質が少し粗い。
- 今作のみ、ミッション中ロード画面が16:9に合わせて編集しなおされ、さらに高解像度に対応した。
前作はPC版の16:9.6のままで、画質が少し粗い。
- 今作ミッション中ロード画面の「EDEN」がなぜか一部修正された。
演出
- スキルカットインが高解像度化されたのに合わせて、スキル発動時のロード時間が長くなってしまった。
タイミング的にはこれくらいの方がちょうどいいのかもしれない。
- ボスをスキルで倒した際のクードス獲得音・ミッションをクリアした際のクードス精算音がちゃんと聞こえるようになった。
- 今作のミッションクリアのジングルが流れるタイミングが少し早くなった。
リザルト画面
- 今作GV編のリザルト画面にて、背景のGVの三つ編みがなぜか紫色になっていなかった不具合が修正された。
- 今作のリザルト画面にて、勲章の取得数によって素材獲得数が増える演出の動きが早くなった。
- 今作リザルト画面の素材獲得画面では、なぜか処理落ちが発生してしまうようになった。
エンディング
- 前作・今作のシアン役のキャスト表示が、旧芸名の「桜川めぐ」から現芸名の「櫻川めぐ」に変更された。
- 前作のイオタ役のキャスト表示が、旧芸名の「獅子丸」から現芸名の「中村卓」に変更された。
イージーモード・ハードモード・クリスマスモード
- 前作にSteam版限定のイージーモード・ハードモード・クリスマスモード2015が搭載された。
クリスマスモードはVer.1.3から有効。原作と異なりクリスマスの時期にしか開放されない。
- イージーモード・ハードモードのセーブスロットが、本編とは別に4つずつ用意されるようになった。
- イージーモードの雷撃鱗の威力が15に減少した。
- ハードモードのGVがブラックから蒼に戻された。津田さんのこだわりらしい。
- ハードモードではクエストが不可になった。一部達成できないクエストが存在するため。
チャレンジモード
- スコアアタックモードにて、コンフィグの設定やEXウェポン割り当てが引き継がれるようになった。
ただしセーブはされないためスコアアタックを離れる・ゲームを終了すると設定は消えてしまう。
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リスタートしても引き継がれる |
ミッション選択画面に戻っても引き継がれる |
引き継がれない |
GV |
コンフィグ・コマンドダッシュ |
コンフィグ・コマンドダッシュ |
スキルショートカット |
アキュラくん |
コンフィグ・コマンドダッシュ EXウェポン割り当て |
コンフィグ・コマンドダッシュ |
ホバリング |
- スコアアタックモードのミッション選択時の効果音が、出撃の効果音に変更された。
- 残念ながらオンラインランキングには対応していない。
ステージ
第三海底基地
- 窒息ダメージが少ない。
- 4枚のシャッターが水没すると自動で破壊されるようになった。
- 水没地帯最後の縦穴で、トゲ付きの天井の出っ張りが削除され、飛び越えやすくなった。
地下施設
- 処理速度が速くなったため、ザコラッシュ2で中央でライトニングスフィアを発動した場合でも、アメイジングを同時に精算できるようになった。
歓楽街
- 上下反転エリアの大半に足場が設置され、フォッ!?を起こしにくくなった。
- 小さな宝石の場所が変更された。上下反転エリアの本来のルートに設置されている。
オノゴロフロート
- メラク戦の両端のオチモフ穴がトゲに変更されており、フォッ!?しない。
データ施設
- 画面の縦幅が狭くなったため、特にアキュラ編において難易度が上昇した。
- プラズマリフターの挙動が光速くなったため、GV編で3枚目の勲章を取るのが難しくなった。
- 処理速度が速くなったため、ザコラッシュで中央でライトニングスフィアを発動した場合でも、アメイジングをスキルフィニッシュと同時に精算できるようになった。
ベラデン3
- 勲章5枚が追加された。
- GV編のロリテーラの台詞「この平和な国に生きるあなたには判らないかもしれませんが…」が削除された。
舞台がタシケント=中央アジアであるにもかかわらず、日本を「この国」と表現したことが不適切だったため。
- Switchにはマイクがないため、楽園幻奏とハミングが削除された。GV編本編でもレジデントオブエデンを使用してくる。
これに伴いGV編のシアンの一部の台詞がフラグではなくなったため、文字色が変更された。
ボス
変態のオジサン
イオタさん
カレラ殿
- 縛掌力腕のアーマー展開から掴みかかるまでのスキが短くなった。
特に今作ではグリスナと同時に襲い掛かってくるため難易度が高い。
- 今作の超重磁爆星の際に飛んでくる金属がバラバラになった。特にGVで影響が大きい。
今作の超重磁爆星の爆発四散が無敵状態を無視するようになった。アキュラくんではHP的に一撃必殺もあり得る。
エリーゼ姉妹
- ゲージ撃破後の無敵時間が短くなった。
- 前作のみ、ジェラシックゴルゴンの上下移動が遅くなった。
ただしエリーゼ2が居る場合は、こちらの振りむくタイミングとエリーゼ2の攻撃タイミングがずれるため難易度が高い。
ストラトス
- 今作のみ、ゲージ撃破時の無敵時間が短くなった。
- 前作のみ、最初の攻撃の出が早くなった。
- 前作でもデスティニーファングのオプションにHPゲージが表示されるようになった。
今作のみ、デスティニーファングの出が早くなった。
例のあの人
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ネタバレ注意 |
- ヴォルティックチェーンの当たり判定がかなり小さくなり、地上で避けやすくなった。
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ジブリールちゃん
- 天井が切り取られたせいで、アイアンメイデンの際に発生する鉄格子が画面内に100%表示されなくなった。
アスロックくん
- ビートアップアントルメのレーザーの出が早くなった。そのためジャンプするタイミングを早めなければならない。
ビートアップアントルメの両腕落下から本体落下までのスキが短くなった。素早く飛び越えなければならない。
プラズマレギオンちゃん
パンテーラ様
- 本編のみ、ファンタズマゴリアの1度目の♂突進♀拡散弾と2度目の♂突進♀拡散弾の間が少し長くなった。EXはそのまま。
難易度を下げるためと考えられるが、逆にジャンプするタイミングを間違えて被弾してしまいやすい。
ロリテーラ
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ネタバレ注意 |
- 聖杯の導きをのHP回復が強化された。アキュラくんの初期威力ホーミングショットでは回復に負けてしまう。
- Switchにはマイクがないため、楽園幻奏とハミングが削除された。GV編本編ベラデン3でもレジデントオブエデンを使用してくる。
- レジデントオブエデンのアニキの当たり判定が大きくなり、背後では避けられなくなった。
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ガンヴォルト
- ガンヴォルトがライブノベルの台詞を読んでいる間も、スキルを発動するとスキル名を読み上げるようになった。
EX凍結都市のボス
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ネタバレ注意 |
- ライトニングスフィアマンダラーのタイミングが早くなった影響で、軌道が本編と同じになった。安置が変わっているため避け方も変わる。
- ライトニングスフィアシュートマンダラーのタイミングが早くなった影響で、マンダラーが画面端まで到達しなくなった。
- スパークカリバーシュート・スパークカリバーシュートマンダラーのタイミングが早くなった。
- 日本語音声と他言語音声で攻撃のタイミングがずれるようになった。
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最終更新:2018年12月26日 00:05