魔道具の充填と魔力食い

概要

魔道具の充填と魔力食いについて。
いずれもpowerとlev(生成レベル)からrecharge_strengthを計算し、1/recharge_strengthで失敗する。
魔力食いの場合は成功したらlev(ロッド)、lev/2(杖、魔法棒)だけMPが回復する。
失敗時のペナルティは一般職と魔法専門職で別れ、一般職のほうが厳しい。

バージョン

1.1.24(spells3.c, tables.c)

魔道具の主要諸元

こちらを参照。以下の計算で用いるlevは各記事の表中の生成レベルのこと。

魔力の充填

powerの決定

充填の手段によってpowerが決まっている。

手段	power
付与、神秘領域の「魔力充填」	@のレベル*4
魔力充填の巻物	130
★灰色マント王シンゴルのクロークの発動	130

充填の成否判定と充填の実行

powerとlevからrecharge_strengthを計算する。

ロッドの場合

power > lev/2　なら　recharge_strength = (power - lev/2)/5
そうでなければ recharge_strength = 0

そして、1/recharge_strengthで充填失敗になる。尚、recharge_strength = 0 の場合は必ず失敗になる。

power * 2d3だけ残り充填ターン数が回復する。

魔法棒、杖の場合

recharge_strength = (100 + power - lev - (8*充填数))/15
但し、2本以上重なっている魔法棒では、充填数を (全充填数/本数) として計算する。
0以下になった場合は0とする。

そして、1/recharge_strengthで充填失敗になる。尚、recharge_strength = 0 の場合は必ず失敗になる。

d(1 + 対象アイテムの最大充填数 / 2) だけ充填数が増える(最大充填数を超えることもできる)。

魔法棒が2本以上重なっている場合は d(充填量 * (本数 - 1)) / 2 だけ増える。最大12。また、割り算の結果1を切ったら1。

杖が2本以上重なっている場合では充填量を重なっている本数で割る。割り算の結果1を切ったら1。

魔力食い

充填とほぼ同じ判定式を使う。

powerの決定

@のレベル*2。
サグメが魔力充填の巻物を読んだ場合、power = 130の魔力食い。

魔力食いの成否判定とMP回復

powerとlevからrecharge_strengthを計算する。

ロッドの場合

power > lev/2　なら　recharge_strength = (power - lev/2)/5
そうでなければ recharge_strength = 0

そして、1/recharge_strengthで失敗になる。尚、recharge_strength = 0 の場合は必ず失敗になる。

選択したロッドのlevだけMPが回復し、ロッドは充填中(普通に使った直後の状態)になる。

魔法棒、杖の場合

recharge_strength = (100 + power - lev)/15
但し、2本以上重なっている魔法棒では、充填数を (全充填数/本数) として計算する。
0以下になった場合は0とする。

そして、1/recharge_strengthで充填失敗になる。尚、recharge_strength = 0 の場合は必ず失敗になる。

選択した魔道具のlev/2だけMPが回復し、充填数を-1する。

失敗時のペナルティ

充填も魔力食いも失敗時のペナルティの内容は同じ。
魔法専門職と一般職で扱いが異なる。魔法専門職の方がペナルティが軽い。

魔法専門職

• 以下の職業、ユニーククラスが魔法専門職とされている。
  • メイジ、巫女(神官)、ハイ=メイジ、魔道具使い
  • 霊夢、魔理沙、パチュリー、フランドール、アリス、幽々子、藍、紫、永琳、幽香、早苗、諏訪子、白蓮、ぬえ、青娥、布都、神子、マミゾウ、正邪、サグメ、純孤、ヘカーティア、豊姫、依姫、華扇

ロッド

• 1/10で1本破損、残りは充填中になる。
• 9/10で全て充填中になる。

魔法棒

• 2/3で1本破損、残りのチャージ数は0。
• 1/3で残りチャージ数0。

杖

• 1/2で1本破損。

一般職

ロッド

• 1/3で1本破損、残りは充填中になる。
• 2/3で全て充填中になる。

魔法棒

• 1/5で全部破損。
• 4/5で1本破損、残りのチャージ数0。

杖

• 1本破損。